お一人様から大人数まで、食事もお茶も楽しめるアイディアメニューの揃った癒し系の便利なカフェ!
こんにちは!ソウルナビです。日常の疲れを一人でホッと癒したいときや勉強や仕事に集中したいとき、あるいはイヤなことなど友人といろいろ話をしたいとき、または新しい人に出会ってもっと話をしてみたいとき、利用する場所といえばカフェ!ソウルにはチェーン店をはじめ沢山のカフェがあふれていますが、今日はソウル市の中心でもある鍾路で2000年から営業するカフェチェーン店の1つ「ミンドゥレヨント」鍾路店をご紹介しましょう。こちらは注文スタイルが独特!一人で店内に入るのが苦手な方でもふらっと安心して立ち寄ってコーヒータイムを楽しむことができる、カフェというよりも昔懐かしの喫茶店?といった感じのお店なんです。それでは、さっそくお店に行ってみましょ~
◆◇◆仁寺洞・明洞・東大門など有名観光スポットのどこに行くのにも便利な鐘路に位置◆◇◆
「ミンドゥレヨント」鍾路店があるのは地下鉄1号線チョンガク(鐘閣)駅に連結する鍾閣地下ショッピングセンターの11番出口から出て徒歩1分!雨が降った時でもあまり濡れずに行ける便利な場所にあります。韓国旅行で必須のスポットである明洞や東大門市場、仁寺洞など、どこに行くのも便利な鍾路にあるので、ここをキーに次にどこをまわるかゆっくりと予定を立てることもできます。ちなみにこちら、以前は鍾路2街店でしたが現在は鍾路店に変更、外観も少々リニューアルしてモダンなスタイルに生まれ変わりました。近辺にはオフィスや語学院などが沢山あるので週末はもちろん、ウィークデイの午後も沢山の会社員や学生などが訪れ、店内はにぎやかな雰囲気。
入口を入ると地下に通じる階段があり、両側にはかわいい絵や小物たちが!訪れる人の目を楽しませてくれます。韓国語が分からないとちょっと難しいけれど、お店の熱いビジョンと、他のお店にはないオリジナルの部分を紹介したパネルも掲げられています。パネルを見る限り、他のカフェとは違う雰囲気。どんな点が違うの?
◆◇◆聞けば愛着が湧く「ミンドゥレヨント」の名前の由来とアイディアいっぱいの店内◆◇◆
お店の名前である「ミンドゥレヨント」とは韓国語で「タンポポの領土」という意味。どこにでも飛んでいき、強い生命力を持って生きるタンポポ!こちらは1994年、そんなタンポポを憩いの場所としてイメージし、人々に憩いの場所を提供するカフェスタイルで第1号店がオープン。鍾路店がオープンしたのは2000年。入口にはキャッシャーとドリンクスタンドがあり、通常のテーブルが15ほどあります。ミニ個室が20、大部屋個室が3つと他のお店よりも個室が充実しているのもポイント。ちなみに1人で訪れても個室に空きがあれば使用可能。これもこのお店ならではのサービス!
オーナーがカフェに一番望んだのは「周囲の目を気にせず一人でも気楽に入ることができるカフェ」を作ること。日本ではお一人様なんて当たり前ですが、以前の韓国では一人で映画を見ることはもちろん、一人で食事をしたり、お茶を飲むことができる雰囲気がなかったのです。その後社会状況が変わり、一人で食事やお茶をすることが世間に受け入れられるようになりましたが、1994年のOPEN当時は一人でも入れるカフェというアイディアは韓国社会では画期的だったのです。
■■■ 入口付近 ■■■
中央部分にあり、どの席に座るにも必ず目に入る白いピアノ。左には注文用紙の裏に絵を描き記念に貼って残すスペースがあります。よく見てみると上手な絵がいっぱい。将来の韓国の漫画家さんがいるのでは?!と思うくらい上級レベルの絵も!
■■■ 一般テーブル席 (1~4人ほど)■■■
どこにでもあるテーブル席。次の約束まで時間を潰したり、冷えた体を暖めたり、暑さで水分を欲した時に短時間利用するのに大変便利。一人でも退屈しないように雑誌や本なども置いてあるのも(ただし韓国語ですが)嬉しい心遣い。また完全個室ではないけれどブースに区切られた少人数グループが使える一般テーブル席もあり、周囲に気を使わないグループやカップル、友人同士でよく利用します。奥のテーブル席は人の出入りも少ないので、パソコンなどを使用してちょっと作業したい時にも適しています。
■■■ ミニ個室 (1~6人ほど)■■■
フカフカのソファとクッションで居心地がよく、時には気持ちよくて居眠りしてしまいそうなくらい気楽なミニ個室。韓国の学生さんなら授業での発表準備や試験勉強など、社会人なら同僚とのアフター5の気兼ねないおしゃべり、観光客なら次にどこに行くかみんなでじっくり話し合いなど、周りに気を使わないで自分のやりたいことができるのがこの個室のいいところ!時にはうるさい子供がいるお母さん同士のちょっとしたおしゃべりに利用するのにもいいかも?
■■■ 大部屋個室 (2~30人ほど)■■■
アクセスが良い場所でセミナーやミーティングなどの場所の確保が難しい中、こちらでは最大30人ほど収容可能な大部屋個室もあります。提案や発表を行う時に必要な映像を映し出すスクリーンやTVなどの器具も用意されているので、わざわざ持ってくる必要がないのも安心。タイプ1(セミナー室)は2階にあり、タイプ2は奥にあるので、多少騒がしくても周りに迷惑がかからないことも重要なポイント。いろいろな年齢の子供を持つお母さんの集まりでも子供は迷子にならないし、騒がしくても周りに迷惑がかかるなんてことがないから便利かも。、この大部屋個室室を利用の場合は事前予約をオススメします。室料はかかりますが、メニューにあるムナマウルをオーダーすれば無料になります。
<タイプ1(セミナー室)>
<タイプ2>
◆◇◆ドリンクだけでなく食事にも気を使っているユニークなオーダースタイル「●●マウル」◆◇◆
カフェだけに、やっぱり気になるのはドリンク類と小腹がすいている時にお腹を満たしてくれるお食事類!以前はムナピ(文化費)という名で場所使用料どドリンクが飲めるシステムになっていましたが、現在はシステムが変更、カフェには珍しいコースメニューがあります。ただ「コース」という名は使わず「●●マウル」と呼ぶユニークなオーダースタイル。ドリンクオーダーだけでも数種類のマウルがあるので、どれにするか迷ってしまうほど!食事類はパスタ、とんかつ、サラダ、ビザ、ステーキなど大人だけでなく学生や子供も大好きなメニューを用意しています。
それでは多様なマウルメニューをさっそくご紹介していきましょう~
【タサンマウル】
短時間利用者やあまりドリンクを必要としない方にオススメ。通常のカフェと同じように1杯のドリンクをオーダーする時にこのコースをオーダーします。
【ムナマウル】
飲み物をよく飲む方や、ここで長い時間を過ごそうと思っている方にはオススメ。40種類ほどのドリンク類が用意され、ベーシックドリンクは飲み放題、一部のドリンクは1回のみオーダーが可能。ちなみに飲み放題のひとつであるミント茶はこのお店でしか味わえない貴重なドリンク。おしゃべりに花が咲いたり、作業したりするとお腹もすいてきますよね?このコースでは小腹を満たすスナック的なものも付いてきるなど、満足感のあるメニューです。
・・・何度も飲むことができるドリンク・・・
1.ミント茶
1.コーヒー類(アイス可):ウォンドコーヒー/トラディショナルコーヒー
2.ティー類(アイス可):緑茶/紅茶/トングルレ茶/柚子(ユジャ)茶/かりん(モクァ)茶/梅(メシル)茶/あんず(サルグ)チャ/カムチクチョ(柿の酢)茶/キムイプ茶
3.炭酸類:コーラ・サイダー・マウンテンデュー・チェリーコーク・桃(ポクスンア)アイスティー・エード類(チェリー・レモン・梅・あんず)
・・・1回のみ飲むことができるドリンク・・・
1.ティー類(アイス可):ユルム茶/クンジュンハン茶/レモンティー/タンホパク(かぼちゃ)茶/コグマ(さつまいも)茶/ジャスミン茶
2.ドリンク類:シッケ/ミルク/ココア/ジュース類(オレンジ・トマト・グレープ)
・・・スナック類(1回のみオーダー可)・・・
1.クラッカー
2.いちごジャムが添えられたトースト
3.チョコやバニラやいちごのアイスクリーム
【チョムシムマウル】
平日の昼12時から午後2時までの限定サービス!ピラフ・パスタ・とんかつ・サラダなどがリーズナブルな値段で食することができます。ボリュームも多くて全部食べたらお腹がいっぱい!満足できるメニューばかり。
【チャンチマウル】
セミナーや集まりなどに便利なセットメニュー。食事をした後にムナマウル(ドリンク飲み放題とスナック付)まで楽しめます。いろいろなメニューをオーダーしてシェアすれば、いつも以上に会話も弾みますよネ?!パスタの全種類の中から1種類とピラフ、ピザ、トッポッキなどから1種類。これだけでも盛り沢山なのにサラダまでついてきます!こちらもリーズナブルな値段で食することができますヨ。
◆◇◆ボリュームいっぱい満足感100%の食事のお味は?!◆◇◆
いろいろあるメニューの中から今日はピラフとチキンかつが一緒に楽しめるカップルメニューをご紹介しましょう。韓国ではカツのサイズが大きくて、ごはんが少ないことが多く、少々不満があるナビ。しかし、こちらのメニューはサイズはそのままのカツにたくさんの野菜やぷりぷりのエビが入ったピラフがついてきます。さらにメインディッシュのサイドにはポテトやピクルス、フルーツも。女性だとちょっと量が多いので、お友達と1つオーダーしてシェアしても充分おなかいっぱいになるかも?!
またボリュームいっぱいのサラダが運ばれてくるのも満足するポイントの一つ。メインディッシュに脂っこいものや味の濃いものを食べ続けると、さっぱりした物が食べたくなりますよね?!そんな時にこのサラダが大助かり!しかも韓国独特のフルーツドレッシングでなく、バルサミコソースを使った上品なドレッシング!サラダで口の中をさっぱりリセットしたあとは、再びメインディッシュにお箸が行ってしまいます(笑) そして満たされた胃を引き締めるために最後はアメリカーノで仕上げ。
いかがでしたか?プライベートを大切に、食事もおいしい「ミンドゥレヨント」。地元の韓国人は短縮して「ミント」と呼んでいます。鍾路店以外にも全国に支店がある「ミント」。地元の人気分で「ミント」に行ってみてはいかがですか?!また韓国人の知り合いに「ミント行こうよ」と言ってみるとちょっと驚かれるかも。留学中や旅行中で1人行くところに迷った方、集まりの場所選びに悩んでる方は是非こちらを利用してみてくださいね。以上、「ミンドゥレヨント」鍾路店からソウルナビがお伝えしました~