ソンカルグクス

こんにちは、プサンナビです。釜山のリゾート地、また釜山のオシャレなものが揃っている場所といったら海雲台（ヘウンデ）が上がります。弓の形をした真っ白いビーチの周りにはホテルが立ち並び、オシャレなレストランやカフェなども集まっているエリアになっています。そんなオシャレで高級なイメージにある海雲台の中心地には、昔ながらの在来市場が存在するんです。ご存知でしたか？ビーチから地下鉄駅まで歩いていく途中にその海雲台市場があり、釜山の昔ながらの雰囲気が味わえるんです！今日は、そんな市場の中にある韓国の温かい麺料理、カルグクス屋さんをご紹介したいと思います。

海雲台市場の入り口

冒頭でも述べたように、今日、ご紹介する「ソンカルグクス」のお店は海雲台市場に入ったすぐ入り口にあります。地下鉄２号線海雲台駅からビーチ方面へ歩いて5分ほどのところに市場の入り口を示すアーケードがあり、そのアーケードくぐってすぐ右側にあるお店がこちらです。リゾート観光地としても知られる海雲台エリアなだけに、市場のアーケードも英語や日本語での表記もあるので、分かりやすくアクセスできるようになっていますよ。

お店の名前にもなっている「ソンカルグクス」の意味は手カルグクス。そう、お店の名前の通り、こちらのカルグクスは手打ちで作った太めの麺が有名なお店になっています。お店の軒先には、手打ちをする大きめの台が置かれていたり、スープが入った窯などがあります。

かぼちゃ入りの素朴な手打ちカルグクス

カルグクスを注文してから約5分後、熱々とした湯気を上げながらカルグクスが登場してきます。春菊の良い香りを感じつつ、スープを飲んでみると、やや甘めの煮干のダシでとった優しくて素朴な味を感じることができます。これといってパンチのあるダシの旨みが効いてはいませんが、かぼちゃ独特のほのかな甘みが感じられる珍しいカルグクスのスープになっているのが特徴です。

甘みが聞いているので、そのまま食べると飽きてしまう味になっています。一緒に出てくるキムチやタデギ（辛いタレ味噌）をスープの中に入れて食べると、ピリっとした辛さが隠し味となって、ツルツルと美味しくいただけます。また、手打ちの麺もそれほどモチモチとしていなく、ツルッと食べれる感覚の麺になっているので、ついつい食べ過ぎてしまうほど！