仁寺洞一大きな民俗料理店!こだわりのインテリアの中で美しい彩の料理&お酒を楽しもう!
こんにちは!ソウルナビです。ソウルの人気観光地といえば明洞や東大門市場、カロスキルなどが思い浮かびますが、韓国の伝統を感じられる仁寺洞(インサドン)もその1つ。仁寺洞はいつ行ってもたくさんの人でにぎわい、外国人の観光客も多く、最近は伝統的なデザインに現代的な感覚をミックスしたおしゃれでモダンなお店も増えつつある街。今日はその仁寺洞でこれぞザ・韓国の伝統!と言える民俗料理のお店&民俗酒店「チョン」をご紹介しましょう。約350人収容できる広い店内は、韓国の伝統を感じられるインテリアで統一され、ああ韓国に来たなあと満足すること間違いなし!また「チョン」の韓定食は比較的リーズナブルなお値段ながらハイクオリティな食事が楽しめると評判なんです。そんな「チョン」、さっそく行ってみよ!
仁寺洞で最大規模の広さ
「チョン」は、地下鉄3号線アングク(安国・Anguk・328)駅から徒歩5分ほどのところ、メインストリートの仁寺洞通りから一本入った路地にあります。韓国伝統家屋の韓屋(ハノッ)をベースにした木造建物の外観は、まさしく民俗料理&民俗酒店という感じ!面にある櫓のような看板が目印です。
店内は外観からは想像できないほどの広さでびっくり!こちらは仁寺洞にあるお店の中でも、最大規模を誇るとか。こぢんまりした小部屋から広い大部屋まであって、お客さんのニーズに幅広くこたえられるようになっています。店内には個性の光るフラワーアレンジメントと韓国伝統の小物が並び、隅々まで行き届いた上質なセンスと店内の中央にある庭は訪れる人の目を楽しませます。
ていねいに作った料理を楽しもう~
こちら「チョン」の自慢メニューは、さっぱりとした上品な味付けときれいな盛り付けの韓定食。朝鮮王宮のひとつである昌徳宮(チャンドックン)を中心に形成されたエリア名の北村(プッチョン)や西村(ソチョン)などの名前がつき、「南村定食(おかず7種類)」「西村定食(おかず13種類)」「北村定食(おかず15種類)」「イェチョン定食(おかず17種類)」「大村定食(おかず19種類、あわびなどの高級料理も含む)」の5つの定食コースがあります。また民俗酒店らしくインサムトンドンジュ(もち米を発酵させて作られるにごり酒に高麗人参を入れたもの)などの伝統酒とおつまみ料理も充実しています。
それでは、気軽にいただける韓定食をご紹介しましょう。
■ナムチョンジョンシッ(南村定食)
7種類の料理と6種類のパンチャン(箸休め)、テンジャンチゲ(韓国風味噌汁)とごはん、そして食後に伝統茶がつきます。
(※注文は2名以上から。季節の食材を使っているのでメニューの内容は変わります)
■チョルパンカルビ(骨付きカルビの鉄板焼き)
鉄板の上にボリュームいっぱいの骨付きカルビとかぼちゃ、そしてトッ(お餅)!しょうゆ、砂糖をベースにしたタレで甘めに煮付けた骨付きカルビ肉はまさに日本人好みの味。しっかりとした味付けでごはんのお供にしてもお酒のおつまみにしてもよし!適度な噛みごたえがグッド!
■ヘムルパジョン(韓国風海鮮お好み焼き)
おなじみネギたっぷりパジョン。中はしっとり、外はパリッとしたヘムルパジョンは香ばしい香りにつつまれ味も抜群。イカやエビなどの海鮮が入っています。
軽いランチももちろんOK!
こちらには韓定食風なコースメニューは少し重い・・・っという方にはピッタリの、石焼ビビンバなどといった簡単食事メニューもあります。特に石焼ビビンバは韓国料理のなかでも特に人気があるメニュー。石焼ビビンバにもお肉に豆もやし、人参、きのこ、ぜんまい、青菜、ホバッなどたくさんの具が入って盛りだくさん!
※写真は撮影用に3人分を1つに盛り付けしたもの。実際は3人分注文すると1人前ずつ器に入れて出されます。
いかがでしたか?仁寺洞でショッピング、ギャラリーや博物館見物、カフェまたは伝統茶、そして食事もこちらですませば、ゆっくりと時間が過ごせそう。夜に来ればおいしい伝統酒とおつまみでわいわいもりあがってもいいかも!お店がとても静かなところにあるので、メインストリートの喧騒と雑踏に疲れたら訪れることをオススメします。目も舌も喜ぶ韓定食や一品料理を気軽に召し上がってみてくださいね。以上、民俗料理店&民俗酒店の「チョン」からソウルナビがお伝えしました。