テンチョ・トンデムン・ヨッキトッポッキ（東大門別館）

こんにちは！ソウルナビです。今日は激辛トッポッキで有名なお店｢ヨッキトッポッキ(猟奇トッポッキ)｣をご紹介しましょう！激辛好きのソウルリピーターの方なら、一度は行ったことがあるんでは？！本店は新堂にあり、２００４年にオープンしてからあちこちに支店が増加中～。まだの方は一度トライしがいのある辛さが待っていますよ～。韓国料理は辛い料理が多い、なんていうイメージがありますよね。確かに、アグチム（アンコウ煮）、ナクチポックム（タコ炒め）など、見た目からして真っ赤っか～な地元人も認める辛い料理がありますが、ここはそんな辛さを超える？！辛さが味わえます！辛いものがもともと苦手、なんて方は要注意。普段からけっこう辛いモノ好き！ぐらいでもカライタ（辛くて痛い）さを感じるかも。では、さっそくお店へゴーーー！

大邱の人気激辛タッパル（鶏足）がはじまり。
店名にもあるように、こちらは東大門のすぐお隣、新堂が本店ですが、もともと大邱の人気ブルタッパル（激辛鶏足）店がはじまりだとか。そういえば、このテンチョというのは、釜山や大邱の友達がよく使っていた言葉。一番辛い唐辛子のことなんですが、ソウルではテンチョとはあまり言わず、チョンニャンコチュという言葉のほうがよく遣うんですよね。さて、その大邱で人気だった鶏足をソウルに持ってきたところ、鶏足よりも同じく激辛の特製ソースで味付けたトッポッキのほうが人気が出て、今の店名｢ヨッキトッポッキ｣になったとか。名前がちょっと長いので、地元の方は皆さん略して｢ヨットッ｣というらしいです。

２４時間営業
ナビも初めて食べたのはかれこれ５年ぐらい？！前。小さくて、古いお店なのに、中にはいつも人がいっぱい！辛いモノは普段からけっこう好きだったので、どんなもんなの？！そんなに辛いの？！と興味津々で行ったところ、いや～痛かった。１回食べればいいかな、と思っていたはずなのに、この辛さがもーーーー中毒性あり。この刺激が食べたあと数日、数週間経っても定期的に思い出されて、またお店に行きたくなっちゃうんです～。地下鉄シンダン（新堂）駅前には２店舗あり、オープン当初からある東大門本店は現在(2010年12月)配達、テイクアウトのみ。本店から50mほど離れた東大門別館は店内で食べられるようになっています。営業時間は２４時間。いつ行っても食べられますが、行列ができることもあり。

＜＜＜ヨッキトッポッキ（猟奇トッポッキ）＞＞＞
こちらがお店の看板メニュー、ヨッキトッポッキ！トッポッキという料理は皆さんご存知の方も多いですよね。お餅をコチュジャン（唐辛子味噌）ベースの甘辛いタレで煮たもの。家でも、屋台でも気軽につまめる人気の間食メニューです。お店によっても違いますが、普通のトッポッキは甘さもあるので、そこまで辛い！というイメージはないもの。しか～し！ここのはそんじょそこらのトッポッキとは辛さが違います！！ん…ナビの激辛好きの友達の中でも、｢辛い」と言わずに食べたのはたったの一人。あとは…ほとんど泣いていたような・・・。

また量もたっぷり！屋台のトッポッキといえば、一人分おやつに食べるぐらいの量が出てきますが、ここはデカイ！一つ注文すると、大きな器にどど～んと出てきます。サイズはこれワンサイズ。これより小さいサイズはありません。量的には３～４人でこのトッポッキとサイドメニュ－のおにぎりを頼むとちょうどいいかも。追加トッピングでチーズやハム、揚げ餃子などがありますが、最初からチーズが上にかかって出てきますよ。

さっそく、食べてみましょう！
ひとくちめ、ん、おいしい！甘すぎず、ダシもきいていてウマイっ！オデン（練り物）、ウインナー、野菜なども入っていて、チーズがまた辛さをまろやかにしてくれてるし、そこまで激辛？？！っと、すまして食べ続けると、ヒーヒーヒーーー！！！ししし、舌が、頭が…ワケがわからなくなってきます。辛いというより、痛い。こりゃもう、ギブ、ギブアップ！っとなったら、地元の人に倣って、辛さをやわらげてくれるサイドメニューを注文してみて！

チーズがたっぷり掛かってます。		もち米タイプではなく、小麦粉で作ったトッポッキ。
オデン（練り物）入り。		赤いです。このソースが辛いっ！
ソースがしっかり絡まっています。		サービスで出てくるケランチム（タマゴ蒸し）とわかめスープ。※ケランチムはおかわり時有料。

★辛さをやわらげてくれるサイドメニュー
チュモッキンパッ（おにぎり）
ミニサイズのまん丸いおにぎり。大きめにちぎった韓国海苔をちりばめたシンプルなおにぎりです。これが、トッポッキのお供にぴったり！ほんとに安心するんですよ。トッポッキの辛さで、イタタタタタ…と涙ぐんでいるときに、このほんのりごま油の一口サイズがどんなに癒されることか…。地元の人もトッポッキと一緒によく頼んでいますよ。

黒くてよくわかりませんね・・・。

こんな小さな一口サイズになっています。

★クルピス
甘いヤクルトのような乳酸菌飲料、クルピス。これも周りの地元のお客さんのテーブルを見ると１～２本置いてあるはず。焼酎と一緒に並んでいる場合もあるかも。辛さを和らげるために飲むもよし、焼酎のクルピス割もなかなかイケマス。ぜひトライしてみて！

お隣のテーブルにも。

ひひひーーとなっているときのお助けドリンク。

ソジュ（焼酎）と一緒に混ぜてカクテルソジュにしてもグッド。

プラム味が人気だそう。

パインアップルもあり。

普段あまりジュースを飲まないナビも、クルピスぐびぐびっ！

＜＜＜ヨッキタットリ（猟奇タットリ）＞＞＞＞
トッポッキよりはまだ食べやすいのがこちら。お店の人気ナンバー２メニューです。お肉にジャガイモ、ニンジン、ねぎなどのぶつ切り野菜がたっぷり入れて、トッポッキと同じく辛いソースで煮たもの。こちらも量がたっぷり！１皿３人前ぐらいです。お餅はあんまり・・・という方はこちらもオススメ！ただ、こちらは出てくるまで時間がけっこうかかります。ちなみに、先日ナビが行ったときは40分待ってようやく出てきました。

いかがでしたか？辛そうに見えましたか？この辛さは食べてみないとわかりません。気になる方は一度トライしてみてくださいね！ナビ的には夏の暑さも、真冬の寒さも吹っ飛ぶ辛さですよ！あ、それから、胃腸の弱い方は無理をしないようにしてください。ナビの知り合いも特に男性はこのトッポッキを食べた次の日、大変だったそうです…。以上、ソウルナビでした！