チルソンシッタン/七星食堂

チルソンシクタン칠성식당

閉店・移転、情報の修正などの報告

映画「友ヘ」のロケ現場を訪ねよう

アンニョンハセヨ、プサンナビです。韓国映画って見たことがありますか。最近すごく人気が出てるんですよ。2年前はシュリがヒットしましたし、その後JSA(共同警備区域)もありました。昨年は韓国の映画史上最高の820万人の観客動員を記録した「チング」という映画が、今日本で「友へ」という題名で上映をされています。今回私は、この映画のロケをした食堂を訪ねてみようと思い、ムンヒョン洞にやってきました。

ムンヒョン洞には、コプチャン(ホルモン)の店が連なるコプチャンコルモッ(ホルモン通り)があります。その中にチルソンシクタンという食堂があり、日本語に訳すと七ツ星ということです。映画「チング」の中で主人公のジュンソクとサンテクが焼酎を飲みながらコプチャンを食べるシーンがありましたが、まさにこの食堂でロケをしたんです。
この店を切り盛りしているのは、64歳になるキム・スギおばあちゃんで40年間ずっとこちらで営業しているそうです。なんとこの通りに2件の店を構えているんですよ。「40年前はそんなに店はなかったんだけど、だんだん増えて今では12件ぐらいまで増えたんだよ」ってキム・スギおばあちゃんのことば。40年間この地でコプチャン一筋で生きることは大変なことなんですね。ナビも尊敬いたします。
ここのコプチャンは、豚のホルモンを使ったもので、牛であれば1人分10,000ウオンするところ、こちらでは5,000ウオンと半額で食べれます。この安さがうけてか、夕方にはたくさんの方がこの豚のコプチャンを求めてこの店に通ってきます。
こちらで使っているコプチャンは、小腸と大腸です。
※メニュー写真は取材時のものです。
ここではガスや炭火ではなく、なんと練炭の火を使ってます。今では練炭でやってる店はあまり見ませんよね。炭火より強い火力が得られるからでしょう。練炭の火に厚い鉄板を乗せ、コプチャンを乗せるとジュウーという音と共にコプチャンが焼けてゆきます。焼ける音とコプチャンが焼けて踊る姿、さらに香ばしい匂いだけで、お酒がすすむというものです。鉄板なので煙が出ないのはうれしいですよね。最後に薬味を絡ませ、出来上がりです。
小腸は、少し硬くコリコリしていて歯ざわりが最高です。日本のホルモンでも、ここまでコリコリしたのは、食べたことがありません。一方大腸はやわく噛むときれいに切れ、少し辛い薬味がコプチャンの味をさらに引き立てます。日本ではホルモンに、この様な赤い薬味をつけて食べたことがないナビにとっては少し驚きでした。本当にお酒と良く合うコプチャンです。
映画の撮影地探訪の1つとして、この食堂を訪ねて、映画の主人公になった気分で、コプチャンを食べてみるのも面白い思い出になるのではないでしょうか。。チルソン食堂からプサンナビがお送りいたしました。

記事登録日:2002-06-10

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主なメニュー

単位:ウォン

イチオシ

コッチャン

もつ

곱창

(1人前)6000

コッチャンチョンゴル

もつの寄せ鍋

곱창전골

(1人前)7000

サムギョプサル

豚の三枚肉

삼겹살

(150g)6000

コンギパッ

ご飯

공기밥

1000

ペクセジュ

百歳酒

백세주

6000

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2002-06-10

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供