お洒落エリア、カロスキル近くにこんな庶民的なスルチッ(居酒屋)が!?青唐辛子の天ぷらで一杯どうぞ~!
こんにちは!ソウルナビです。ソウルに数あるお店の中で「美味しい」とウワサの食堂や、いつもたくさんの人で賑わう人気のレストラン。そんなグルメスポットはたくさんの人に広く知られている有名なお店ということが多いけれど、そのトンネ(町)に住む人や本当に地元住民にしか余り知られていないのに、いつもお客さんでいっぱいのお店っていうのもありますよね。今日ご紹介するのはまさにそんなトコロ!韓国でお酒を飲むお店をスルチッと言いますが、夜になると地元の人たちでテーブルが埋まる「ハンジャンエ・チュオッ」は、気取らない雰囲気と美味しいおつまみが人気の知る人ぞ知るスルチッとか。さっそくお店へうかがってみましょう~!
◆◆◆新沙洞カロスキルと狎鴎亭駅との間の路地に!◆◆◆
お店があるのは、お洒落エリアとして有名な「新沙洞カロスキル」の裏通り。カロスキルへ行くのに便利な3号線のシンサ(新沙)駅よりも、アックジョン(狎鴎亭)駅寄りのほうになります。ステキな店構えのカフェやレストラン、バーの建ち並ぶこの辺りですが、そんなトコロに何だか昔ながらの雰囲気が漂うお店が!?オレンジ色の地に生ビールやおつまみの絵がレトロチックに描かれた看板は、一昔前のテイストそのもの、といったカンジ。それが今日ご紹介する「ハンジャンエ・チュオッ」です。こちらのお店は外観が昔っぽいだけじゃなく、ホントに20年以上前からココにあるんだそう。ということは、今や流行の先端を行くオシャレ通り「カロスキル」が現在のようになる前からあったんですね~。さっそく中へ入ってみると・・・わわわ、すごい人!レトロ~な店内はお客さんでぎゅうぎゅう、そしてとっても賑やか。人気ぶりがうかがわれますっ!
こんな路地にあります。あのオレンジ色の看板のお店!
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お店の中は、お客さんでいっぱい~!
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結構広い店内ですが、お店の奥のほうのテーブルもやっぱりお客さんで埋まっています。聞くところによると、もともとお店は今の3分の1程度の広さだったのが、長い年月を経るうちに両隣りの店舗の敷地も合わさって現在の大きさになったんだそう!
■サクサクのコチュティギム!
こちらがお店の人気メニュー、コチュティギム!コチュ=青唐辛子、ティギム=韓国式の天ぷらということで、ズバリ青唐辛子の天ぷら。えええーっ、青唐辛子ってスッゴク辛いんじゃないですかー!??と思われた方も多いハズ。でも、ご安心ください。青唐辛子には辛いものと辛くないものとがあり、こちらにはあまり辛く無いものが使われているうえ、油で揚げているからかほとんど辛味は感じられません。また、空洞になっている唐辛子の中には、豚の挽肉入り。ピーマンの肉詰めの要領ですね。唐辛子の爽やかな香りと甘みのあるほろ苦さ、そして挽肉の風味が絶妙にマッチ!人気メニューなのも頷けます。衣もサクサクなコチュティギムは、アツアツのうちに冷たーい生ビールや韓国焼酎と一緒にどうぞ~^^ そのままでいただいても十分美味しいけれど、お好みでわさび醤油をつけても。
■意外とピリ辛!?オデンタン
韓国の居酒屋おつまみメニューによくある「オデンタン」。オデンとは日本のおでんからきているものですが、そのおでんに入っているような魚介の練り物の入ったスープのことをいいます。年季の入ったデコボコアルミ鍋に入って出てくるこちらには、食べ応えのある大きさのオデンと一緒にニラと海苔、それから赤い粉唐辛子がパラパラと。っと、よく見たら、大きめの青唐辛子も浮かんでる!?というわけで、スープはほんのりピリ辛風味。決して辛いというほどではないけれど、青唐辛子の香りもほのかにする爽やかな辛さってカンジかな~!?スープは塩味が濃い目でお酒のおつまみにはぴったり。あ、そうそう、食べているうちにスープが冷めてしまったら、お店のスタッフに言って温めなおしてもらうこともできますョ。