アカスリとは?
アカスリ専用のタオルで体を直接擦ることによって、古くなった角質や毛穴に詰まった老廃物をきれいに取り除くこと。その際のマッサージで新陳代謝を活発にさせ、血液循環まで効果を引き出すことができ、アカスリ後のお肌は老廃物が取り除かれツルツルになります。垢の量は人それぞれですので、敏感肌の方はしすぎないように気をつけましょう。 |
どこで?
アカスリは町の銭湯(モギョッタン)や汗蒸幕、チムジルバンなどでしてもらえます。韓国の地元の人たちは知らない人同士でも垢を擦りあったり、仲間同士でアカスリする人もたくさんいます。 |
どのように?
だいたい浴場の隅っこの方アカスリ台が並んでいて、アカスリスペースとなっています。ほとんどの場合、不思議と黒い下着を身に着けているおばさん(男湯はパンツ一丁のおじさん)が担当しています。
汗蒸幕に入ってたっぷり汗をかいたら、アカスリ台へ。 |
(1)アカスリのおばさん(アジュンマ)に呼ばれるので、アカスリ台の上に寝転がります。
(2)おばさんがアカスリタオルを手にし、腕から擦られ始めます。
(3)あとはおばさんの指示の通りに体を回転させ、全身くまなく擦られます。
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最初はちょっと恥ずかしいけど、全身すべすべすっきりするためにおばちゃんにおまかせ。古い角質から垢まで、いっきに汚れを落としてしましょう。垢をゴシゴシ落とした後はオイルマッサージなどをして肌を整えます。
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<注意事項>
- 台の上に乗ったあとは、恥ずかしがらずにアジュンマの指示通りに体をゆだねましょう。
- 人によって痛みの感じ方が違うので痛い!ときは「アッパヨ(痛いです)」を言いましょう。
- 気持ちがいいときは「チョアヨ(良いよ~)」、大丈夫なレベルのときは「ケンチャナヨ(大丈夫です)」と言ってみましょう。
- 基本的にチップをあげる必要はありませんが、特別に良い思いをした場合などはあげてもいいでしょう。
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