広安大橋を眺めながらお刺身を食べれる刺身センター!!お値段も地元プライスの穴場お刺身スポット。
アンニョンハセヨ、プサンナビです。釜山でお刺身を食べる!といったら、やはりチャガルチ市場を思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、地元釜山の人たちは、チャガルチではなく、広安里(カンアンリ)という方が多いかもしれません。
というのもチャガルチ市場はあまりにも有名になってしまい、釜山以外から来た観光客で賑わうだけでなく、観光地プライスになってしまったためとも言われているんです。
では、地元の人たちに人気の場所は?というと、広安里民楽刺身センターと呼ばれる国内では最大級の規模を誇るお刺身屋さんが集まったビルが人気なんです。ここ数年で、広安大橋が開通し、夜の夜景が話題になったことで、地元客だけでなく観光客も訪れるようになり、ますます注目されているこちらのお刺身センターを今日はご紹介します。
広安里民楽刺身センター
1990年にオープンしたこちらの刺身センターは、地上10階建ての大規模なビルで、ビル内には現在約120店舗ものお店が入居しています。
1階は、新東亜水産物総合市場と同じように水槽に入った新鮮な魚が売られているフロアになっていて、こちらで気に入った魚を選び、購入して上の階で頂くというシステムがとられています。
また、自分でお魚を選ぶのではなく、2階から10階までには、たくさんのお刺身屋さんがあるので、そちらに直接行ってお刺身を注文することもできます。
ビルが出来た当時は、周辺にこういったお刺身専門のビルがあまりなかったということですが、現在では広安大橋の完成によってお客さんが増え、こちらの広安里民楽刺身センター周辺には同じようなお刺身を扱う専門ビルがいくつもあり、お刺身タウンと化しています。
夜景とお刺身のマッチング
こちらの刺身センターの最大のウリは、新鮮なお刺身はもちろんですが、景色が最高なんです。刺身センターはビーチ沿いにあるのではなく、ビーチの一番端にあるので、ビーチ全体が見渡せる最高のビューポイントでもある上、夜になると綺麗にライトアップされる広安大橋の夜景が楽しめます。最高の夜景を見ながら、新鮮な釜山のお刺身で一杯なんて豪華な食事ができちゃいますよね!
自分でお魚を選ぶ派?!それともお刺身屋さんにおまかせ派?
先ほども少し触れましたが、こちらのお刺身センターでは、自分で直接お魚を購入してお店で調理してもらう方法と直接2階から上にあるお刺身屋さんへ行き注文する方法があり、その時々のお腹のすき具合や純粋にお刺身だけを食べたいのか、などなどその状況で選んでみると良いと思います。
例えば、付け出しをたくさん欲しい!という方は、直接お刺身屋さんへ行くと、お刺身以外にもテーブルに並びきれないほどのおかずが出てきますし、1階でお刺身を購入した場合は、付け出しは本当に最小限しか出てこないので、お刺身を軽く食べたいという方に向いています。それでは、それぞれの違いを見ていくことにしましょう。
1階でお刺身を購入する場合
1階には呼び込みをするおばさんがいるので、気に入ったおばさん、あるいは新鮮そうな魚を見つけたら、そこで交渉をスタートします。(チャガルチ市場のように日本語が出来る人が多くありませんので注意。)値段が成立したら、そのおばさんについて行き、上の階にあるお刺身屋さんへ行き、そこでお刺身を頂くようになります。
このとき、1階で購入したお刺身代以外に、場所代や野菜、醤油、ワサビ代として一人4,000ウォン必要になります。また、メウンタンやご飯を追加で注文する場合にも別途料金になります。
値段はその時期により変わってきてしまうということでしたが、4人で行ってお刺身代30,000ウォン(ウロッ(黒ソイ)やカァンオ(ヒラメ)など)に薬味代12,000ウォン、それにメウンタン(約8,000ウォン程度)、お酒などを飲んで、大体60,000ウォン程度だということです。
直接お刺身屋さんへ行く場合
お刺身屋さんは2階から10階まであります。好きなお店を選んでいくのも良いし、1階のおばさんにオススメは?と訪ねていってもいいでしょう。お店によって値段が変わってくるので、注意も必要です。
1階でお刺身を購入した場合とは違い、こちらの場合には、たくさんの付け出しとメウンタンまでがお刺身の値段に入っているのが特徴です。4人で行った場合には約100,000ウォン程度だとお店の方のお話でした。
たくさんの付け出しが出てきますが、量が多すぎて肝心のお刺身が出てくるまでにお腹一杯になってしまったぁ~なんてことにもなりかねないので、付け出しはほどほどに頂くことをオススメしますよ。
今まで、お刺身といったらチャガルチ市場~!と思っていた皆さん、広安里民楽刺身センターも選択肢に入れてはいかがですか?
1階では新鮮な魚の見学も出来ますし、市場のような元気の良い釜山の名物アジメ(釜山の訛りでおばさんという意)にも出会えます。、釜山の海を眺めながら、釜山の新鮮な幸を堪能するなんて贅沢な食事をしてみてください。以上、プサンナビがお送りしました。