本場ドイツ仕込みのビールマイスターが造る~元祖ソウル生まれのハウスビールを飲めるお店!!
こんにちは!ソウルナビです!今日は清進洞(チョンジンドン)に位置する、本場ドイツ仕込みのハウスビールのお店を紹介します!かつて韓国では小規模なビール生産が許可されていなかったのですが、2002年にその規制がなくなり、自由にビール生産を行うことができるようになりました。そんな中、当時ソウルで最初にハウスビール専門店としてオープンしたのがこちら「Oktoberfest」!!いわゆる「元祖」ハウスビール専門店となったわけです。1号店は江南(カンナム)にあり、この鐘路(チョンノ)店は2号店として2003年にオープン。ご自慢のハウスビールはビールマイスターが、お料理は新羅ホテルや本場ヨーロッパで修行を積んだ料理長が自慢の腕をふるってます!!それではくわしくご紹介しましょう~!!
店内は~??
「Oktoberfest」の鍾路店があるのは、地下鉄1号線チョンガッ(鐘閣)駅から歩いて約3分、シンゴンビルというビルの1階。ビルの前にはお店の看板も出ていますョ!自動ドアをくぐる前に待合室があり、ドアを抜けると広いホールとなっています。店内は窓が多く、明るくて開放感があり、カジュアルな雰囲気。入口の手前には大きなスクリーンがあり、いろんな映像を映し出されています。そして正面奥にはご自慢ハウスビールを製造するタンクが見え、ここでビールが製造されてる!っていうのを生で感じることができます。またホールの左側には予約席があり、ちょっとした個室になっています。
ビールマイスターって?
さぁ~、さきほどから「ビールマイスター」という言葉を連発しちゃいましたが、みなさんはご存知ですか?簡単にいうとビールマイスターとはビールの専門家かつ技術者のこと。こちらOktoberfestのビールマイスターであるバク・ホゴンさんは、このビールマイスターになるためにドイツの名門大学ミュンヘン工科大学バイヘンシュテパン研究所で修士課程を学んでこられた方。いまや江南店と鐘路店を行ったり来たりでオリジナルビール造りに毎日励んでいらっしゃいます!
ビールマイスターの造るハウスビール!!
パクさんの作業場の多くは地下か1階のBrouhaus(ブラウハウス)。1階では原料を蒸し、上澄みとカスを漉す作業を行います。地下ではその上澄み液に酵母をいれ発酵させる作業を。そして出来上がったビールはまたまた1階へ。今度は厨房横にあるタンクに保存し、お客様のオーダーと同時にテーブルへと向かうわけです。できたてのビールは一般のビンビールなどと違い、たんぱく質やビタミンB、ミネラルなど多く含んだ健康ビール!!
パクさんが造るビールは3種類!パクさんが造るビールには、ドイツのバイエルン地方で農夫たちの飲料として有名な「バイスビア(Weissbier)」。チェコのピルセン地方が発祥の地の「ピルセンビア(Pilsnerbier)」、それからアイルランドを代表するビール「ギネス」の苦味を純化させた黒ビール「デュンクレス(Dunklesbier)」の3種類。
●バイスビア(Weissbier)
既存のビールの苦味や爽快感の代わり濃いリンゴの香りと共にのどをすり抜けるやわらかさが特徴。また特別な酵母を使用しているため果物の香りも。例えていうと女性的なビール。
●ピルセンビア(Pilsnerbier)
ほろ苦く、濃い香りが口中いっぱいに広がる男性的なビール。一口飲んだ瞬間、口の中を刺激し、のどを通っていく瞬間に香ばしい余韻を残る。飲めば飲むほど情感のあるビール。
●デュンクレス(Dunklesbier)
燻製した大麦特有の香りと、すっきりしたあと味が特徴。「悪魔」のように黒く、最初は苦いが後味は「愛情」のようにやわらかい、甘味が漂うビール。
新羅ホテルやヨーロッパで修行したシェフの作るお料理!
こちら「Oktoberfest」はビールに負けず劣らず料理にも力を入れています。こちらの料理長は12年、新羅ホテルの西洋式特級料理を担当し、その後ヨーロッパで研修を重ね、ソーセージの製造技術を取得された方!!
●ソーセージの盛り合わせ毎日80kg以上も手作りされている人気メニュー。オクトーバフェストスペシャル(毎月新しい味を提供)、ビルソーセージ(やわらかい仔牛の肉に生クリームとシナモンの香りを加えたもの)、フランクフルト(からしとパプリカを加えたドイツフランクフルト地方伝統メニュー)、ビオブオスト(香辛料6種類を配合しゆでたもの)、ビエンナソーセージ(オーストリアのウィーン地方伝統の味)の5種類が少しずつ盛られたご自慢の一皿。どのソーセージもすべて食べたい!っという欲張りなアナタにオススメ!!
ナビもすべていただいてみたのですが、どれも本当になかなかのお味でしたよ。ソーセージはパリッとした歯ごたえが最高。それに値段もほかのハウスビール専門店なんかに比べ、わりとリーズナブル!これまたポイントアップ!!
いかがですか?ここ清進洞(チョンジンドン)といえば、かつてはヘジャンクッ(酔い覚ましのスープ)のお店がたくさんある通りで、ちょっとディープというイメージでしたが、これからは違います!!ハウスビール専門店「Oktoberfest」もこの地区へ仲間入り!とってもものごしやわらかなジェントルマンな社長さんがみなさんを迎えてくれますよ!!「Oktoberfest」で飲んで食べて、次の朝は結局ヘジャングッ??以上、社長さんの!?いや「Oktoberfest」!のファンになってしまったソウルナビがお伝えしました。