30年伝統のスンデ専門店!ランチにはもっぱら、スンデグッの辛いバージョン、オルクニタン!
こんにちは!ソウルナビです。今日はナビスタッフ行きつけ?!の食堂をご紹介しましょう!日ごろから洋食やファーストフードはもってのほか、お昼は必ずご飯!朝もご飯、夜はソジュ(焼酎)…という根っからの韓国人スタッフの大好きなランチメニューは、スンデグッ(豚の血の腸詰入りのスープ)。ナビオフィスの周りにも行き着け店がありますが、今日向かったのは忠武路駅から徒歩2分、30年伝統のお店「ペガムワンスンデ・スンデグッ」。いつもお昼どきには行列になっているという人気店です。さっそく、いってみよ!
チュンムロ(忠武路)駅から徒歩2分!
場所は地下鉄3・4号線チュンムロ(忠武路)駅から徒歩約2分。近いです。ここから明洞へも徒歩5分ほどです。すぐ近くにはアストリアホテルがあります。ホテルにご宿泊の方、ランチに、飲みにも使えますよ。とはいっても、こちらは地元人御用達店。お昼時に行くと、周辺からやってきたサラリーマンやOLで行列ができているほど。夜は閉店が早いので、9時半ぐらいには席を立たないといけません。店内は床に座るようになっていて、テーブル&イス席はありません。テーブル数は4人用が8台、2人用が12台の全部で20台ほど。あっとう間にいっぱいになってしまいます。でも、お客さんの回転も速いですョ。
ペクアム(白岩)スンデ VS ビョンチョンスンデ
実はこのペクアムスンデ(ペガムスンデ)というお店は全国各地に山ほどあるんです。というのも、ペクアムスンデは、スンデ(豚の腸詰め)の中でも朝鮮時代から京畿道を中心に食べられていた郷土料理。その当時、竜仁市白岩面の市場で売られていた地元スンデが、ペクアムスンデとして今に伝わったということなんです。スンデといえば、もう1つ有名な忠清南道のビョンチョンスンデとともにペクアムスンデは韓国の2大スンデともいわれ、味は一般的にビョンチョンがさっぱり、ペクアムはこってりしているそう。
ランチはもっぱらオルクニタン!
スンデが少しこってりしているからかな?!お客さんがランチに食べるのはこのオルクニタン(辛いスープ)。スンデグッもありますが、ナビが見たところ99%がこちら。スンデグッに辛い薬味が入ったタイプで、スンデのほか、お肉も豚のいろんな部位が入ってボリューム満点。これをお昼に食べると、午後は元気がですぎちゃうぐらい。二日酔いだった方でも、これで一挙に回復するハズです。辛味が利いているので、食べている間も汗がじわじわ出てきます。夏は以熱治熱で元気回復、冬は体の芯からあったまりますよ!
まずはテーブルに味噌、タマネギスライス&唐辛子、アミの塩辛、そしてたっぷりのニラサラダ。これは何?!かというと、おかずとしてそのまま食べるわけではありません。テジクッパッのようにスープに入れて食べるんです。これがまたアクセントになってグッド。のちほど、スープがきたら、実況中継?!でご紹介しますね~。そして韓国料理には欠かせないキムチ、見当たらないと思ったら、周りを見回してみてください。テーブルの端っこ、あるいは隣のテーブルにプラスチックの赤い容器が2つあるハズ。1つは白菜キムチ、もう1つは大根キムチ。自由に取り出して食べられるようになっていますよ。つい最近白菜不足でキムチが高くなり、お替りをお願いするのが申し訳なかったりしましたが、これなら、自由に好きなだけ取って食べられますね!
グツグツいいながら、一人用の鍋が運ばれてきました。見た目はコンナムルクッパッ?!のような感じですが、中にお肉の具がごろごろごろろーーー。かなりたくさん入っています。まずはさっきのニラを入れ、中に隠れている真っ赤っか~の薬味を溶いて、味を見ながらアミの塩辛をいれ、さらに地元の人に習ってご飯を投入!クッパにして食べましょう!ん、見るからにおいしそう♪ あ、スープはかなり熱くなっているので、ふーふーしながら食べてくださいね!
スンデ(豚の血の腸詰め)は苦手…という方も多いですが、タイプによって、お店によって、具も味もいろんなタイプがあるんですよ。屋台はほぼ血と春雨入りですが、こちらはお肉、野菜、春雨など具だくさん。とっても食べやすいです。このスンデの盛り合わせもあるので、夜お酒を飲みに来た場合は挑戦してみてくださいね!
いかがでしたか?スンデグッはほとんどのところが白濁スープですが、こちらはピリ辛の薬味をたっぷり入れて、とても食べやすくなっていますよ。皆さんも二日酔いの後にもぴったりですよ!以上、「ペガムワンスンデ・スンデグッ」からソウルナビでした!