南大門市場入口にある、行列のできる手作りマンドゥ(肉まん)&手打ちうどん屋さん!ちまたで見かける手持ちピンクBOXはココ!
こんにちは!ソウルナビです!マンドゥ!ドゥ!ドゥ!と思わず叫びたくなってしまうような?!お店を今日はご紹介しましょう。「マンドゥ」とは餃子、肉まんなどの総称。韓国ではとってもポピュラーな食べ物で、屋台からこだわりの専門店まで、いろんなところで気軽にいただけます。そのまま焼いたり、蒸したり、揚げたり、マンドゥグッといって餃子入りのスープにしたり…と食べ方もさまざま。そんなマンドゥの中でも、昔ながらの手作りワン(王)マンドゥの人気店が、今日ナビがうかがうところ。南大門市場の入口にあり、いつも店頭にはテイクアウト用のマンドゥを買おうと行列ができているお店「カメゴル・イェンナル・ソンワンマンドゥ」です。さっそく、行ってみよう!
すぐに目に付く、南大門の行列のできるお店!
南大門市場駅としても知られる地下鉄4号線フェフョン(会賢)駅。5番出口を出るとすぐ、通りの両側にずらりと並ぶお店、所狭し並ぶ商品、行き交う人・人・人…市場ならではのにぎやかな風景が目の前に広がっています。その雰囲気に誘われて進むこと3秒、やたら人が集まっているお店に遭遇するハズ。そう、ここが今回ナビのお目当てのお店。モクモクと湯気が上がっている蒸し器の中には、白くて大きなマンドゥがふっくらと等間隔に並んでいます。こんな姿を見たら、思わず足が止まっちゃうのも無理ないかも。ナビがマンドゥ、ドゥ!!と叫びたくなるワケが少し分かったかな?!
これが南大門はもちろん、地下鉄でもたまに見かけるピンクBOX。中にココの手作りマンドゥが入ってます。
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マンドゥの個数によって値段が細かく書いてあり、まとめて複数BOX買って帰る方も!
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さっそくお店の中へ~!!
1階はマンドゥづくり店頭の人だかりで中が良く見えないんですが、店内は一体どーなっている?!と覗いてみると、1階はマンドゥ手作り作業場。大きな長方形のテーブルを囲んで、約10人のスタッフがマンドゥ作り中~。ここで生地を練ってマンドゥの皮を作る人、中身を詰める人に分かれてテキパキと職人技です。そのほかのスタッフはこの出来たマンドゥを蒸す人、販売する人、列を整える人…と分担してやっているよう。壁側にはつくったばかりのマンドゥが並んでいます。これを次から次へと入ってくる注文にあわせて蒸していくので、皆さん出来立てを買っていかれるワケですね~。
2階は食堂、一人めしもオッケー!このマンドゥ作り作業場の奥にある階段を上がると、2階は食堂になっているんです。こちら、お持ち帰りのマンドゥだけを売っているのかと思ったら、こちらでしっかり腰を据えて食べることもできるんです。メニューはマンドゥとカルグクス(韓国風手打ちうどん)の二つのみ。地元の人は皆さん、マンドゥとカルグクスをお腹の減り具合に合わせて頼んで、みんなでつっついているよう。ここは一人で来る地元の人もちらほらいて、ビギナーでも一人飯できそうな雰囲気。ちなみにナビも一人飯してもまったく問題なし!でした。それから、外で待つよりは、ココのほうがだんぜん早くマンドゥにありつけるので、時間を節約できていいかも。ただし、お持ち帰りより少し割高。
うわさのマンドゥ&カルグクスをオーダー!
ソンカルグクス(韓国の手打ちうどん)
まずはカルグクスから。ネギと油揚げがたっぷり入った手打ちうどん。麺はまさに手打ちという感じのまばらな太さで、全体的にちょっぴりスイトンを思わせるほどの弾力ぐあい。かなりもっちりしています。ずるずるっと一本すすると、口の中がいっぱいになりますよ。スープはよくありがちな?!屋台のうどん風で、しっかりパンチのきいた味。さらに中央に浮かぶ赤い薬味を混ぜると、ぴりっと辛味のあるスープに。辛いのが苦手な方は、最初からこの薬味部分をとった方がいいかも。カルグクスは年中食べますが、特に冬は体がしっかりあったまっていいかも。
うわさのマンドゥをがぶりっ!
これが!うわさのワン(王)マンドゥ!マンドゥは辛い味、辛くない味のマンドゥが各2つずつ、計4つで一人前です。見た目にも分かりますが、このラー油のような色がうっすら見える方が辛いタイプ、普通のが辛くないタイプのよう。さっそくいただいてみると、皮は厚めでもっちりしていて、中華屋さんの肉まんという感じ。ナビもよく買うワンマンドゥとそんなに変わらない気がしますが、お肉と野菜が混ざった具のスパイシーテイストと、ほんのり甘いもっちり皮のコンビネーションがなんだか後引くお味。癖になりそーなお味かも。結局、辛いタイプもそうでないタイプも、辛さはあまり変わらない気がしたのはナビだけ?!
ナビはカルグクスも頼んだので、マンドゥは二つ食べてギブアップ!残りは壁に掛かっているビニールに包んでお持ち帰り~。斜め前のおばさまがそうしているのを見て、ナビも真似っこでやってみました。
南大門市場ショッピングの合間に小腹が空いたとき、あるいは朝8時からやっているので、ここで朝ごはん、というのもありかもしれません。ただ、ボリューム満点なので、少しずつ頼んでお連れの方と分けて食べたほうがよさそうです。そうそう、ナビが食べ終わってお腹ぱんぱんでお店を出たら、店頭でマンドゥを一つずつビニールに包んでもらって、歩きながら頬張っている日本の方も見かけましたよ。ちょっとつまむならこの手もありですネ。以上、ソウルナビでした!