栄養たっぷりのアワビの専門店!その中でもアワビ保養石焼ご飯はこの店でしか食べられない特許料理です!!
こんにちは、ソウルナビです!今日は口コミでうわさになったという、知る人ぞ知る!お店をご紹介しましょう!江南駅の繁華街の裏にあるこの店は、一戸建ての一般の住宅をレストランとしてリフォームしたお店(実際に社長さんご夫婦はここで生活しています)。通りすがりの観光客がこの店に入ることはまずないんじゃないかな。そんな隠れ家のようなこちらのお店は、韓国でもめずらしいアワビ料理の専門店!日本人をはじめ、地元の韓国人に連れられてやってきた外国人にも好評だとか。さっそく、どんなアワビ料理が楽しめるのか?!お店に行ってみましょう!
特許料理、アワビ保養石焼ご飯
特許登録書
アワビは栄養食として韓国でも人気の食材の一つ。日本と同じくほかの食材に比べて高いし、食べ方もそんなに多いとは言えません。韓国でもっともよく食べられるアワビ料理といえば、やっぱりアワビ粥。お粥にしては高いイメージがありますが、病気のときに回復食として食べることが多いんですよ。さて、今回ご紹介するアワビ料理は、韓国でもめずらしい石焼ご飯です。しかも特許モノ!こちらのお店の看板メニュー「アワビ保養石焼ご飯」は、その料理法で2007年に特許を取ったものなんです。ナツメや銀杏などと一緒に大きいアワビが丸ごとご飯の上にのってる、香ばしい餅黒米の石焼ご飯です。
お店の方の説明によると、アワビのご飯やお粥は李朝時代の第14代王である宣祖(ソンジョ)の時代からあったけれど、食べ方が一般化されてなかったそう。そこで、こちらの社長さんがアワビ料理のひとつとして考案したアワビ石焼ご飯が2007年、特許を取ったというワケ。ちなみにアワビは肝機能を改善し、初老期(40歳前後~60歳代前半)の方に特にいい食材らしいですよ!美味しいから、年齢は関係なく皆さん大好きですよね!(笑)
お店のインテリアはシンプルなもので、アットホームな雰囲気とフレンドリーな社長さん夫婦のおかげでゆっくり&のんびり食事ができます。またこちらは「ソウル市が誇る韓国料理店」に選ばれたお店。ちなみに2003年から始まったこの「誇らしき韓国料理店」の審査基準はとても厳しく、優れた食材と料理法を使う店だけを選定してきたそう。去年(2009年)までの7年間に選ればれたのはたったの120店舗ほどだとか。
高級食材の専門店だけあって、特別な日に家族で外食するとき、あるいは会食や外国人のビジネス上の接待などでもよく利用されるというこちらのお店。ナビが行ったときも、外国人のお客さんを見かけましたよ。
韓国料理店独特のお惣菜いっぱいの食卓
さあ、料理がテーブルに並びました!韓国はおかずが多いですが、こちらもテーブルのスペースが足りないくらいおかずが出てきます。キムチと水キムチは基本!見るからに健康になりそうなものばかりで、ナビも幸せ~。最初は、こんなにいっぱい食べられるかな?と思ったけど、どれも美味しくてつい食べ過ぎちゃいました!しかも甘味のあるカボチャのチジミはお替りまでして!でもこうなることは食べる前から分かっていたかも知れませんね。(笑)
アワビ保養石焼ご飯の食べ方
初めての方はどうやって食べていいのか戸惑うかも知れません。それで社長さんに直々教えていただいた食べ方を紹介します!
アワビ焼きもお勧め!!
アワビ石焼ご飯のほか、シンジョンのもうひとつの人気メニュー、アワビ焼き。韓国味噌をベースにして作った特製ソースをつけて、注文を受けてから焼き始めます。アワビは少しコリコリとした歯ごたえがあると思いがちですが、意外とすごくやわらかくてびっくり!値段は単品で注文すると500g(約4個)が65,000ウォンですが、これが負担に思われる方にはアワビ焼きと石焼ご飯がセットになった「ジョンボッグイボヤントルソッバッ (アワビ石焼ご飯+アワビ焼き1個)」がオススメ。両方食べられるし、お得な値段でお客さんに一番人気だそうです!
一度行ったら常連になりたくなる魅力的なアワビ専門店、シンジョン。アワビ料理が大好きな方はもちろん、今までアワビのおいしさを味わったことのない方がいたら、ぜひシンジョンだけの特許料理を味わってみてはいかが?アワビの真の魅力に目覚めるかも知れません!(笑)そして、お腹いっぱい食べたら、帰る時はシンノニョン駅の7番出口方向にある大型書店、教保文庫(キョボムンゴ)にでも寄るのもいいと思います!以上、ソウルナビがお伝えしました。