韓国のスタミナ料理の一つ!ドジョウがたっぷり入ったチュオタンの名店!
アンニョンハセヨ、プサンナビです。韓国でドジョウ料理を食べたことはありますか?韓国の代表的なドジョウ料理といえば、ドジョウを細かくし、じっくり野菜とともに煮込んだスープ「チュオタン」。体が温まるし、栄養価も高く、お値段も安いということから、韓国の大衆的な滋養料理としても知られています。ということで、今日はチュオタンの本場、全羅北道(チョンラポッド)南原(ナムォン)出身のご夫婦が経営しているチュオタンの名店「ナムウォン・オンゴル・チュオタン・タスルギタン」のお店をご紹介したいと思います。
お店は、地下鉄1、2号線ソミョン(西面・Seomyeon/119・219)から徒歩数分のところに位置。
実は、こちらのお店は2008年の10月までは東莱のロッテデパートの後ろにあったそうなんです。地元でも評判のお店だったこともあり、南原の味を釜山の中心地でも!という気持ちで、西面エリアに進出してきたんだとか。こちらのお店を経営するご夫婦は、このチュオタンの本場でもある南原出身で、釜山で地元の味を!ということで、10年前からチュオタンのお店をやっているんだそう。「本場に行かなくても本場の味を釜山でも食べれるよ!」とは旦那様。やさしくチュオタンの美味しさを語ってくれました。
新鮮なドジョウを!
一番お店で気を使っていることは新鮮な材料を使うことです、とおっしゃるご主人。この言葉通り、お店の入口には元気に泳いでいるドジョウがいます!また、ドジョウだけでなく、おかずに使われる野菜などについてもお客さんにオープンにしたいということで、産地を毎日公表しているだそうですよ!こういったお店が韓国でも最近増えてきていますが、安心して食べにいけますよね!
本場の味チュオタン!
ドジョウと聞くと臭くないの?と思ってしまいますが、お店直伝の方法で泥臭さがなくなるようにきれいに洗い、ドジョウをすりつぶし、じっくりと長時間かけて煮込むんだとか。野菜や唐辛子などを加えて、さらに煮込むとチュオタンの出来上がり!その頃には、もうドジョウの形もなくなってしまうんだとか。こういった過程で作られるので、ドジョウとか苦手~!という方でも、ドジョウが入っているということを言わない限り、わからないですヨ!長時間かけて煮込んだチュオタンを食べてみると、甘さと辛さが口の中で広がり、深い味わいと感じます。ご飯にかけて食べたくなってしまうくらい、甘みが深いスープになっています。栄養価が高いので、ドジョウが苦手の方でもドジョウを忘れて食べることができちゃいますヨ^^
カワニナを煮込んだタスルギタン
きれいな水のあるところだけに生息するというカワニナの貝がたっぷり入ったタスルギタンもこちらの名物なんです。すっきりとしたスープに野菜やきのこ類を入れて、カワニナとグツグツ煮こんだもの。こちらも栄養価がとっても高い料理だそうで、ぜひ食べていってください!と社長さんオススメの1品です。
サブのおかずも見逃せません!
メイン料理もオススメですが、一緒に出てくる数種類のおかずも絶品!どれも特別美味しい~というわけでなく、どこか温かいようなお袋の味を感じることができます。特に、甘辛く煮た魚はお店でも人気ということで、市場の職人や近くで働く人がランチに食べにくるんだとか!おかずは日ごとに変わってしまうということですが、基本的には写真で紹介しているような感じで作っています、とのことでしたよ~^^
いかがでしたか?まろやかな味の中にピリッと辛い味があるチュオタンの深い味を楽しんでみてください^^スンドゥブチゲやキムチチゲというお決まりの韓国料理ではなく、たまにはこういったドジョウがたっぷり入ったチュオタンなんていかがでしょうか?以上、プサンナビがお送りしました。