昼下がりの優雅な散歩に一緒に出かけませんか?
こんにちは、るみです。今日は私のお気に入りの散歩コースを特別公開しましょう。ソウルの観光スポットで外せない仁寺洞(インサドン)から、すこうし足を伸ばすと、三清洞(サムチョンドン)、昭格洞(ソギョッドン)が、みなさんを待っています。この街の魅力は何と言っても、ソウルでは探しにくい「余裕」と「静けさ」。私本当にこの街が大好きで、日曜日になれば散歩してます。見かけたら声かけてくださいねー。パワフルなソウルももちろんいいですが、お買い物もした、観光も一通りした、コリアンごはんもたらふく食べた・・・そんな方たちにスペシャルプレゼンツ、題して『昼下がりの優雅な散歩』、歩き終わる頃には、アーティスト気分になれること間違いなし??ベレー帽かぶっても許されるはず!
安国駅から
地下鉄3号線安国(アングッ)駅の2番出口を出ると、すぐに横断歩道があります。そこをわたって左に進んでください。石壁の間に見えるまっすぐな道。秋になればイチョウがきれいに色づいて、葉と葉の間から見える秋の空は本当にきれいです。このあたりには、韓屋がたくさんあります。どんどん脇の道に入ってみましょうね。
アートソンジェセンター十字路が見えてきたら、左側に大きな建物があります。アートソンジェセンターです。疲れたら1階にあるカフェでくつろいでもいいでしょう。ナイスチョイスな雑貨も置いてあります。るみが訪れたときは日本のアーチスト、草間弥生の個展が開かれていました。彼女は世界的に有名ですよね。地下1階では世界各国の映画が常に上映されています。この間は「大島渚監督特集」。日本の文化がこうやって紹介され、ソウルっ子に受け入れられているってうれしいですね。交差点をわたって右側には「正読(チョンドッ)図書館」があります。韓国の教育の歴史と制度や遺物を常設展示した「ソウル教育資料館」もあるのでついでに見ていってはいかがでしょう?タダだし、ついでさくっとね。
アートソンジェセンターの角の十字路をそのまままっすぐ進みましょう。案内板には「チベット博物館」と書いてあります。
個性的なお店
この路地には個性的なお店がぽつぽつ並んでいます。芸能人御用達の手作り帽子屋さんとか、陶器や骨董品の店もあります。ショーウィンドウを眺めるだけでも、楽しいです!
チベット博物館さて、なにやらあやしい建物が。二つの目がこちらを見つめています。案内板にあった「チベット博物館」ですね。中に入ると・・チベットの工芸品や衣服などが展示されています。チベットの仏像も何体かありました。お金を置いちゃうのはどこの国でも共通ですね(笑)。入場料は5000ウォンとやや高めですが、お茶のサービスがありますよ。チベットのものに囲まれて日の光が差し込むスペースで、お茶をいただく午後・・・この日は菊の花のお茶でした。お茶の種類は日によって変わるそうです。
三清洞ギル
道なりにいきましょう。左の角に交番が。左に曲がれば景福宮(キョンボックン)に行けますが、今日は右に曲がってみましょう。三清洞ギル(通り)には、アンティークショップ、ギャラリー、ソウルっ子の間で噂のお店がいっぱい。ギャラリーはほとんど無料ですから、面白そうなものが見えたらどんどん入ってしまいましょう!だいたいのギャラリーにはカフェがくっついています。韓国伝統茶の超有名店「ソウルで2番目においしい茶房」があるのもここ、三清洞ギル。体に効きそうな、にがーい匂いがしてきたら茶房はすぐそこに。
まだまだ続く道路、この先には三清公園と、韓国の伝統文化を楽しめる「三清閣(サムチョンガッ)」があります。散歩するのに適当な道ではないので、今日はこの辺にしておきましょう。
はあ・・・本当は素敵なお店を一つ一つ紹介したくてもじもじしてます。有名なケーキ屋さんや、パスタ屋、韓定食、スジェビ(すいとん)・・ここにはわざわざ遠くからお客さんが食べにここまでやってきます。その車で道が混んだりすることも。小さい道だからといって横断歩道のないところで渡るのは禁物。気をつけてくださいね。ちなみに、私の夢は恋人とここを散歩することなんですけど、いつも一人(涙)。ここも良かったですよ!とみなさんの報告待ってますよーー!!
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2003-02-28