プウォンミョノッ

こんにちは！ソウルナビです。韓国を代表する麺料理といえば冷麺！！すっかり日本でもおなじみのメニューで、この冷麺のない焼肉店なんて想像できないほどポピュラーになっています。本場の韓国でこの冷麺は、焼肉店の食事メニューっというよりは、この冷麺だけを本格的に扱う専門店が数多くあり、それぞれのお店で個性ある味を楽しめます。今日はそんなおいしい冷麺の専門店「プウォンネンミョン」をご紹介しましょう。こちらのお店は日本人観光客にも愛される南大門市場という庶民派スポットにあり。場所柄、価格が街の冷麺専門店に比べ、リーズナブルであるにもかかわらず、その味はこだわりぬいた深みのある本格的平壌冷麺をだしてくれます。味の面においても、価格の面においても、すっかりファンになってしまったナビ！さっそく穴場の冷麺の味をご紹介しちゃいましょう！行ってみよ！

これがお店の入口。この階段を上った２階がお店フロア。

この看板を目印に。

お店は洋服店がずらりと並ぶとおりの２階にあります。駅出口から歩いてすぐのところにありますが、よ～く見て歩かなければ、入口の階段を見逃してしまう可能性があるので、注意して入口を探してみくださいね！階段を上ってすぐ右手のドアを開けてはいるとお店。ドアの前でピンデットッ（緑豆のチヂミ）をおばさんが焼いていることがあります。と～っても香ばしい香りが漂い、食欲が増しますよ！では店内へ。決して広いフロアではないけれど、昼時には店内はびっしりお客さんで埋め尽くされます。ときには列を成すことも。

素朴な店内。

壁には国内外で紹介されたマスコミ記事がずらり！

創業５０年余り、３代続く本格平壌冷麺！

創業５０年以上になるという「プウォンネンミョン」。現在のご主人は３代目になるとか。こちらの冷麺は平壌式で麺は蕎麦を主な原料として作られているけれど、他の平壌式冷麺と比べて少々細め。咸興式の麺のような弾力が少しあります。スープは甘めのトンチミの汁が際立ったお味で日本人に好まれそうなもの。トッピングは豚の茹で肉のみでお値段も一般の冷麺専門店に比べリーズナブル。でもスープに使われるサゴル（牛の足の骨）は韓牛、またトッピングの豚肉も国産のものを使用。豚肉はまったく臭みもなく、やわらかくておいしい！さらにごま油などの調味料もすべてこだわりを持ち、お店で国産を仕入れ、しぼりだしたものを使うこだわり。かなりさっぱりめで甘みのきいたスープは、お好みで酢や辛子のほかにテーブルに置かれている赤い唐辛子ペーストを入れえると味が引き締まるかも。

透き通ったスープは、甘みのあるトンチミ風スープ。冷たくてさわやけ！

平壌冷麺にしてはコシのある麺。

まったく臭みのないやわらかい豚肉は、いくらでも食べられそう！

ピリッと辛いビビン冷麺！

ビビン冷麺にも豚肉がたっぷり！

ピリ辛ソースとよく絡まった麺。

生のたまねぎとキュウリがトッピングされ、サラダ感覚で食べられるジェユムチム！

やわらかい豚肉。カラシや薬味をトッピングするとさらに味がしまります！

＜ピンデットッ（緑豆のチヂミ）＞
店頭で焼き上げていたピンデットッ。日本語で言うなら緑豆のチヂミ。水にふやかした緑豆をお店で直接挽いてドロドロにした生地に、お肉やえび、さらにお店秘伝の材料をいくつも加え、熱々の鉄板で焼き上げたもの。外はパリッと、なかふわっと香ばしい味は、日本人にも絶対好まれるお味。特製ソースに付けていただきましょ～！冷麺と一緒に食べるとちょうどお腹も満たされるのではないでしょうか？！

お店の人気メニュー、ピンデットッ！特製ソースに付けて食べましょう！