機張市場の商人が認めるカルチ(太刀魚)専門店!30分待ちは当たり前!
こんにちは、プサンナビです。釜山で本格的なカルチ(太刀魚)を食べさせてくれるお店を釜山の地元の方に訪ねたところ、一番に上がってくるお店が機張(キジャン)市場内に位置する「モッナンイシクタン」。釜山で1番といってもいい!と地元人をうならせるお店を、今日はご紹介して行きましょう!カルチといった韓国では済州島が名産ですが、こちらの食堂のカルチはすべて済州島産のものだけを使用したこだわりよう。お昼時になるとお店の前にズラリと列ができる、機張市場きっての人気店!通に言わせると機張でカニを食べるのではなく、カルチを食べる!といわれているほどのお店なんですよ!ということで、さっそく、お店にお邪魔しましょう~!
機張市場の真ん中に位置!
お店は釜山のはずれにある機張市場に位置しています。ちょうど周りにはカニのお店がズラリと並んでいますが、こちらのお店は路地を10mほどははいったところ。お店自体は大きくもなく、目立たないのですが、列を作って待っているお客さんや待つための椅子があるので分かりやすいと思います。
入口にはズラリと青い椅子が並んでいます。ナビがお邪魔したのはちょうど午後2時前のランチタイムが終了する時間帯だったのですが、それでもお店は座る場所がないほどいっぱい!また列が長すぎたり、待機客が多い場合には花札の番号札を渡してくれますよ。相席もあり、テーブル間の隙間がとても狭いので、きつきつな状態で食事をすることになりますが、食事を食べたら不満なんかでない!ということで皆さんそれでも太刀魚めがけてお店にくるんだそうですよ。
済州島産の太刀魚だけを使用した本格的な太刀魚専門店!
太刀魚は高級魚として韓国では知られ、釜山で購入したり食べに行っても、細くて身の少ない太刀魚にしかありつけない場合が多いのですが、こちらのお店の太刀魚は韓国で一番太く美味しいといわれている済州島産の太刀魚だけを料理に使用しています。その中でも最高級のものを、そしてもちろん冷凍ではないものを使用しているということで、出てくる太刀魚がとても太くて、食べ応えあり!!お値段は安くはないけれど、最高級の太刀魚と思えばそれほどではないかな?
●センカルチグイ(生太刀魚の塩焼き)
ほんの少しの塩がかけられて焼かれてでてくる焼きカルチ。ちょうど1匹分が1人分になっています。淡白な味なのですが、ほんのり脂も乗っていて、香ばしさがなんともいえない味!
●センカルチチゲ(生太刀魚のチゲ)
真っ赤ですが、食べてみると激辛というわけではなく、甘さも感じられて、ご飯にかけたくなるような味。煮込んでいるわけではないのでカルチに味がしみこんではないですが、それがまた美味しさの秘密とか!?タンパクなカルチと甘辛のタレがマッチして、最後までスープを飲み干したくなるほど!ご飯にかけて食べている方も多いですが、焼酎に合わせていただくお客さんも大変多いとか!
並ぶおかずも港町の機張ならでは!
無料で出てくるおかずは日替わりで変わるということですが、基本的にチョッカルといわれる塩辛系のものが多く、釜山市内ではあまり見られないおかずも!ちょっと臭いものもあり、苦手の方もいると思いますが、機張の味にぜひチャレンジしてみてくださいね!
いかがでしたか?釜山市内では太刀魚を本格的に食べさせてくれるお店が少ないですが、ぜひ食べてみたい!という方は、機張で太刀魚にチャレンジしてみてくださいね!いつもメニューにはないけれど、時期によっては太刀魚の刺身のあるときもあるので、狙っていってみてもいいかも!?ただし、大変混雑する人気店なので、お昼時を避け午後2時過ぎにいくとスムーズに並ばずに食事をいただけますよ!以上、プサンナビがお送りしました。