激辛!だけどクセになるチュクミ(イイダコ)と、香ばしいコカルビ(焼きサバ)!どっちにしようか迷っちゃう!?
こんにちは!ソウルナビです。韓国グルメといえば焼肉やプルコギ、参鶏湯などお肉メインの料理を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、今日は美味しい海鮮料理のお店をご紹介しましょう!その主役はチュクミとコカルビ。ん、チュクミ?コカルビ?なんだかかわいらしい響きだけど、チュクミはイイダコ、コカルビとは焼きサバのこと!今日ご紹介する「ヘッサル・スップル・コカルビ・チュクミ」はこのチュクミとコカルビの専門店で、お昼はランチのお店として、夜は1杯やれるお店として地元の人に密かに人気のお店!ちなみに韓国ではチュクミは辛くして食べる激辛料理として知られ、こちらのチュクミの辛さもかなりのもの!辛いモノ好きの方必見!それではさっそく行ってみましょう!!
アクセス楽々、東大門市場のはずれにあり!
お店のある場所は観光客もたくさん訪れる東大門市場エリア。ファッションビルが建ち並ぶショッピングスポットの東大門市場ですが、このエリアのちょっと外れに飲食店の並ぶ通りがあるんです。「ヘッサル・スップル・コカルビ・チュクミ」もこの通りにあり。地下鉄2・4・5号線が通るトンデムンヨクサムンファコンウォン(東大門歴史文化公園)駅からは歩いて2分とすぐ近くてわかりやすく、観光で訪れる皆さんにもアクセスが便利!お店はかなりこぢんまりとしていて、レトロな雰囲気。でもオープンしてから(2014年で)5年ほどだから、そんなに古くはありません。
店内にはテーブルに丸イスと学校のイスのようなイス?が並び、これまたどことなくレトロな感じ~
かっらーい!!チュクミ&チーズ・チュクミ!
夜の人気メニューはやっぱりチュクミ!辛い炭火焼にしたメニューと、辛いタレを絡めて鉄板で焼くメニューがあります。今日は激辛の鉄板焼きに挑戦!注文は2人前からになります(写真は2人前)。
焼く前から超辛そーな、真っ赤なタレがまぶされたチュクミ!これをテーブルの鉄板で炒め焼きにしていきます。一緒に出てくるコンナムル(豆もやし)も後からイン!
赤いチュクミと豆もやしがよく馴染んで火が通ったら食べごろ!そのままで食べてもいいし、エゴマの葉っぱに包んでいただいても!葉っぱに包むとそれなりにちょっと辛さが和らぐ気もするけれど、ずっと食べ続けると口の中はヒーヒー、火事のような状態に!み、水ぅ~~といいたくなるところですが、これはお酒のおつまみ、ビールや焼酎、マッコリをどうぞ!激辛のチュクミをキンキンに冷えたソジュ(焼酎)やマッコリで流し込めばアナタもきっと韓国人!?あ、もちろん、水を飲んでもOKですよ^^;
チーズまたはケランチムで辛さを和らげる!?
このとっても辛いチュクミの辛さを和らげる方法はニつ。一つはチーズのトッピングを追加すること!もともと「チーズ・チュクミ」というメニューがありますよ。チーズを入れると確かに少しは辛さがマイルドになるかも!?それでも辛いけど・・・でも、チーズのコクとまろやかさが加わり美味しさもアップ!ナビ的にはコレがオススメ。そしてチュクミの辛さを和らげるもう一つの方法は店の主人曰く、追加メニューのケランチムと一緒にいただくこと。ケランチムとはトゥッペギ(土鍋)で作った韓国風の茶碗蒸しみたいな料理。これは好きな方も多いのでは!?ケランチム好きな方は是非トライしてみてください!
シメはポックンパで!!
辛いチュクミの鉄板焼きは、残ったタレにご飯を加えてポックンパ(焼き飯)でシメるのがオススメ。追加注文するとお店の人がご飯を炒めてくれます。
ちなみに韓国でチュクミはご飯のおかずというより、お酒のおつまみ。チュクミと一緒に白ご飯を注文できなくはないけれど、一緒にお酒か、またはお酒が飲めなくてもサイダーやコーラを注文するのがマナー。日本の居酒屋でいうと、お酒が飲めなくてもウーロン茶などを注文するのと同じようなかんじ!?
ランチは焼きサバやサバのピリ辛煮付けで!
こちらはランチタイムも営業しています。ランチタイムの人気メニューはスップルコカルビとコドゥンオムジョリム。スップルコカルビはサバの炭火焼定食、そしてコドゥンオジョリムはサバと大根の辛い煮付けのこと。もちろん、どちらも1人前から注文できますが、オススメは2人以上で行って両方注文してシェアすること!メイン以外にもいくつかおかずが出てくるから結構豪華な食卓に!ちなみに注文は3人なら合わせて3人前、4人なら4人前というように、テーブルの人数分を注文しましょう。これもマナー!?
香ばしいコカルビ!!
まずはコカルビ、サバの炭火焼きをナビがチェック!一見、地味な(!?)ただの切り身の焼き魚に見えるけれど、こちらのウリはなんといっても炭火で焼いているコト。ひと口食べてみると、そんじょそこらの焼きサバじゃないことが分かるはず!とっても香ばしい~んです。お好みで醤油タレをつけてからどうぞ~ちなみにこちらのスップルコドゥンオ、夜は単品メニューとしても注文可能。おつまみにするとビールやマッコリに合うんですよね^^
辛さの中に甘みも!?新鮮ウマ辛なコドゥンオムジョリム!
サバの辛い煮付けにはごろんと大きなサバの身が。新鮮なサバが使われています。そしてサバの下には大根がゴロゴロ。この味の染みた大根がまた美味しいんですよね!真っ赤っかの煮付けですが、見た目ほど辛くなく結構甘さも感じられます。ついついご飯がすすんでしまう味!
おかず(パンチャン)はこちら!
キムチやナムルなどが4種類ほどに、1人1つずつのコンナムルクッ(豆もやしスープ)と韓国海苔。海苔はテーブルのタッパーに入っているので、各自でフタを開け、好きなだけいただくことができます。おかずと一緒に運ばれてくるネギの浮かんだ赤っぽい色のタレは海苔につけていただくタレですヨ。
こだわりの食材と炭火焼き!
焼き魚を食べたいけれど、韓国で焼き魚のお店って換気がうまくいってないところが多くて、お店を出たら髪や洋服から焼き魚の匂いが・・・これは現地でもけっこう多くの人が気にしているところ。でもこちらはサバの炭火焼きも代表メニューなのに、お店が焼き魚臭くない!?その理由は焼き魚専用のスペースがきっちりと分かれているから。入口の横にその焼きコーナーがあったので、ナビもちょっとお邪魔~中では確かに炭火でサバを焼いています!せっせとサバを焼いている社長さんにおうかがいしたところ、サバはノルウェー産のものだけど、獲ってからすぐに急速冷凍したものだから鮮度はばっちりだそう。また下味と焼き方にも美味しさの秘密があるとか!?ちなみにコドゥンオジョリムのほうのサバは国産の生のものを使用。チュクミなどにも使われる粉唐辛子は国産のものを使ったりと、かなり食材に気をつけていらっしゃします。社長さんのモットーは「いい食材を使ってこそ美味しい料理ができる!」
寒くない季節なら、夜になるとお店の前にもテーブルが並びます。ここで地元の人に混じって一杯っていうのも楽しそう!お昼のランチタイムは男女いろんな年代のお客さんが来ますが、夜は近くのサラリーマン風の人が多い感じ。店主さん曰く、お昼の12時台と夜の7時半から10時頃までが一番お客さんの多い時間帯とか。でも、夜はさっと食べて飲んでさっと帰って行く人が多いそう。夜は辛~いチュクミで一杯やっていく人がほとんどなので、辛いチュクミで食欲がそそられ、あっという間に食べてしまうとか!?確かにここのチュクミ、とっても辛いけれど、それでもあとからあとから食べたくなる、そんなお味なんですよね!気になる方は是非チャレンジしてみてください!以上、東大門市場にある「ヘッサル・スップル・コカルビ・チュクミ」からソウルナビでした。