明洞で海鮮鍋ならココ!カンジャンケジャンや牡蠣チヂミも美味しい海鮮料理専門店。
こんにちは!ソウルナビです。韓国グルメというと焼肉やプルコギ、参鶏湯などお肉料理が有名だけど、海に囲まれて海産物も豊富に獲れる韓国で忘れちゃいけないのが海鮮料理!エビ、タコ、イカ、魚にいろんな種類の貝などたくさんの海の幸を韓国らしいピリ辛のスープでぐつぐつと煮込むヘムルタン(海鮮鍋)や、生きたワタリガニを一匹まるごと醤油タレに漬けたカンジャンケジャンなど、日本のとはちょっと違った韓国らしい豪快な海鮮料理もぜひチェックしておきたいところ!今日は、そんな韓国の海鮮料理を思う存分味わえるお店「明洞釜山家(ミョンドンプサンチッ)」をご紹介しましょう!場所は、日本からの観光客が最もよく訪れる明洞(ミョンドン)とアクセス楽々~それでは、さっそく行ってみましょう!
明洞の海鮮鍋通りにオープン!
お店は明洞のメインストリート(明洞中央通り)からちょっと路地に入ったところ。300mほどまっすぐ伸びているこのメインストリートには横道に入る曲がり角がいくつかあるのですが、「明洞釜山家」はその中でも一番ほそ~い通りにあります。よーく見ないと見落としちゃいそうなので、通り過ぎてしまわないように地図をしっかりチェックしておいてくださいネ!でもこの細い路地、実は昔から海鮮料理店が集まっていて、「ヘムルタンコルモク(海鮮鍋通り)」と呼ばれることも。一時期(10年ほど前)は通りにあるお店のほとんどがヘムルタン(海鮮鍋)をウリにしている海鮮料理店ばかりだった頃もあったんです。現在はその時ほどではありませんが、それでも海鮮料理店の多い通り。その中で今日ご紹介する「明洞釜山家」は、メインストリートからこの通りに入るとすぐにあり!白い看板が目印です。
庶民的?!アットホームな雰囲気の店内!
では中へ~。4人がけのテーブルが全部で8組とそんなに広くなく、気取らずアットホームな雰囲気。韓国の標準的な食堂といった感じですが、このちょっぴり庶民的なところがまたいいかも。座敷席もあるので小さなお子様連れの方も安心ですね。
海鮮料理ひとすじ!
こちらがお店の社長さん。「明洞釜山家」は2011年の11月にオープンしたのですが、実は海鮮料理のお店にずっとかかわってこられたんだそう。詳しくうかがってみると、社長さんのお母様も海鮮鍋をはじめとした海鮮料理を専門に出す食堂をされていて、そのキャリアは今年で35年以上にもなるとか。そのレシピを受け継ぎ、娘である社長さんが新しく開いたお店がこちらの釜山家というワケ!海鮮鍋やカンジャンケジャンなど韓国で定番の海鮮料理を美味しく作るノウハウ、新鮮な材料の仕入れ先など全て35年以上続いているお母様のお店からそのまま受け継いだそうですョ。そんな老舗の味を場所も便利な明洞で味わえるなんて嬉しい限り!^^ 日本からのお客さんもたくさん来ていて、そのお客さんたちが残していった「美味しかった!」というメッセージがお店の壁にたくさん貼られています!
海鮮料理がいっぱい!!
それでは自慢の海鮮料理をどんどんご紹介していきましょう!
■ ヘムルタン(海鮮鍋)
お店のイチオシ、人気ナンバーワンメニューは海鮮鍋!ワタリガニやイカはまるごと一匹、その他にもエビ、タコ、貝、タラなど盛りだくさんの海産物に、セリ、豆もやしなどの野菜もいっぱい!
(※写真は大サイズ、4~5人分)
お鍋はテーブルでぐつぐつと煮ていきます。海鮮のダシが染み出していってるかんじ!
大きな具は、煮ながらスタッフが食べやすい大きさに切ってくれますョ。ハサミで大胆にジョキジョキいくのも韓国っぽい!^^
程よく煮えたところで、いただきます!こちらの海鮮鍋、盛りだくさんの海産物はもちろん特にスープが美味!味噌仕立てになっていて、スープによーく染み出した海産物のダシと絶妙にマッチ。このお味噌、市販のものではなく社長さんの田舎で手作りしているものとか。なるほど、やっぱり一味違います。またスープは辛さ控えめなので食べやすいですよ。
■ カンジャンケジャン(蟹の醤油漬け)
お店のオススメナンバー2は蟹の醤油漬け、カンジャンケジャン!新鮮なワタリガニを生のまま醤油ベースのタレに漬けて、蟹のトロトロの身を堪能できる料理。卵やミソも美味!タレも社長さんのお母様から受け継いだもので、毎日注ぎ足しながら新しくカニを漬けているそう。なので、タレの味は日に日に深くなっていっているとか!?甘辛味で醤油の風味はしっかりしていながらも塩気は控えめところがグー!
カンジャンケジャンは甲羅にご飯を入れてから、甲羅に詰まった味噌や卵、タレにご飯を絡めていただきます。まさに「パットドッ(ごはん泥棒)」!
■ プルナク・チョンゴル(牛肉と手長タコの鍋)
プルコギ(牛肉)とナクチ(手長だこ)、お肉と海産物の両方のダシがきいていて、海鮮鍋とはまた違った味わいが楽しめるプルナク・チョンゴル。こちらも日本からのお客さんに人気とか!
その理由は、生きたナクチをそのままお鍋に入れるから!コレは日本では見られないダイナミックさ!ちょっと残酷?!ですが、新鮮なナクチを使ったお鍋の味はやっぱり違います!
ぐつぐつ美味しそう~
■ クルチヂミ(牡蠣のチヂミ)
大ぶりの牡蠣に卵と小麦粉をまぶして香ばしく焼き上げたクル(牡蠣)チヂミ。大粒なので、牡蠣が本当にクリーミー!日本の牡蠣フライとはまたちょっと違った味わいで、一度食べたら忘れられないかも。日本のお客さんにもリピートする人が多いとか!
■ ヘムルチヂミ(海鮮チヂミ)
イカとエビ入りの薄焼きチヂミ。卵がたくさん使われていて軽い食感なのでおつまみやサイドメニューにぴったり!
■ コッケチム(蒸し蟹)
コッケとはワタリガニのこと。こちらはワタリガニを蒸しただけのシンプルな料理。ワタリガニの美味しさをそのまま味わえること間違いナシ!^^
<<おかずもチェック!>>
どの料理を注文しても付いてくる無料のおかずは4種類!キムチのほか、ナムル(和え物)や塩辛などはその日仕入れた材料や季節の野菜が使われるので内容は日替わり。全てお店の手作りなのはもちろん、材料の野菜まで社長さんの田舎の農場で育てられた自家製とか!特にキムチは日本人好みで美味しいと評判!