ユニークな形のチェコの伝統パン「トゥルドゥロ(TRDLO)」が堪能できるプラハスタイルのカフェ
こんにちは、ソウルナビです。今回はカフェ「ベラ プラハ(Bella Praha)」をご紹介したいと思います。ソウルはただ今カフェブームなのもありほんとにたくさんのカフェがひしめき合う中、こちらのカフェは東ヨーロッパ、チェコの伝統的なパン「トゥルドゥロ(TRDLO)」が韓国で唯一楽しめるカフェとして今話題なんですよ。場所は数多くの洋服や靴のショップ、美容室などが立ち並びソウルのオシャレ女子が一目おく地下鉄2号線イデ(梨大・Ewha Womens Univ・241)駅2番出口から徒歩4分ほどの人気エリアにあり交通もとっても便利です。ではではその「トゥルドゥロ」とは一体どんなパンなのでしょうか?さっそくカフェを訪れてみることにしましょう。
◆◇プラハスタイルのカフェ◇◆
カフェの外観は暖かみのあるウッドを基調としたつくりでとってもナチュラル感ただよっています。正面はガラス張りになっていて、外の光を十分に取り込めるオープンなつくりになっています。中に入ってみるとテーブル席が7席くらいのわりとこじんまりとした空間に、オーナーがチェコで直接買い付けてきたというアーティーな小物や絵本、人形などのアイテムが全体のインテリアの邪魔をしないようセンス良くディスプレイされていて、ちょっぴりメルヘンな東洋の世界への空想の旅がはじまりそうです♪
◆◇伝統パン「トゥルドゥロ」◇◆
さて、こちらのカフェの売りはチェコの伝統的なパンである「トゥルドゥロ」。トゥルドゥロとは小麦粉に砂糖を練り込んでつくった生地を焼いただけの甘い素朴な菓子パンのようなパンなのですが、その形がとってもユニークなんです。生地を鉄の棒にらせん状に巻き付けたまま焼いて、焼きあがるとトントンっと棒からはずすため中が空洞の円柱形に仕上がるわけなんです。このトゥルドゥロはチェコの首都であるプラハの街の屋台でよく売られている伝統パンなのですが、以前はプラハの顔でもあるクリスマス時期のクリスマスマーケットの屋台でよく見かけられていたのですが、そのおいしそうな甘い香りに逃れられずについ買ってしまう観光客が続出するほどトゥルドゥロは人気を奏して今では街のあちこちで年中見られるようになったそうですよ。
~いちから手作りするぜいたく~
プラハは冬は0度を下回りとても寒いため、街の屋台ではこのあつあつのトゥルドゥロから立ち上がる湯気で温まりながらいただくのが主流な食べ方。というわけでその風情もそのまま残し、あつあつを提供するためにこちらのカフェではオーダーを受けてから生地をのばし焼きはじめるといったこだわりよう。そのため焼きあがるまで15分少々時間がかかりますが、オープンキッチンのためつくる過程を見ることができ、焼きあがるころは室内に焼きあがったパンの甘く香ばしい香りが充満してくるのです。このおいしそうなパンの香りを楽しみながらパンが運ばれるまでしばしお待ちを。
~ 3時のおやつはトゥルドゥロに決まり~
いよいよトゥルドゥロの登場です。焼きあがるとトントンっと棒からはずしたそのままの状態で運ばれるので、中が空洞の円柱形をしていて、くるくるっととってもユニークな形!腕だってすぅ~っと通せちゃいそうですよ♪焼きたてだから外側はサクッ、内側はしっとりしていてサクサクの部分にはシロップが塗られていてさらに香ばしさアップ!らせん状にくるくるはがれて、一口サイズにちぎりやすいのでお口へもスマートに運べるのも嬉しいですよね。お味はとってもシンプルで癖のない味です。たとえて言うならばしっかり焼いたクロワッサンの表面の香ばしいサクサクしたおいしいところをずっと食べているような感じ?と言いましょうか。口に運ぶ度に焼きたての香ばしい香りが広がります。そのまま食べても、ちょっぴり甘い生クリームをつけて食べてもOKだし、紅茶やコーヒーにも相性バッチリで甘すぎず重たくないのでおやつにぴったりなんです。
いかがでしたでしょうか?韓国で唯一チェコの伝統パン「トゥルドゥロ」が味わえるカフェ「ベラ プラハ」。みなさんもカフェに訪れた際にはトゥルドゥロがつくられるおもしろい過程をぜひのぞき見してみてください。韓国で食べるパンはちょっと重たくて苦手って方にもきっとこのトゥルドゥロは気に入っていただけるのではないかと思いますよ。以上ソウルナビがお伝えしました。