おいしい鴨の燻製焼きを食べて、野外広場で焼き芋食べながらホッと休憩!ウマさと憩いのレストラン!
こんにちは!てんちゃんです。皆さんお元気ですか?!いやいや、本格的な夏がやってきましたね。暑さが苦手なてんちゃんとしては、夏バテしないかこれからが心配・・・ちょっと早めに勢のつく食べ物を食べて体力をアップ?!っと、かなり韓国的な発想ですが、郷に入れば郷に従えっというとで、おいしいものを食べに行くことにしました!お友達に連れられて向かったお店は、ソウルから1時間ほど離れた郊外にある「オンヌリジャンジャックイ(八堂本店)」というお店。お料理ももちろんですが、食後に休憩できる野外広場があり、とっても気分転換できる憩いの食堂なんです。とっても気に入り、ぜひ皆さんにご紹介したいと、カメラを手にした次第~!みなさんも気に入ってくださるとよいのですが~。お店のご自慢メニューは、鴨や豚といったお肉を薪の火で焼いて燻製にしたものを、炭でさらに焼くというもの。それでは詳し~く、ご紹介しちゃいましょう~!
漢江上流を横目にドライブしながら発見!
ソウルから車で1時間ほど移動した南楊州市(ナミャンジュシ)という街に、今日ご紹介する「オンヌリジャンジャックイ(八堂本店)」というお店はあります。基本的に車で移動しなければならない、ちょっぴり辺鄙な場所ではありますが、ソウルからやって来る価値は十分あるお店。ソウル北部から九里市を通って行く場合は、漢江の上流を車窓に見ながらドライブ気分で行くとよさそう。さらに中部高速道路を利用する場合は、ハナムICを出て八堂(パルタン)大橋を渡ります。橋を渡って左に1kmほど行くとすぐお店を見つけることができますヨ。
木を材料とした自然の香る店内!
お店の敷地内に入ると、駐車場の管理スタッフが出迎えてくれます。スタッフの指示に従い駐車したのち店内へ。お店は木を使った素朴な山小屋のような建物で、自然を感じることができます。てんちゃん一行はテラス席に案内されました。山の別荘で食事っという雰囲気。あとお肉を焼くときに出る煙もこもらずいい感じ~。さっそくオーダーしてお肉をいただきましょう~!
一番人気は鴨の燻製焼き!ツヤツヤのお肉にうっとり~!
メニューは、鴨(オリ)・豚の三枚肉(サムギョッサル)、豚の背肉(ドゥンカルビ)、豚のハンバーグ風のお肉(トッカルビ)、味付け豚の首肉(ヤンニョムモッサル)など。どれもクヌギの木で一度燻製にしたものをお客さまに出し、それをテーブルでさらに炭焼きにするというもの。ちなみにお店の裏庭で燻製作業は行われていて、お肉がグルグルと回っているのを見ることができます。人気は鴨とサムギョッサル。てんちゃん一行は、ふだんあまり食べないオリ(鴨)ジャンジャックイをオーダーしました。ちなみに、ジャンジャクとは薪のことを意味していて、クイ=焼きということで、ジャンジャックイ=薪の炎で焼くという意味です。
やって来ました!鴨・鴨・鴨!
この一皿で鴨一匹に相当するとか。大人3~4人で食べるとちょうどよさそうな量。木皿に盛り付けらた鴨は、脂と肉汁によりツヤツヤ光ってる!きれいだなぁ~っと思うほどのピンクがかった鴨のお肉。一度燻製にしてあるので、この状態ですでに火もしっかり通っています。これをテーブルの中央で燃えている炭の上にのせて、焼き目が軽くつく程度に温めていただきます。さてそのお味は?!もちろん文句ないおいしさ!!鶏肉のようなパサつき感がまったくなく、どの部分を食べてもしっとり、そしてやわらか。皮は鶏の倍以上は分厚い感じですが、この皮もシコシコととってもおいしいんですヨ!
食べ方としては、お肉を照り焼きソース風のタレにつけ、一緒に出てくる白いキムチをサンチュがわりにしてお肉を包みます。その中にニンニクや玉ねぎのしょうゆ漬け、さらに青唐辛子のしょうゆ漬けなどを入れて食べます。このさっぱりしたキムチが鴨の脂をしつこく感じさせず、口の中をさっぱりさせてくれます。このキムチのおかげでいくらでも食べられちゃう感じ!ちなみにこれらのキムチやおかず類は、フロアにあるセルフ台の上においてあるので、好きなだけ自分でとって食べることができます。
お肉を食べた後は・・・
さぁ、お肉を食べた後は食事!食事メニューはテンジャンチゲ(韓国風味噌汁)&ご飯と、ジャンチクッス(温かいそうめん)の二つ。これはお肉の価格に含まれているので、食事メニューをオーダーしても追加料金が課されることはありません。てんちゃんはさっぱり麺を。麺の中にはキムチがぷかぷか浮いていて、少しピリッ!これがあっさりお肉の脂を流してくれるようで、とってもおいしくいただきました。
食後のお楽しみっ!
お肉と食事をすませたので、これでご馳走様?!っと思いきやまだありました!お肉を焼いた網を取り除いた下には、アルミホイルに包まれた物体が!!実はこれサツマイモ、焼き芋なんです。これをこの場で食べるもよし、ホール内においてある紙袋に入れてお庭に持っていても食べるもよし!てんちゃんたちは、もちろん後者。お会計を済ませて2次会へ?!
★食後はお庭でドリンクバー飲み放題!!
食事が終わるとほとんどの人がお店の裏側にある野外公園へ移動します。公園の向こうは漢江上流で、景色がきれいなほか、公園内には噴水やベンチ・ブランコなどがあちこちに整備されていてちょっとした公園に遊びに来た感覚!子供連れのファミリーも多く、子供たちがおおはしゃぎしています。さらにこの公園内にはドリンクバーがあり、コーヒー・ココア・オレンジジュース・イチゴジュース・お茶などが自由に飲み放題となっているんです。このお茶とさっきの焼き芋を食べれば、食後、別のカフェに行く必要なんてまったくなし!
★焼き芋を自分で作っちゃう?!
また広場に数箇所、たきぎをしている場所があります。ここはサツマイモを自由に焼くことができるんです。広場の片隅にお芋を置いていて、自由にその芋を持って、自分たちで好きなだけ芋を焼いて食べられるというもの。おもしろいですよネ!
いかがですか?!野外にバーベキューをしにやって来た気分が味わえる「オンヌリジャンジャックイ(八堂本店)」。客層をみていると、おじいちゃん&おばあちゃんと一緒に、また小さな子供を連れている家族も多いし、デート中のカップルも、また奥様同士グループでやって来る人もたくさん!まさに老若男女を問わずに利用できるお店です。おいしい料理だけでなく、自然とも触れ合うことのできる、まさにおいしい憩いの場!時にはソウルから少し足を伸ばして、こんなおもしろいレストランで楽しいひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか?!以上、てんちゃんがお伝えしました。