新鮮素材の味を生かした高級中華料理に舌鼓!32階からの眺めも素晴らしい中華レストラン
こんにちは!ソウルナビです。日本では中華料理というと、気軽に食べられる街の中華屋さんから高級なお店までいろいろありますよね。韓国でもポピュラーな中華料理ですが、お店も同じように街のあちこちにある庶民的でリーズナブルな食堂から一流レストランまで様々。今日ご紹介するのは、そんな中でもかなーり高級な中華レストラン。韓国中華料理の定番、チャジャンミョンやチャンポンもいいけれど、たまにはリッチに本格中華も味わってみたい!そんな時にもぴったりなこちら「桃林」では、ふかひれやあわび、松茸などの高級食材を使った料理もたくさんありますよ!それではさっそく行ってみよーっ!!
◆◇◆ホテルの32階にあるから眺めバツグン!モダン中華なインテリアのレストラン◆◇◆
場所は蚕室(チャムシル)にある「ロッテホテルワールド」の32階!高層アパートなど背の高いビルに囲まれた立地にあるので、窓からは周辺に建ち並ぶこれらのビル群が見渡せます。また場所によってはホテルのすぐお隣にある遊園地「ロッテワールド」や、遠くには南山(ナムサン)や漢江まで見えちゃう、バツグンの眺め!
そんな窓からの景色だけでなく、お店のインテリアもステキ。ホテルのレストランというだけあってきちんとした高級感があるのはもちろん、変わった照明やテーブルセットなどからちょっと個性的な現代アートっぽさも感じられます。「中国伝統美にモダンな印象を調和させた」というコンセプトとか。また、テーブル席からは厨房がガラス越しに見えるようになっており、中には料理人たちが料理する姿が~。
個室もたくさんあり。合計8室、タイプは4人用の小部屋から50名まで入れる大部屋まで!ビジネスにも使えますね。
◆◇◆本場中国から来た料理長たちが作る、洗練されたメニューの数々◆◇◆
さて、お料理のほうは!?まず中華料理と言っても、北京料理あり、四川料理あり、上海料理ありと種類がいっぱい。こちらでいただけるのは広東料理が中心。本場香港から来た料理長さん、広東料理も広く親しまれている台湾から来た料理長さん、そして本場で勉強してきた韓国人の料理長さんと合わせて三人の料理長さんの監督のもと、メニューや料理が作られているんだそう。味は本場のものを忠実に、でもところどころ韓国のお客さんに受け入れられやすいように創作されているとか。そしてそのようにして作り出されるメニューはその数がとっても豊富!
《78,000ウォンのコース「クリウム」》
単品料理もたくさんあるけれど、いろんな種類のお料理を少しずつ味わえるコースメニューもいくつかあり、おススメ。今日はその中で、お一人様78,000ウォンの「クリウム」コースをご紹介しましょう!!どんな料理が出てくるかなっ!?
(※価格やコース内容は2010年9月の取材時のもの。)
料理は全て、スタッフが取り分けてくれます!
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基本サービスのおかず
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・桃花冷菜(トファネンチェ)―冷菜の盛り合わせ
まずは前菜。いろんなものがそれぞれ一口くらいのサイズでキレイに盛られて出てきます。見た目は何だか中華っぽくない!?この時はスモークサーモン、貝柱、クラゲなど。
・蟹肉魚翅湯(サンオジヌロミワ・ケサルスプ)―ふかひれと蟹のスープ
次はスープです。具は蟹肉とフカヒレ!蟹は思ったよりもたくさん入っています。フワフワと浮かんだ卵白にもダシが染みてグー。まさに「中華」な味のスープ。
・海参松茸(ヘサムソンイ)―なまこと松茸
フカヒレの次は松茸の登場!干しナマコも一緒に煮てあります。高級な香りがお口いっぱいに広がる一品。松茸と干しナマコ、二つの食感の違いもオモシロイ!
・乾焼蝦仁(セウチリソス)―海老のチリソース
人気のエビチリ。韓国には美味しいエビチリってなかなかないのですが、日本で食べるあの味が感じられます。でも甘さと辛味がやや強いかな?海老は大きめでプリプリです。
・露筍牛柳X.O(セェコギトゥンシムクァ・アスパラガスX.Oソス)―アスパラと牛ロースのXO醤炒め
お次はお肉料理。牛ロースをアスパラと一緒にXO醤で炒めたもの。この牛ロース肉が柔らかくてすごく美味しい!!アスパラも新鮮なものを使っているのがわかります。良い素材を絶妙のタイミングで調理していると感じられる一皿。
・麻辣魚塊(センソンサル・ティギムクァ・メウン・コチュソース)―揚げ魚の辛味ソース
まだまだ続きます。今度は衣をつけて揚げた白身魚をレンコン、シイタケなどの野菜と一緒にピリ辛味で炒めた料理。オリジナルの辛味ソースというだけあって、これはどことなく韓国っぽいお味!?さっきのアスパラもそうでしたが、野菜類が新鮮で火の通り具合がグッド!
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麺 或 飯(ミョン トヌン ポックンパッ)―麺またはチャーハン
さて、いよいよシメのご飯モノ!うーん、すでにかなりお腹いっぱいですが・・・。こちらは三つの中から選択できます。韓国風になった炸醤(ジャージャー)麺「チャジャンミョン」、辛くないあっさりマイルドスープの麺料理「キスミョン」、それからスープ付きのチャーハン「ポックンパッ」。どれもハーフサイズくらいの量になっていますよ。それにしても、高級中華料理店で韓国の庶民的なメニューであるチャジャンミョンが出てくるのはちょっと不思議なカンジ!?中華のフルコース、でも韓国の味も試したい方にはチャジャンミョン、スタンダードを好む方はパラリとしていて美味しいチャーハン、そしてあっさりいきたい方はキスミョンがおススメかも~。
・生果物和甜品(ケチョル・クァイルクァ・カムチェリュ)―季節の果物とスイーツ
四角いプレートの上に、花と一緒に上品に盛られた果物とスイーツ。デザートですね。取材時には黄桃のピューレとブルーベリージャムのせクリームチーズケーキでした~。どれも上品なお味。あっさりしているから、お腹いっぱいでもいただけちゃいますョ。デザートタイムには食後のジャスミンティー付き。ほっとします~。
コースはボリュームもたっぷりでお腹いっぱい!味付けはやっぱり「ちょっと韓国風にアレンジしているかも」と感じることはあったけれど、素材の良さや火の通し加減など、いいモノを使ってその良い素材の味を引き立たせるような調理がされているな、と思いましたよ。ステキなインテリアに囲まれてサービングも丁寧にしてもらえるので、気持ちよくお食事ができるところも、さすがホテルの高級中華料理レストラン。こんなお食事タイムをたまにはいかが!?以上、久しぶりの本格中華に大満足のソウルナビがお伝えしました。