タッカンマリ大好きの社長が作るボリューム満点!こだわりのタッカンマリ!
こんにちは!ソウルナビです。突然ですが皆さん!タッカンマリと聞いてイメージする場所はどこですか?東大門にあるタッカンマリ通り!という方も多いと思いますが、東大門のタッカンマリ通り以外にも美味しいタッカンマリがいただけるお店があるんです。今日は学生街の新村(シンチョン)にお店を構える「コンルンタッカンマリ」をご紹介しましょう。こちらで提供される鶏は国内産の新鮮な鶏だけ、というこだわり派。地元住民のみならず、外国人留学生や、中には韓国に到着して空港から直接来る観光客の方もいらっしゃるんだとか。空港から直接訪問するほどの美味しさって!!それでは、さっそく行ってみましょう。
学生で賑わう街、新村にあり
地下鉄2号線シンチョン(新村)駅は延世大学、梨花女子大学、西江大学などソウルの名門大学が集まり若者パワーみなぎる学生街。特に、延世大学正門前の通りは飲み屋やカフェ、カラオケやナイトクラブが多く、週末になると学生が朝まで飲み明かす元気いっぱいの街。若者ばかりの街は・・・人が多いのはちょっと・・・と感じる方もいらっしゃるかとは思いますが、ご心配なく!!「コンルンタッカンマリ」は新村の中でも下宿などが多いエリア。閑静な住宅エリアではありませんが、年齢問わず誰でも安心して歩ける場所に位置しています。
それでは中に入ってみましょう~
こちらは去年(2011年)、移転したばかりのなので、シンプルで清潔感のある店内。全席、靴を脱いで上がる座敷席になっています。広い店内ですが、食事時には全席満員に!!
タッカンマリを食べよう!
お店に入るとスタッフのおばちゃんが席に案内してくれて、注文を聞きに来てくれます。この時、注文する目安としては2~3人なら鶏1匹、3~4人は1匹半または2匹だそう。注文するとまず出てくるのがコチラ。
タッカンマリが出てくるのを待つ間にタレの準備を!
タッカンマリを食べに行くとタレを自分で作るお店もありますが、その場合「何をどのくらい入れればいいの?」と困ったことのある方もいらっしゃいますよね。ご心配なく!こちらのお店ではお醤油、ニンニク、辛子、唐辛子が入ったものが運ばれてくるので、そのタレを混ぜるだけでOK!混ぜ終わったらキャベツやニラなのど野菜を入れ、タレの準備は完了。食べている途中でタレが薄くなった場合やもっと辛くしたい!もっとニンニクを利かせたい!という方が調整できるようにお醤油は備え付けられています。
(※このタレは若干辛めなので、お願いするとお醤油だけのタレも可能だそうです。)
途中で味が薄くなったら、備え付けのお醤油を追加。
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洋服を汚さないようにエプロンの準備もお忘れなく!
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鶏、ジャガイモ、トッ(韓国餅)、エリンギの入った鍋が運ばれてくると、おばちゃんが豪快にはさみで切ってくれます。あらかじめ火を通してあるので、テーブルのコンロで10分(1匹半~2匹の時は15分)ぐらい茹でるとOK!ではさっそくいただきまーす。
熱いので注意しながら、まず最初はスープから。さっぱりしているのに鶏のダシが効いた美味しいスープ。このダシだけでも何杯も飲めちゃいそうなほど!どうやって作っているのか社長さんに尋ねたところ、笑顔で「企業秘密」!とのこと^^
スープを飲んだらお待ちかねの鶏。そのまま食べるも良し。タレに付けるも良し。食べ方いろいろでいろんな味が楽しめます。社長さんこだわりの鶏はプリプリ!トッはモチモチ!じゃがいもはホクホク!タレ付きの鶏を食べたらスープ、スープの次は鶏を食べての繰り返しでお箸が進みます。
鶏を半分ほど食べたら、カルグクス(麺)の注文も忘れずに!
タッカンマリを食べる時、忘れてはいけないのがカルグクス。注文すると麺を持ってきて、お鍋に入れてくれるので3分ほど待ったら食べごろ。モチモチの麺はタレと絡めて食べたり、ダシと一緒に食べたり。鶏と同様にこちらもいろんな食べ方で楽しめます。ここでナビからのお願い!カルグクスを注文する時は、人数分注文するとお腹がパンパンになってしまってシメを食べれなくなるので、カルグクスを注文する際は少なめに注文を。
シメはチュッ(おかゆ)!
どこのタッカンマリ屋さんに行ってもシメはカルククスやポックンパ(焼き飯)があると思いますが、こちらのお店でのシメはチュッ(おかゆ)。最初のダシ+鶏を食べてる間にさらに煮込んで凝縮されたダシを余すことなく全ていただけちゃいます^^おかゆを注文するとご飯とスープを持っておばちゃん登場!スープが少なくなっている場合はこの時に継ぎ足してもらえますよ。まずご飯を入れて、次にスープを入れてひと煮立ち(この時にじゃがいもを少し一緒に入れると美味しいとのこと。)ひと煮立ちしたら、お次は韓国海苔、卵、ごま油を持って再びおばちゃん登場。卵、ごま油、韓国のりの順でお鍋に入れ慣れた手つきですばやくおかゆを作ってくれます。
この時、ナビは器に移してタレと絡めながらいただきましたが、社長さんいわく一番美味しい食べ方はスプーンで直接すくって食べること!またその時お鍋の底に出来てるおこげを一緒にすくって食べるといっそう美味しいとのこと。また、作りたて熱々のおかゆと熱が冷めてからのおかゆでは美味しさが違って2つの味を楽しめるので、どんなに美味しくても熱々のうちに全て食べてしまわずに熱が冷めるまで少し我慢してみてくださいね。
いかがでしたか?お鍋を最後のスープ1滴まで無駄にせず全てを堪能出来る「コンルンタッカンマリ」。なんと、こちらの社長さんはタッカンマリが大好きで週に2~3日はタッカンマリを食べているんだとか。また海外旅行に行った時もタッカンマリが食べたくなるほどのタッカンマリ好き!たまには新村まで足を運んで、タッカンマリ大好きな社長さんが作るこだわりタッカンマリを食べてみてはいかがでしょうか。以上、タッカンマリ大好きのソウルナビがお伝えしました。