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国際市場で名物中の名物、3000ウォンのスンドゥブチゲ!

アンニョンハセヨ、プサンナビです。釜山を訪れたら、必ず一度は観光客が立ち寄るという国際市場。この市場内で名物中の名物と言われる食堂があるんです!市場内では知らない人はいないと言われるほど、商人たちに認められ、開店から閉店まで一日中お客さんでいっぱいという、スンドゥブチゲで有名なトルゴレを今日は、再取材してきました。
国際市場で25年
国際市場にお店を開店したのは、今から25年前の1980年という国際市場界隈でも老舗のトルゴレ。今では知らない人がいないと言われるほど、釜山市内で有名になり、毎日、約1500人のお客さんが訪れる人気店になりました。その人気の秘訣は、スンドゥブチゲの味もさることながら、それ以上に、この値段!!物価が上昇している現在、スンドゥブチゲ一杯3,000ウォン(※料金改定<2007.10.10>)で食べれる場所は、この周辺を探してもココだけ!という魅力がポイントになっているんです。
実は、こちらのトルゴレさんでは、「創業当時から周辺のお店では到底無理と言われる激安価格で料理を提供したことがきっかけで、こんなに有名になったんだ」とはトルゴレの社長さん談。有名店、人気店になりたくて、赤字覚悟の低価格でお店を始めたんだとか。創業当時のスンドゥブチゲの値段は、600ウォン、当時スンドゥブチゲの一般的な相場が1,000ウォンだったということからもわかるように、25年前から安さをウリにしてきたんだそうです。そんなに安くして儲かるの!?というナビの質問にも、「利益は少ないけど、たくさんのお客さんがトルゴレのスンドゥブを食べたくて来てくれるので、頑張って続けるつもり。」ということでしたよ。
注文して1分!
お客さんの80%がスンドゥブチゲを注文するというだけあって、厨房ではスンドゥブが入った一人用の土鍋が並んでいます。注文と同時に脇で温め始め、ブクブクと煮えあがったまま、テーブルへ運ばれます。その時間、わずか1分足らず!一人で商売をしている人が多い市場の商人たちに人気があるのも、味、値段だけに留まらずこういった迅速さも受けている理由の一つではないでしょうか?!
まろやかな辛さのスンドゥブチゲ
見た目とっても赤いので、辛そうにみえるスンドゥブですが、辛さの中にも豆腐の甘みとスープの甘みがあり、まろやかな辛さになっています。豆腐はもちろん大豆100%使用で、豆腐になる前の柔らかいものを使い、スープには数時間掛けて煮込んだ牛骨スープが使われているのが秘密なんだとか。豆腐のプルル~ンとした柔らかい淡白な味と深い牛骨スープの味がミックスされ、トルゴレのスンドゥブチゲが完成するんだそうです。味が少し濃い目なので、ご飯の上に豪快にかけて食べるとちょうど良く食べれますよ!
脇役も落とせません!
スンドゥブチゲの味が濃いので、それに合うようパンチャン(付きだし)には、特製の水キムチが出てきます。他店の水キムチよりも少し酸っぱくしてあるのが、こちらのお店の特徴で、口の中をさっぱりとさせるのに、効果的なんだとか。スンドゥブチゲを食べ続けて口の中が疲れたら、水キムチを飲んで見てください!不思議とさっぱりしてきますよ!
そして、韓国料理には欠かせないキムチは、一般的なキムチではなく、コッチョリ(浅漬けのキムチ)と呼ばれる、漬けてから数日しかたってないキムチを出しているんです。ふんわり柔らかい豆腐と歯ごたえがあるキムチの相性が抜群なんです。
その他のメニューも見逃せません!
スンドゥブチゲといえば、トルゴレ!と言われるほどスンドゥブチゲの印象が強いだけに、他のメニューを忘れてしまいそうですが、テンジャンチゲやナッチポックンなどのメニューも揃っています。もちろん、他のメニューも安い値段なので、旅行中に今日は、スンドゥブチゲ、明日はテンジャンチゲというふうにメニューを変えて通ってみるものいいもしれません。
市場の商人や地元の人でいつもいっぱいなので、落ち着いて食事をするという感覚では、ないですが、釜山の人たちの熱気などを感じつつ、地元人にまぎれながらの食事も、旅の一つのおもしろさではないでしょうか?!皆さんも、国際市場の名物「トルゴレのスンドゥブチゲ」を試してみてください!以上、プサンナビがお送りしました。

記事登録日:2005-02-22

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主なメニュー

単位:ウォン

イチオシ

スントゥブペッパン

純豆腐定食

순두부백반

5000

イチオシ

テンジャンチゲペッパン

韓国風味噌汁定食

된장찌개백반

5000

ナクチポックン

タコのコチュジャン炒め

낙지볶음

6000

スジュンチョンゴル

海産物の辛煮

수중전골

6000

コンギパッ

ご飯

공기밥

1000

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2005-02-22

スポット更新日:2012-02-02

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