和牛を使った日本風の焼肉が味わえる!?価格もリーズナブル!現地でも人気で、地元っぽい雰囲気まで満喫できる24時間営業の焼肉屋さん!
こんにちは!ソウルナビです。韓国グルメで最も定番、人気のメニューといえば、やっぱ焼肉!本場の焼肉、というと、もちろん韓国らしい韓国ならではの焼肉を!とお考えの方もたくさんいらっしゃると思います。ところが今日ご紹介するのは、和牛を使った日本風の焼肉を味わえるお店。「え、韓国でわざわざ和牛?美味しいんだろうか。それに、高いんじゃないの!?」と、正直ナビも最初は思ったのですが・・・ウワサをきいてみると、お値段は意外とリーズナブルで現地の人にも人気のお店とか。しかも、和牛を日本風の焼肉のお味で味わえるそう!?これは気になる!!ということで、さっそくお店に行ってみました!
◆◇◆観光エリアじゃないけれど、中心地からも近い場所に位置!◆◇◆
こちら「ホバッシクタン」があるのは地下鉄3・6号線ヤクス(薬水)駅から歩いて5分くらいのトコロ。薬水(ヤクス)というと、観光ではお馴染みのエリアじゃないので「一体ドコ!?」と思われる方も多いかもしれませんが、薬水駅は観光で人気ナンバーワンの地域、明洞(ミョンドン)のお隣、3号線のチュンムロ(忠武路)駅から南に2駅だけ行くと到着。なので、実は中心地からそんなに離れた場所ではないんです。またお店は駅から大きな道路に沿ってまっすぐ歩いていくだけですぐに見つけられる、とっても分かりやすい所に。レンガの壁がちょっとオシャレなお店の外観を目印に探してくださいネ!また、現地でも人気のこちらのお店、夕方頃、特に週末にはお店の前で席が空くのを待っている人々の姿が~。
※お店は2016年11月にリニューアルオープン。外観写真はリニューアル後のものです。
◆◇◆清潔感もあり!お客さんで賑わう店内◆◇◆
テーブル席は1階と2階、さらに地下のほうにもあり。なかなか広めのお店です。1階奥には座敷席も少しだけあり、また子供用のイスもあるから小さなお子様連れのファミリーでも安心ですね。テーブルやイス、また壁や床など、全体の雰囲気にきちんと清潔感のあるところもグッド。特に夕食タイムにはこの広い店内がお客さんでいっぱいになるほど混雑するのですが、お客さんの中には欧米からいらっしゃったと思われる方々の姿をよく見かけるのも、こちらの特徴かも!?程よくきちんとしていながらも、庶民的な賑やかさを感じられるトコロがイイ雰囲気!
※お店は2016年11月にリニューアルオープン。店内写真はリニューアル後のものです。
2階はもっと広々
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可愛いホバッ(かぼちゃ)型のメニュー表!
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また、店内を見渡すと、壁にたくさん貼られたサインが気になるこちらのお店。よく見てみると、人気アイドルグループの「2PM」や、ドラマ「IRIS」主演女優、キム・テヒの名前も!芸能人もたくさん訪れるお店のよう!?こちらは24時間営業なので、深夜など遅い時間に来るのかな~!??
※サインの写真はリニューアル前のものです。
◆◇◆和牛を使った日本風の「ヤキニク」メニューって!?◆◇◆
こちらの焼肉メニューで他と違うのはズバリ、和牛が使われているというトコロ。高級なレストランのステーキ用のお肉として使われていたり、またはほんのたまーに「ワギュウ」と看板の出ている焼肉屋さんを見かけたりすることもあるのですが、韓国では滅多に見ない日本の和牛。しかも普通、お値段はとっても高価なんです。しかし、こちらではこの和牛が結構リーズナブルな価格でいただけるのがポイント!(※メニューページをご参照ください。)っといっても、日本から韓国へ和牛を輸入することはできないので、こちらのお店で使われているのはオーストラリアで育てられた和牛。また味付けが日本の焼肉っぽいメニューもあるんですョ!
(※写真のメニュー表は2010年6月現在のものです。)
◎おかずやタレは、こんなカンジ!
まずはお肉を注文すると一緒に出てくる基本のおかずと、焼肉につけていただくタレ類をチェック!
■(ヤキニク)日本式牛カルビこちらが、日本式の焼肉メニュー。名前は牛カルビとなっていますが、実はアンチャンサル(ハラミ)の部位が使われているそう。確かに運ばれてきたお肉を見てみると、ハラミっぽい!?そしてこちらのお肉はどこが日本式なのかというと、それはあらかじめお肉が漬けられているタレ。ニンニクや果物などで作られるというこの甘めのタレが、日本の焼肉のような味付けになっているようです。火を通しすぎないように炭火でささっと焼いて、まずはタマネギ入りの醤油ダレにつけていただいてみると・・・確かに日本でいただく焼肉のような味が!お肉も柔らかくジューシー!コレは、在韓者のみなさんには懐かしい味なのでは!?^^
お肉はタレにつけるだけでなく、タレの中のタマネギや、またはネギの細切りサラダと一緒にいただいてもグー。お味は日本の焼肉を感じられるものだけれど、食べ方は韓国式でお野菜も一緒にたっぷり摂れますョ!
■ワギュウコッサル
こちらもオーストラリア産の和牛を使ったメニュー。「コッサル」とは霜降り肉というような意味で、こちらはブチェサルと呼ばれる、前足肩甲骨辺りについている部位が使われているそう。運ばれてくるお肉を見ると、コッサルという名前にぴったりくるような、なかなかキレイな霜降り具合!ステーキのように大きくて平らなお肉が出てくるので、焼きながらハサミで食べやすい大きさに切っていきます。ということで、こちらは和牛が使われていますが、焼き方は韓国式。火を通し過ぎないようにサッと焼いていただいてみると、上のカルビ(ハラミ?)よりも柔らかい肉質・・・ですが、ナビ的にはこちらのコッサル、期待していたほどのお味じゃなかったような・・・^^; 「日本式牛カルビ」のほうは、「和牛だ!」という味を感じられたのですが、こちらは味、香りともにかなりさっぱりしており、ちょっと物足りないような~!?柔らかい、さっぱりお肉を求める方にはいいかもしれません。
■ユッケ
牛の焼肉にはオーストラリア産の和牛が使われているけれど、ユッケは国産の牛肉が使われているそう。さっそく注文すると、キレイに盛りつけられたユッケの上に、何かのっかってる!?料理をするときなんかに使う、ビニール手袋のようです・・・。これはやっぱり、コレで混ぜろってコトかな!?と、手袋をはめて、大胆に手でユッケを混ぜ混ぜ~!混ぜた人のお話によると、「生肉をつかんでいるカンジ」だそうです。(って、そのまんまやん!)それにしても手で混ぜるユッケ、ナビは初めて見ました。韓国料理では手で直接味を揉み込んだりするのが美味しい料理を作る秘訣、という話をきいたことがありますが、そういうことなんでしょうか?!お味はちょっぴり濃いめの、新鮮なフツーのユッケです。
■ユチョン・チルネンミョン麺の色が黒っぽい、こちらの冷麺。これは麺にチル(葛)が含まれているからなんです。硬すぎない、程よいコシが美味しいチルネンミョン(葛冷麺)。スープはもともと辛くありませんが、トッピングの下にはタデギ(辛い薬味)がけっこうたくさん隠れていて、混ぜるとかなりピリ辛です!辛味の効いたさっぱりスープとツルツル麺は、焼肉のシメにはぴったり~。また焼肉の後のご飯モノメニューにはこの他、ミョルチグクス(いりこダシスープの温かい素麺)、ピビングクス(辛い混ぜ素麺)、トシラッ(昔風の混ぜ弁当)などもあり、どれも美味しそうでしたよ!