料理と文化が融合した、新しいスタイルのカフェレストラン
こんにちは!ソウルナビです。今日ご紹介するお店は、昨年(2009年)11月に弘大エリアにオープンした新しいスタイルのカフェレストランです。特級ホテルで修行を積んだシェフ自慢の本格多国籍料理を味わいながら外国人スタッフと多文化交流ができるとあって、若者達に少しずつクチコミで広がっているお店です。料理と文化が融合した新しいスタイルのお店、ちょっと気になりますね~。それではさっそく覗いてみましょう♪
弘大の駐車場通りからちょっと入った路地裏にあるカフェレストラン『O YORI』
建物の外観はきりっとしたスタイリッシュな感じですが、お店の中は暖かみのある木の温もりが感じられてホッとできる雰囲気。オープンキッチンとなっていてカウンター席もあるので1人でも気軽に来られそうです。スタッフ達のてきぱきと働く姿を垣間見ながら、時にはスタッフとのおしゃべりに花が咲いたり・・・。8人用のテーブル席や大人数にも対応できるテーブル席もあるので、グループで来てもいいですね。そして窓際席にはちょっとした配慮が。ひざ掛けが置いてあり女性客にはうれしい気配り。
人気メニューのミーゴレンを頼んでみました♪
マレーシア式ミーゴレン
ミーゴレンはインドネシア語で”炒め麺”という意味です。インドネシアやマレーシアの代表的な麺料理ですが、”O YORI”ではマレーシア式の味付けで出されています。
ミーゴレンを一口食べてみると、卵のまろやかさとトマトの酸味がマッチして、おいしい!の一言。でもその後にはビリビリとかなりの辛さが来ました!韓国のチョンヤン唐辛子(激辛の唐辛子)を少しアクセントに使用しているんだそうです。この辛さが実は後を引いてお箸が止まらなくなりました。かなりおいしかった♪でも辛いものが苦手な方は唐辛子を抜いて作ってもらえますので、必ずスタッフに伝えてくださいね。付け合せのザーサイと大根のピクルスはお酒との相性もグー。
デザートには『ダダル・グルン』&『タマリンドジュース』をどうぞ
ダダル・グルン
”O YORI”お薦めのデザート『ダダル・グルン』。
ココナッツが入ったインドネシアのバリ風クレープです。クレープの生地には”パンダン”という植物のエキスを使ってアースカラーの緑色に色付けされ、椰子の花の蜜から作られた貴重な自然のお砂糖パームシュガーとココナッツスライスが入った、さっぱりとしたロハスなデザートです。口の中に入ると生地の柔らかさがやさしい口当たりで、もう一個とつい食べたくなる味。幸せな気分になれます^^パンダンという植物は、インドネシアでは庭先に生えている一般的な植物で、ご飯を炊く時に香り付けに入れたり、他のお料理にも使われるほどポピュラーなんだそう。
タマリンドジュース
こちらは、”O YORI”お薦めのドリンク『タマリンドジュース』。
パームシュガーを長時間お鍋でじっくり煮詰めて作ったエキスとタマリンドというマメ科の植物から取れる果実を合わせて作ったジュースです。飲んでみると、若干とろみのある舌触りにパームシュガーの深みのある甘さとタマリンド果実から抽出された酸味が一緒に口の中に広がり、独特な味でやみつきになりそうです。ナビ的には梅ジュースと黒砂糖を混ぜたような味に感じました。韓国人のお客さんは韓国で売られているカムシックチョ(柿酢)のような味に似ているとおっしゃっていました。デザートもジュースも、体にいい自然の材料で作られているので、今時のウェルビーンブームに乗って人気があるのもうなずけます。
ソウルではきっとここでしか味わえない味ですね!
その他の人気メニュー
長崎ちゃんぽん
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香港式フライドヌードル
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ビーフステーキ
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シーフードラグー(シチュー)
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メニューの数は少ないのですが、シェフが厳選した自慢のメニューですべて自信作。
常時お酒も置いてあり、平日は会社帰りのサラリーマン達がお酒を飲みに、週末は若者達が周辺のクラブへ遊びに行く前に軽く食事するのに利用されているそうです。
お店の看板娘、外国人スタッフをご紹介♪
チンレさん&タティアーナさん
お店の顔ともなっている外国人スタッフの、ミャンマー人のチンレさんとロシア人のタティアーナさん。チンレさんは笑顔が素敵でお客さん達をその笑顔で和ませてくれます。タティアーナさんはモデルのように長身でスレンダー、お二人とも2児のお母さんとは思えないくらい、かわいらしい方々です。
お二人、実はレストランのウェイトレスをするのは初めての経験だそうです。OYORIで働くにあたり、”オーガニゼーションヨーリ”で1ヶ月間みっちり研修を受けられ、接客の仕方からバリスタとしてドリップコーヒーの作り方までを初歩から学ばれ、今ではウェイトレスとしてお客さんの接客も何のその。楽しくお仕事をされています。
どんなに上手に韓国語が話せても、やっぱり失敗もしてしまいます。そんな時は韓国語が出て来なくて緊張したこともあったとちょっぴり恥ずかしそうにお話をされていました。ご来店の際にはぜひ声をかけてくださいねとのことでしたよ。以上、ソウルナビでした。