トルコ人シェフ3人が作る本格的なトルコ料理を格安で食べらえれるレストラン!!
アンニョンハセヨ、プサンナビです。せっかく韓国に旅行に来たんだから、韓国料理を楽しみたい~!!と言う方が多いとは思いますが、今日は旅行に来て食べても後悔しないトルコ料理のレストランをご紹介しようと思います。
釜山では外国料理を気軽に食べれるお店が少なく、奮発して食べる料理なんていうイメージがあるんですが、今日のお店は、ファーストフード感覚で食べにいけてしまうほど、お手頃価格のお店。
しかも、本場トルコからやって来たシェフ3人が作りだす本格的なトルコ料理がウワサを呼び、開店から1年も経たずに店舗を拡大しなければ、お客さんを裁けない~というとっても人気のお店なんです。では、早速、その人気のトルコ料理を見ていくことにしましょう。
学生街にあわせた学生プライス!
お店は、釜山で一番の学生街として知られる釜山大学前(プサンデハッアッ)。いついってもたくさんの学生で賑わう街なので、たくさんの食堂やレストラン、飲み屋、服屋があり、意外とこの街で人気店になるのは難しいとされているんです。
しかし、トルコ料理を気軽に食べて欲しい!という社長さんの思いから、学生でも安心して食べれる値段に設定し、あえて学生街にお店を出店することにしたんだそうです。
去年(2004年)にお店を始めたときは、今よりも半分以下のスペースの店舗で営業をしていたそうなんですが、予想を超えるほどのお客さんが来てくれるようになったことから、晴れて8月(2005年)に倍の広さの店舗に移動したんだとか。新しいお店には、ゆっくり食事ができるようにとソファーが置いてあったりと、食事だけでなくゆっくりお酒を飲めるようなお店になっています。
お店の入り口にはケバブがクルクル!
お店が地下なので、ちょっとわかりにくいかな?!と思いがちですが、地下に降りる入り口には、ケバブのお肉がクルクルと回っている屋台を設置して、道行く人の食欲を誘うパフォーマンスをしています。こんがりと焼けたお肉と香ばしい香りが漂い、待ち行く人は屋台の前で立ち止まってしまうほど!!お店の中で食事をすることもできますが、忙しい人やテイクアウト希望の方は、この場で買うことも可能。注文と同時に作ってくれるので、温かくて柔らかいお肉と新鮮な野菜がたっぷり入ったケバブが楽しめちゃいます。
トルコからやって来たシェフ兼社長さん
お店の社長さんはなんと本場のトルコ人の方!自ら厨房にも立って、様々な料理を作り出してくれる社長さんは、奥さんが韓国の方という縁から釜山にいらしたんだとか。釜山に来る以前からトルコとシンガポールでシェフとして働いていた経験を生かし、釜山の人にも気軽にトルコ料理を食べてほしいという思いから、お店をオープンさせました。
お店を始めるにいたって、韓国でトルコ料理の材料を手に入れるのは困難ということから、直接トルコからハーブや香辛料、お酒、お茶、そして食器に至るまで持ってきて始めたんだそうです。「せっかくやるんだから、本格的な味を皆さんに知って欲しくて、手抜きをせずにトルコのものを使うことにしました。
韓国人の口に合うように、少し辛めにし、ソースも多くしてはいますが、基本的な味や材料は本場のトルコと同じですよ。」と笑顔でおっしゃった社長さんは、その言葉の通り、手抜きをせず、トルコで行っている手法で、ソースの一つ一つ、ケバブのお肉(ミンチにして、その間に様々な野菜を詰めていく)、そしてケバブのパンを手作りしているんだそうです。
ラムとチキンをチョイス
お店でいただけるほとんどのメニューは、ラムとチキンのチョイスが可能です。ラムの香りが苦手という方でもチキンをチョイスすれば、気軽にトルコ料理が楽しめるようになっていますよ。
伝統トルコ料理からトルコのお酒、トルコのお茶まで~!
メニューには、日本でもお馴染みのケバブなどから、トルコの家庭料理まで多様なメニューが揃っています。香辛料を多く使う料理なので、食べながらお酒を飲みたい!という方には、トルコのお酒やビールなども揃っています。今日は、代表的な料理、ロールケバブとシシケバブを紹介してもらいました。
ロールケバブ(ラム3,000ウォン・チキン2,500ウォン)
お店の前で回っているお肉がたっぷり入ったロールケバブ。ローストする間に余分な油が落ち、漬け込んだスパイスが染み込んでいる社長さんとっておきの一品。社長さん自ら造る生地にキャベツや人参、味付けしたあるタマネギとピクルスを加え、たっぷりとお肉を包んだロールケバブです。ピリッと辛めの味付けですが、スパイスが効いていて食欲を誘います。
シシケバブ(ラム7,000ウォン・チキン6,000ウォン)
スパイスに漬け込んだお肉を炭火で焼いた料理に新鮮な野菜とポテトサラダ、ライスが付いた料理です。じっくり炭火で焼かれたお肉が絶品!!香ばしいだけでなく、柔らかくて、噛めば噛むほどスパイスがこみ上げてきて、ご飯もはかどってしまいます。ビールのおつまみにご飯を抜いたメニューもあります。
飲み物をトルコ式で!
生ビールなどもありますが、せっかくだからトルコのお酒やお茶も!ということで、トルコのお酒とお茶も見せていただきました。
RAKI(トルコのお酒)
社長さんが大好きだというトルコの焼酎ともいえるRAKI。別名ライオンミルクと呼ばれているように、お酒とお水を割ると透明なお酒が白く濁ります。45度という強いお酒ですが、一度チャレンジしてみてはいかがでしょう?
アップルティー(トルコのお茶)
トルコの家庭で飲まれているというこちらのお茶。スパイスの効いた食事の後に口直しとして飲むとすっきりしてよいとのことでしたよ。甘すぎない味で、とっても飲みやすい味でした。
滞在中に1食、こちらのトルコ料理を試してみるなんていかがですか?また、釜山在住の日本人の方にも韓国料理に飽きたら一度足を運んでみてください。きっと、満足のいく料理が楽しめること請け合いですよ~。以上、プサンナビがお送りしました。