ドゥレグクス

こんにちは！ソウルナビです。今日はチョンゴルと、お店オリジナルの麺料理が美味しいと評判のお店「ドゥレグクス」をご紹介しましょう！グクスとは韓国語で麺のことですが、こちらではスープも麺もお店オリジナルのものが使われた他にはない麺料理が味わえるんです。そしてチョンゴルとは日本でいうと寄せ鍋のように肉や野菜などいろんな具をお鍋でグツグツ煮ていただく料理。こちら「ドゥレグクス」のチョンゴルは専門店というだけあってスープはもちろん、このチョンゴルに入っている麺までお店の手作りとか。独特な風味で現地でも人気のチョンゴルとグクス、いったいどんな料理が出てくるのか！？さっそく行ってみましょう！！

◆◇◆芸能人もたくさん訪れるエリア、狎鴎亭に！◆◇◆

場所はソウル南部、オシャレな人々が集まるエリアとして知られている狎鴎亭（アックジョン）。こちらは地下鉄３号線のアックジョン（狎鴎亭）駅の辺りから東はギャラリア百貨店やロデオ通りのある辺り、南はシネシティ劇場（映画館）などのある島山大路（トサンデロ）界隈まで広い範囲にまたがっているエリア。でも、お店は地下鉄アックジョン駅から歩いて７分ほどと比較的近くにあり、アクセスは良いほうといえそう。路地に建つビルの１階に入っているお店へは、看板に向かって右手にある入口から入ればOK！

また、ここ狎鴎亭といえば芸能事務所がたくさん集まり、芸能人を見かけることも多い場所。お店にもいろんな芸能関係の方が訪れるそうですよ！ナビが取材に行った時には、日本でも人気の韓国ガールズグループ「KARA」の事務所の方たちが揃ってランチをされていました。また、ひと月ほど前には日本の某有名俳優さんもいらっしゃったとか！？

■コッチャンチョンゴル

チョンゴルのメニューは二つ。「セコギヤチェ・チョンゴル」と、こちら「コッチャン・チョンゴル」！コッチャン＝ホルモン入りのチョンゴルです。具にはホルモンの他にも、タンミョン（韓国の春雨）、薄切り餅、うどん麺に、ネギ、白菜、春菊といった野菜もたっぷり！グクス（麺）専門店と言うだけあって、うどんはお店で手作りしているものだそうですよ。そしてスープはこちらもお店で作られているもので、牛肉から何時間もかけてとったもの。よく見ると、具には牛肉も入っていて、その量は結構たっぷり。また、牛スープと共に味の決め手となるヤンニョム（赤い味付け薬味）の粉唐辛子は、社長さんの田舎、忠清南道の唐津（タンジン）郡で作っているんだそう。ちなみに「セコギヤチェ・チョンゴル」のほうは、コッチャン入りのように真っ赤でなく、辛くないタイプ。こちらも人気だそうなので、辛いモノが苦手な方はこっちのほうにしてみても。

火にかける前のコッチャンチョンゴル

おかずのキムチ類もお店で手作り！

グツグツと煮ていきます～

■ドゥレグクス

そして、こちらがオリジナルの麺料理、お店の名前がついた「ドゥレグクス」。韓国で温かいスープの麺料理というと、カルグクス（うどん風麺）やチャンチグクス（にゅう麺風スープ麺）などがよくありますが、これは見た目からして、そしてお味もそれらとはだいぶ違うよう！？まずスープは昆布、煮干、それから大根、タマネギ、ネギなど５種類の野菜を２時間ほど煮込んで作るとか。野菜の甘みが引き立った、すっきりやさしい味わいです。長時間煮込まないのが、この透きとおった軽いスープを作る秘訣だそう。そして麺のほうはツルっとした食感が特徴の、お店で製麺される生麺。この特徴的な「ドゥレグクス」は前の社長さん、現在の社長さんのご両親が開発したものだそうですョ。

いかがでしたか？オリジナルのチョンゴル＆ドゥレグクスの味、気になりませんか！？＾＾　狎鴎亭の辺りでお腹がすいたとき立ち寄ってみては！？そうそう、ランチタイムの終わる頃、午後１時半から２時半頃までは夕方のディナータイムに向けてスープを作る時間で、お昼にスープを切らしてしまうとこの間は注文ができないことがあるそう。（日によっては、それ以前に売り切れてしまうこともあるとか。）こちらの社長さんはとっても明るい女性の方で、日本語も少しできるので、お昼過ぎにお店に行ったらグクスの注文はできるか気軽に聞いてみてくださいね！以上、ソウルナビでした。