3年漬けた極上のキムチを使ったキムチチゲ!!
アンニョンハセヨ、プサンナビです。皆さんキムチは、発酵した酸っぱいのが好きですか?それとも漬けたてでシャキシャキしたキムチが好きですか?キムチと一様に言っても、人それぞれ好みのキムチが変わってくると思いますが、キムチチゲを作る上で欠かせないのは、発酵した酸っぱいキムチなんです!!キムチチゲの旨さを決めるのは、どのくらいキムチが発酵しているかによって変わってくるといわれています。今日は、3年という長い年月を掛けて熟成せれた極上のキムチを使って作られているキムチチゲの専門店「トンテジキムチチゲ (旧ハルメ3年熟成キムチチゲ専門店)」を紹介したいと思います! さっそく行ってみましょう~
ロッテホテルのすぐ近く!
お店は、観光客でもすぐアクセスできるロッテホテルの近くにあります。店内は西面の一等地にあるにもかかわらず、1階と2階に広々とした食事スペースがあり、ゆっくり食事が出来ます。
開店1ヶ月で人気店に!!
こちらは開店1ヶ月で昼時になるとお客さんが後を絶たない人気店として西面界隈で頭角を現したお店。ナビが訪れたときも、テーブルはお客さんでいっぱい。お店の方にお話を伺ってみると、一日約400杯のキムチチゲが売れてしまい、予想よりもはるかに反応が良く、キムチがなくなるアクシデントもあったとか。そのキムチの秘密をお店の方へ伺ってみることに。
「釜山でポッサムのお店を6つ経営しているんですが、ポッサムもキムチが重要なんです。そのため美味しいキムチを探したんですが、満足するものが見つからず、自ら釜山の端にある機張(キジャン)にキムチの工場を作りました。その甲斐もあってようやく美味しいキムチを作ることができたんですが、ポッサムだけでなく、チゲにしたらどうか?とやってみたのがきっかけで、このお店を始めるようになったんです。」とお話してくださったお店の方。キムチを追求するために始めたキムチは、昔ながらの調味料などが入らないキムチ。キムチ作りに重要な温度調整などをしっかりし、発酵したキムチが一番良い時期になるといわれている3年をじっくり漬けた、極上のキムチが完成するんだそう。
そんな手間暇掛けて作られたキムチを使ったキムチチゲだけに、人気になったのは自然なことだと思います、とお店の方。お客さんだけでなく、チェーン店を出したい!という申し込みを繰るほど人気とのことなんですが、これ以上店が増えたらキムチの味を維持していく自信がないとチェーン店はお断りしているんだそう。商売だけに偏らない、プロ精神がこのキムチチゲを生んだのかも。
メニュー
それでは、お店の看板メニューを見ていくことにしましょう~!
■キムチチゲ
お客さんの半分以上が注文するというキムチチゲ!3年発酵したキムチをベースに豚肉、タマネギ、ネギ、コチュカルなどが入っています。一口食べると、キムチと酸っぱさの旨味で思わず、顔がほころんでしまうほど!!食べ続ければ食べ続けるほど、その深い旨味が感じられる逸品ですよ~。
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キムチスンドゥブチゲ
特に女性に人気という、こちらのスンドゥブチゲも、もちろんベースは3年漬け込んだキムチを使用。キムチの旨味が消えないように、スンドゥブ特有の卵が入っていません。貝類などが入っているので、海鮮のダシも効いています。
■ヘチョビビンパッ(海草ビビンパッ)
韓国では今健康ブーム「ウェルビンブーム」の真っ只中!それにあわせて、考えられたのがこちらの海草ビビンパッ。5種類の新鮮な海草にご飯、コチュジャン、カキソースを加えていただきます。
<パンチャン>
いかがでしたか?キムチチゲを食べられるお店は多いんですが、漬け込んだキムチを使ったキムチチゲのお店は、案外釜山ではまだ珍しいんです!辛いように見えるけれど、一度食べてみたら、その深い旨味にはまってしまうはず!!以上、西面にある「トンテジキムチチゲ (旧ハルメ3年熟成キムチチゲ専門店)」からプサンナビがお伝えしました。