漢方の香り漂う豚足「チョッパル」にかぶりつけ！
アンニョンハセヨ、プサンナビです。ゼラチンをたっぷり含んでいて美容にも効果的な食べ物！豚肉だけど脂っぽくなく食べれちゃう食べ物！といえば、豚足を思い浮かべますよね？！日本でも焼き肉屋さんなどで見かける豚足ですが、韓国の豚足は日本のそれとはちょっと違い、骨ごと出てくるのはなく、お肉の部分が丁寧にスライスされて出てくるので、ちょうどラーメンの上のチャーシューのような印象を受けます。今日は、釜山で豚足と言えばココ！！という、どこもかしこも豚足屋の看板だらけの冨平洞豚足通りを紹介したいと思います。
釜山の豚足文化はココから！30年近い歴史を誇る豚足通り
今日、ご紹介するこちらの豚足通りは、観光客が釜山に来たら必ず訪れる必須コースの国際市場のすぐお隣に位置しています。この通りの歴史は、今から約30年ほど前の1970年代後半にさかのぼります。プサンナビでも紹介している「ヨイドチョッパル」が元祖と言われ、それをきっかけに1軒、2軒と増え、現在では8軒にも及ぶ豚足通りが形成されました。
約100Ｍあまりのこちらの通りは、右を見ても左を見ても、また、お隣同士で豚足屋さんばかり！これほど大きい豚足通りは、釜山市内には見かけること難しく、豚足といえばココ！と釜山市民の皆さんにも認められている通りでもあります。実際、ナビも豚足を食べたい！というと、韓国人の友達は「じゃー冨平洞へ行こう！」と言葉を合わせたかのようにほどんどの人はココを推薦してくれるほど有名なんです。
うちが元祖！！という看板
先ほども書きましたが、この通りの元祖は、ヨイドチョッパルというお店と言われているんですが、このストリートのお店のほとんどは、看板に「うちのお店が元祖！」と書かれているんです。どこを見ても、屋号の前に元祖の文字が書いてあるので、どこが本当なのかわからなくなってしまう感じ。
山盛りに詰まれた豚足を店先で豪快にスライス！
この通りのほとんどのお店の入り口付近には、豪快に豚足が詰まれていることが多く、店に入った瞬間からちょっと驚いてしまいます。グロテスクな感じがして、食べるのをためらってしまいますが、テーブルに出てくるときには、そういった姿形ではなく、チャーシューのようにスライスして出てくるのが韓国式豚足の特徴です。食べやすく程よく薄く切られた豚足を野菜に包み、サムジャン（味付け味噌）やニンニク、エビの塩辛などと一緒に巻き、パクッと口の中に放り込んで食べます。
釜山ならではのサムジャンのタレ！
豚足を食べるときに欠かせないのが、先ほども触れたサムジャンやエビの塩辛などの付けダレ！！エビの塩辛や醤油をつけて食べるというのは韓国国内一般的なんですが、釜山はこれに加えて、サムジャンというニンニクにごま油を付け足した味噌をつけて食べます。ちょっと見た目グロテスクなスンデも、釜山ではサムジャンをつけて食べるのと同じですよね。どちらでもお好きな方を選んでいただいてみてください。
ひんやりとした豚足の冷菜
豚足のお店が集まっている通りだけにちょっと珍しい豚足料理もあります。それは、「豚足の冷菜」。千切りにした野菜と豚足、そしてカラシベースのタレを混ぜ合わせ、冷たくした料理。冷たくてさっぱりとしているので、夏にオススメな一品ですよ。
店名 電話番号
お肌に最も良いとされるコラーゲン料理として韓国人女性にも大人気の豚足は、お酒のおつまみとしても、家族で食べる料理としてもオススメ！柔らかいチャーシューのような食感と周りの皮の部分のゼラチンのコリコリ感が絶妙にマッチし、とっても美味！皆さんも一度、こちらの通りで本格的な韓国の豚足を食べてみてください～。以上、プサンナビがお送りしました。
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