北村にある行列のできるピザ屋さん!鍛冶屋さんの作った本格的な石釜ピザは一度食べたらヤミツキに!!
こんにちは!ソウルナビです。ソウル旅行で皆さんが楽しみにしているもののひとつにグルメがありますよね。韓国料理には美味しいモノがたくさんあるけれど、なかには辛い食べ物が苦手だったり、一食くらいは辛くないメニューを食べたい!なんて方もいらっしゃるのでは!?そこで今日はソウルでも美味しいピザのお店「テジャンジャンイファトッピジャチッ」をご紹介しましょう。こちらをナビが最初に訪れたのは今から約2年ほど前のこと。北村にある行きつけのカフェの店員さんが教えてくれたお店なんです。その頃から今も変わらず行列ができているほどの人気店!それではさっそく行ってみましょう!
人気の北村エリアにあり!
お店があるのは古い伝統家屋、韓屋(ハノク)が軒を連ねる北村(プッチョン)の、地下鉄3号線アングッ(安国)駅から歩いて7分くらいのところ。広い北村の中でも、駅からは比較的近い場所にあります。また細い路地が入り組んだこのあたりですが、大通りから入ってすぐのところに位置するので、すぐにお店は見つかります。大きな看板などはないけれど、個性的な韓屋の外観が目印。ちなみに、お店の前の道は北村韓屋村に続いているので、ちょっと足をのばしてみるのも良いですよね!
※2016年3月、近くに移転しました。写真は移転後のものです。
店内の様子は?
韓屋(ハノク)で食べるピザという今までに聞いたことのない面白いコンセプトのこちらのお店。韓屋の中庭スペースにもテーブルが並び、オープンテラスのような雰囲気。こういうコンセプトのお店をオープンしようと思ったきっかけは、鍛冶職人である社長の工房を訪れた社長の友人が、こんな工房のような雰囲気の中で食事ができたら面白いんじゃないか?というアイディアをくれたからとか。天井に韓屋の面影を残しながら、イタリアから取り寄せた石釜、洋風のテーブルやイス、オーディオ機器、鍛冶職人の社長が作った作品などが飾られた店内は、独特なセンスが光り、とってもオシャレ!写真にあるキャンドルの照明も社長の作品なんですよ。カメラ片手に撮影している方もたくさん見かけます。
店名「テジャンジャンイファトッピジャチッ」の由来は?
お店の名前はちょっと長くて覚えにくそうな名前ですが、その意味は「鍛冶屋さんのかまどピザ」。その名の通り、こちらの社長さんはもともとなんと鍛冶職人!上でも触れたように工房を訪れた社長の友人のアイディアで、2008年11月にこちらのお店をオープン!ピザのお店を始めたきっかけは、鍛冶職人もピザ職人も火を使う仕事で、どちらにも重要なタイムがあり、その一瞬のタイムを大事にしないといけないという共通点があるからとか。ピザのお店を始めるにあたり、イタリアや日本で熱心に修行をされた社長は、職人さんとは思えないほど笑顔がステキで気さくな方!
イタリアから輸入した石釜お店に入ってまず目に付くのがイタリアから取り寄せた黄土でできた石釜。火加減が大事なピザ作り、ピザの様子を見ながら慎重に焼いていきます。
ピザ作りの様子を見てみましょう~!
お店のピザはイタリア伝統のローマピザ。ピザに使われるトマトソースはイタリアから輸入したトマトホールで作ったオリジナルのソース。イタリアではトマトソースを作るにはこのトマトホール!と言われるほど有名なんですよ。ちなみにピザの生地に使われる小麦粉もイタリアから輸入したもので、生ハムはスペインから、プロシューターはイタリアから輸入したものを使い、有機栽培の野菜をはじめ、材料も新鮮なものを使うというこだわりぶり!
生地を伸ばし
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チーズをたっぷり!!
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かまどの中に入れて焼きます
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何度も様子を見ながら焼き上がりを待ちます
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人気メニューのご紹介!
■カプリチョーザ■
カプリチョーザにはサラミやブラックオリーブなどのほかに、モッツァレラチーズがたっぷり!トロ~リと糸を引くチーズは見るだけで食欲をそそります。薄すぎず厚すぎないピザ生地に、たっぷりのチーズ!女性二人でもペロリといただけちゃう美味しさ^^
■ルッコラピザ■
お店で女性の方から人気のメニューがこちらのルッコラピザ。有機栽培のルッコラがたくさん盛られていて、まるでサラダを食べているような感じ。たっぷりのチーズと、ルッコラの上にはパルメザンチーズがかけられています。シンプルですが、お店こだわりのピザの味を楽しめる一品です。
キャンドルで温めながらピザをいただきます
いかがでしたか?元鍛冶職人である社長をはじめ、明るく元気なスタッフが迎えてくれる「テジャンジャンイファトッピジャチッ」。ソウルに数多くあるピザ屋さんの中で、常に2位を維持したい!と話す社長に理由を伺ったところ、「2位にいると思うことでずっと努力をすることができるから」とのこと!一際にぎわうお店の人気の秘密はこんなこだわりにもあるのかも!?そしてこちらのお店は日本語を話せるスタッフが2名いるそう(※2012年8月現在)。平日も休日もウェイティングすれば入店できますが、人気店なので休日に行かれる場合や、旅行で時間に限りがあるときなどは、事前に電話予約をされることをオススメします。皆さんも伝統的な韓屋の中で元鍛冶屋さんが作る絶品のかまどピザ、召し上がってみてはいかがでしょうか?以上、ソウルナビでした。