韓国の味に左右されない!アメリカにあるチャイナタウンの味をそのまま提供する、飲茶も豊富な老舗チャイナ料理店!
こんにちは!ソウルナビです。皆さんは中華料理ときくと何を連想しますか?プリプリの海老を使った、ちょっとピリカラに仕上がった海老のチリーソース?それとも出来立てカリカリが命!豊富な野菜と海産物やお肉が入った飲茶の代表的なメニューでもある春巻?でも韓国の中華料理店によくあるメニューといえば、ちょっとコッテリの黒いソースがかかったチャジャンミョンや、カリカリに揚がった豚肉、野菜が入った甘酸っぱいソースがかかったタンスユク。飲茶といっても揚げ餃子程度しかない。衝撃的な色合いながらおいしいチャジャンミョンだけど、やっぱり飽きてきて、たまには馴染みの中華の味が恋しくなる!今日はそんな韓国でアメリカンスタイルの中華を守り続けるお店「HO LEE CHOW / ホーリーチョウ」をご紹介しましょう。さっそく行ってみよ!
◆◇◆世界各国、沢山の観光客が宿泊するハミルトンホテルの2階に位置◆◇◆
「Ho Lee Chowは」地下鉄6号線イテウォン(梨泰院)を出て、目の前にあるハミルトンホテルの2階にあります。梨泰院といえばいまや日本はもちろん、欧米・中東・アフリカ・東南アジアなど世界中からさまざま国の人が訪れるグローバルシティー。その中心にあるハミルトンホテルは長年外国人観光客を受け入れる老舗ホテルとして多くの人に利用されています。
ホテルのエレベーターの2階に上がると、入口にはコックの帽子をかぶったかわいいパンダがお出迎え!左側にはメニュー表が掛けられているので前もって何を食べるかを相談することができるのもポイント。もともとこちらのお店は1998年の10月、梨泰院ンの裏路地にOPENしたのですが、2002年にハミルトンホテル内に移転。そして今までレトロだったインテリアをリニューアルし、おしゃれでモダンなお店に生まれ変わりました。席も130席と多く、さまざまななタイプに合った個室を用意しているので家族のイベントやパーティーなどでもよく利用されていいます。
■■■ リニューアル前 ■■■
■■■ リニューアル後 ■■■
◆◇◆2人のオーナーの腕とアイディアで沢山の人の舌を魅了する料理たち◆◇◆
こちらのお店の中華はアメリカンスタイルの香港料理。2人のオーナーがアメリカのチャイナタウンで腕を振るっていた料理人をスカウトし、スタート。OPENした頃は韓国ではまだフュージョン(多国籍料理)が目新しく、韓国の中華とは違った新しいメニューで価格もリーズナブルなため、おしゃれで若者向きの中華料理店として注目を浴び、支店も8店舗をかかえる人気料理店に。梨泰院店では旅行中に馴染みのアメリカンチャイニーズを食べにくるアメリカ系の観光客や、アメリカ留学中に食した中華料理を久々に口にしたいとやって来る韓国人が多いそう。メニュー面では前菜・スープ・牛や豚や鶏肉と使った料理や海鮮料理、炒飯や麺類など合計100種類近くのメニューを扱い、いつ来ても同じ味を提供できるように食材の選び方から調理方法までこだわりを持って作っているとのこと。鶏肉の料理だけでもレモン・オレンジ・生姜を使って味を変化させ、他の料理も辛み・甘み・酸味など味の種類も豊富だから、どれを食べても飽きがこないのがポイント。日本人の口にも合いそう!
メニュー紹介!
■■■ シュリンプスプリングロール ■■■
日本ならスーパーで販売するほど日常でもよく食べるメニューですが、韓国の中華料理店にはないから、出来立てを食べることができるのはありがたい!パリパリに揚がった熱々の春巻の皮に、包まっている筍やにんじんなどの数種類の野菜と、ぷりぷりした海鮮エビが上手に混ぜ合わさり、甘辛い赤いソースにつけて食べるととっても美味!1セット2本で、ビールのおつまみによく合う一品です。
■■■ ホーリーズカントニーズチャウメン(ホーリーズの広東風海鮮やきそば) ■■■
日本人に人気のあんかけやきそば。韓国ではなかなか食することができない貴重な一品です。白菜やにんじんなどの豊富な野菜と、いかやえびの海鮮類や鶏肉が豊富に入ったあんが油で表面をカリカリに揚げた中華麺と絡まり合い、口の中に入ると美味しくて何度も箸を運びたくなる味!特に野菜や海鮮、肉類から出たエキスが適度な割合であんに流れ出し、味わい深くいのがポイント。麺も香港から直接取り寄せたエッグヌードルを使用しているので、通常の麺と若干違うのも特徴。
■■■ ビーフ&ブロッコリー (牛肉とブロッコリーの炒め物) ■■■
オージー産の肉厚だけどやわらかい牛肉と緑色があざやかな新鮮なブロッコリー、健康に良いマッシュルームなどの野菜類をあっさりタイプのソースで炒めた料理。普段から野菜不足、野菜嫌いな人にはこのソースのおかげで野菜の味が消え、難なく食べることができるのが特徴です。サイドに白いごはんがあったら何杯でもいけてしまいそうな一品。
■■■ ジェネラルTSO’sチキン(若鶏の甘辛炒め) ■■■
TSO将軍が好んで食したメニュー。高温の油で揚げたように炒めたので、皮を含めた周りはカリカリですが、お肉自体はやわらかいのが上級レベルの料理技術!甘いけれど食べていくうちにどんどん辛さが出てくるソースとよく絡まり癖になる味。ビールやお酒のおつまみにもよく合いますが、こちらもごはんと一緒なら、このおかずだけでも充分な一品。
■■■ ランチ・ディナーコース料理 ■■■
久々の家族での外食やお友達やお知り合いとのお食事、ちょっとしたパーティーの時には、お店オススメの料理が沢山つまったコース料理がベスト!日本人は辛くない料理を好むけれど、韓国人はピリっと辛い四川系の料理を好むから、どんな味が好みの人が食べても満足できるようにさまざまなメニューのあるコース料理なら食べられなかった、物足りないなどの不満の声は上がらず、皆さん満足の一言!
いかがでしたか?今日はせっかくだから、韓国スタイルの焼酎ではなくコクのある料理に合わせてワインや紹興酒などで異国風に食事を楽しんでみてはいかが?マンネリだった毎日の食生活にもハリが出て、明日からの食事への楽しさが沸き出すかも?!。最後にこちらのお店の名前ですが、実はいろんな意味が含まれているそう。お店の料理を食べに来た人がアメリカのチャイナタウンの味を韓国で味わえると感嘆した言葉"Holy Cow"と、オーナーの名前である「ホー」さんと「チョー」さんの名前を混ぜ合わせて「ホーリーチョウ(韓国語ではホーリーチャウ)」となったとか。ホーさんとチョーさんが生み出す驚きの味がこのお店の魅力!ちなみに全品テイクアウトが可能だから、たとえ全部食べれなくても、ホテルに持ち帰ってビールのおつまみなどでいただいてくださいネ。以上、「HO LEE CHOW / ホーリーチョウ」からソウルナビがお伝えしました~