定番のフグチリからしゃぶしゃぶ、天ぷらなど様々なフグ料理がリーズナブルに頂けるフグ料理専門店!
アンニョンハセヨ、プサンナビです。韓国隋一の港町として知られている釜山。それだけに新鮮な海産物やお刺身も有名で、釜山に来たらお刺身に舌鼓♪なんていう方もいますよね。
そんな港町釜山ですが、海産物の中でも日本よりかなりリーズナブルに食べれるものといえば、やはりフグではないでしょうか?!
日本では高級料理というイメージがあるフグですが、釜山ではそれほど高級料理というわけではなく、フグチリなんかは朝ご飯やお昼の定番メニューとして定着しているんですよ!ということで、今日は西面(ソミョン)エリアに初登場のフグ専門店「釜山ポックッチッ」をお伝えしたいと思います。
ロッテホテルから徒歩5分!
釜山市内でもフグ専門店が軒を連ねるフグ通りが海雲台にありますが、せっかくフグ料理を満喫したいと思っても、わざわざ海雲台まで行くのは・・・と思っていた方!今回ご紹介する釜山ポックッチッは、釜山を訪れる日本人観光客の必須コースとして知られるロッテ免税店から徒歩5分の場所に位置しているので、わざわざフグを食べに行かなくても、ショッピングのついでに立ち寄ることができます。
また、ロッテホテルやその周辺にお泊りの方は、朝8時30分から営業しているので、朝食にあっさりとしたフグチリを頂く、ちょっと豪華な朝ごはんなんていうことも可能です。
お店の入り口はそれほど大きくはありませんが、店内は落ち着いた茶系のトーンでまとまっているので、ゆっくり食事を楽しめるようになっているのが特徴。また、1階はテーブル席、2階は座席と個室に分かれているので、コース料理を頂く方は個室でフグ料理をゆっくり堪能することもできちゃいますよ!
品質の良い材料で調味料は使わず!
お店のモットーは?という質問に「新鮮で品質の良い材料を使うこと、そして材料の味を殺してしまう調味料はバンチャン(おかず)にも一切使用しないことです。」とはっきり応えてくださった社長さんの言葉通り、フグだけではなく、野菜などもその日使われる分だけ、毎朝仕入れるというシステムをとっていらっしゃるんだとか。もし、フグが足りなくなってしまったりという場合があっても、多めに仕入れることをせず、次の日に材料を持ち越さないようにしているんだそうです。そんな社長さんのまっすぐなモットーからか、まだオープンして3年目というお店ながら、お昼時になるとお店はお客さんでいっぱいに、夜は常に宴会の予約が数件入っている人気店にまでなったんだとか。
フグチリのカギはスープのダシ
一番神経を使った部分は、フグチリなどのベースになるスープのダシなんだそうです。調味料を使い味をごまかすことをしないので、新鮮な野菜を10種類、そしてシマフグ、サバフグ、トラフグの3種類のフグの骨、隠し味として生海老を加え、じっくりと3~4時間掛けて、深い味を完成させるんだそうです。こうやって出来たスープは、フグチリなどのメニュー以外にもコチュジャン和えの料理やスユッや天ぷらを付けて食べる特製タレなどにも使われているそうですよ。
テーブルの上にその特製タレがあるので、フグチリを食べる際にもフグの身に少し付けていただいても美味。醤油ベースのタレですが、フグの味を損なわないように、レモン、ダシスープ、お酢で薄めてあって、とっても上品な味わいです。
ポッチリ(フグチリ)
その丹精込めて作ったスープを楽しめるのがこちらのフグチリ。値段によって3種類のフグから選べ、もちろんお値段と共に肉質も柔らかさもアップしていくんだとか!もちろん、辛いフグチリ(ポッメウンタン)もありますよ。
フグのスユッ
フグの身を存分に食べたい方には、このスユッがオススメ。身を崩さないように茹でられたフグの身が大ぶりで出てきます。また、注文と同時に茹でるので、アツアツで柔らかい身を堪能できますよ!(写真は、茹でる前の写真です。)
フグの天ぷら
外はサクサク、中は柔らかで淡白なフグのハーモニーが絶妙な旨味をかもし出してくれる一品。食べやすいように一口サイズに揚げられ、薄く塩味が付けられています。一口食べると笑顔になってしまうくらい幸せな味を楽しめますよ~^^
朝からフグなんて贅沢じゃない?なんて思っている方!ホテルのブッフェを食べるよりもとってもお安くフグが食べられちゃうので、是非一度チャレンジしてみてください。すっきりした中にも深いフグの香りが漂うスープは、旅の食べ疲れにもオススメですよ~!以上、プサンナビがお送りしました。