チャニャンチッ・ヘムルカルグクス

찬양집 해물칼국수

閉店・移転、情報の修正などの報告

60年代の雰囲気残る裏通り、ジモティにも人気のお店でカルグクスを食べよう!


こんにちは、ソウルナビです。変化の激しいソウル。けれどもよーく見れば、昔とちっとも変わっていないところがたくさんあります。それは仁寺洞(インサドン)近くの繁華街、鍾路(チョンノ)も例外ではありません。ちょっと裏道に入ると、ここが本当に街の中心?と疑いたくなるほど、60年代から時が止まってしまったかのような裏通りが続きます。韓屋がずらっと並び、安い食堂が軒をつらねている、下町情緒たっぷりの裏通り。裏通り、昔の雰囲気そのまま、地元の人も並ぶ・・・思わず行きたくなるキーワードが盛りだくさんですね!今日は韓国の多くのマスメディアにも取り上げられた、カルグクスの名店「チャニャンチッ・ヘムルカルグクス」を紹介しちゃいます。

地下鉄5号線チョンノサンガ(鍾路3街)駅の5番出口を出ると、ハリウッド劇場の裏側に出ます。このあたりは楽器街として名高い楽園洞(ナグォンドン)。チマチョゴリの仕立て屋さんもちらほらと見かけます。またお年寄りのみなさんが、カップラーメンを食べたり、お昼から(!)焼酎を飲んでおしゃべりしているのを見かけることができます。

さあ、よーく見てください。左側に狭い裏通りの入口が見えてくるはず。見落とさないようにしてくださいね!ガタガタした道、今にも倒れそうな店構え、理容室やカルグクスとかかれた看板が見えてきました。今年(2015年)で46年目になる老舗!

おばちゃんたちがくるくると動き回って、それはそれは忙しそう。ゆであげられたカルグクスが、大きな鍋からどんぶりにつるりとすべっていきます。同時にさまざまな海産物がすべっていくのを発見。薄暗い店内はカルグクスを食べるので一生懸命(!?)になっている地元の人たちでいっぱい。(実は昼12時から2時まではとんでもなく忙しいので、この時間を避けて取材しました。ナビは知っています。お昼時間のこの店の混みようを!!)
店の狭さに驚くのは、まだ早い!席が少ないと思ってもご安心を。奥の方に座敷があるので、適当な席がなければどんどん中に入っていきましょう。ここでナビから注意点を2つほど・・脱いだ靴がなくならないように気をつけるのと(写真には『靴注意、紛失時本人の責任』と書いてあります)、奥のほうでおばちゃんたちに声が聞こえないので、大きい声でキムチをちょうだい!とかスプーンを!とか言うようにしましょうね!また冬以外には店の外にもテーブルとプラスチックのいすが置かれます。ナビはこの席で食べるのが大大大好き。地元の人と青空の下でカルグクス・・みなさんの旅の良い思い出にもなるんじゃないかなーと思います。

お味の方はといいますと・・あ、その前に先に出されるキムチについて。ボリュームもたっぷりで、もちろんおかわりは自由。辛すぎず、白菜のうまみをうまく引き出した絶妙な味付け。キムチのおいしい食堂は、もちろんおいしい、というのは当たっていますね、本当。

■カルグクス
どん!と前におかれたカルグクス。薬味(ねぎ・えごまの葉)と海苔がたっぷりふりかけられていて、期待感は高まります。スープはミョルチ(煮干し)と昆布ベースのあっさりスープ。具は、あさり、牡蠣、小エビ、ミドドッ(ホヤの子供、独特な味で噛むとプチューと中身が飛び出す)、わかめとたっぷりのシーフード5種類。
あっさりしているけれども深みのあるスープ。全部飲みきりたいくらいおいしい!あ、もし、ちょっと何かが足りないと思ったら、テーブルに置いてあるタデギ(赤唐辛子ベースの薬味)を少し入れてみましょう。ナビはキムチをドサッといれて食べちゃいます。また麺はというと、小麦粉からちゃんとお店で作った手打ちのやや平べったいもの。一体何杯出ているのか見当もつかないと店のおばちゃんはいいますが、おそらく数百人分のカルグクスを準備するのは、とってもとっても大変では?!お店のオープンは午前11時からですが、準備のために朝5時には起きて、仕込むんだそうです。狭い店内に大きな小麦粉の袋や大量の貝を見つけました。 貝殻を入れる容器に貝殻がいっぱいになるころ、もうおなかがいっぱいすぎて動けない状態(笑)流れる汗と鼻水(失礼!)を備え付けのトイレットペーパーをちぎってふけば、何ともいえない、満足感と爽涼感を得られること間違いなし。
この階段は何、と上ってみると、せまーい2階。屋根裏部屋といってもいいでしょうか。そこではお店のおばちゃんが遅いお昼ごはんを食べていました。「今からお昼ですか?」「もう、この店のお昼っていったら、そりゃもう忙しくて大変なのよ。ここもお客さんが座って食べるんだから。」お疲れ様です・・

では、お勘定です。あんなに具も麺もトッピングもボリュームたっぷりで、このお値段とはお値打ち!これだけでびっくりしている場合ではありません。なんとおかわりも自由!おなかがはちきれるまで、いくらでもあげる!それだけたくさん食べるほどおいしいっていってくれるお客さんに、感謝の気持ちですって。うーむ。それじゃ商売にならないんじゃ、と心配に。おばちゃん本当に大丈夫なんですか?「毎年のように海産物の値段があがるので、正直言ってきついわよ。でもおいしいってお客さんが言ってくれる限り努力しなくっちゃ。」こんなうれしいおばちゃんに「チャルモゴッスムニダ(ごちそうさまでした)と、大きな声で言ってみましょう。きっと、忙しいながらもとびきりの笑顔で、ありがとうね!といってくれるはず。「外国のお客さんは、韓国に来た大切なお客様。どんなに忙しくてもお茶をもっていきたいわね。あ、韓国のお客さんはセルフサービスよ(笑)」決して洗練されたお店ではないけれど、韓国のふところの広さを感じることのできるカルグクス屋さん「チャニャンチッ・ヘムルカルグクス」からソウルナビがお伝えしました。

 

記事更新日:2014-09-25

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2003-03-18

スポット更新日:2014-09-26

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