サムギョプサルの新スタイル!注目の韓国初、石窯焼きサムギョプサル!
こんにちは、ソウルナビです。韓国で焼肉と言えば何といっても豚肉!しかもサムギョッサル!カリカリに焼いたサムギョッサルをサンチュに包んで食べる・・・う~っ想像しただけでもヨダレが~っ!韓国ドラマの1シーンでもよく焼酎を飲みながらサムギョッサルを食べるシーンが出てきますよね?韓国を代表する文化の1つであるサムギョッサルはお店の数も多く、1つのトンネ(町)に何軒ものお店があったりします。今日は、そんなサムギョッサル戦国時代に他のお店とは一線を画した新しいスタイルで登場したサムギョッサル店「ファットンサム(旧ファットンチッ)」をご紹介しましょう。とっても気になりますよね。それでは、ナビと一緒に行ってみましょ~!
◇◆お店を訪ねて仁川・ソンド(松島)新都市へ~!◆◇
「ファットンサム」はチェーン店で、ソウル市内にも数軒ありますが、今日ご紹介するのは仁川は松島(ソンド)新都市にある仁川松島店。松島(ソンド)といえば埋立地に高層ビルやマンションが立ち並び、その姿はまるで未来都市!この街では新しい韓国の一面を見ることができます。街の中央にはセントラルパークと呼ばれる大きな公園があり、現在(2013年8月)公園内にハノッマウル(韓屋村)も建設中。そして公園の横には国内最大規模のロッッテモールも建設中。数年後には外国人もたくさん訪れる観光スポットになること間違いなし!最近はドラマでもソンド新都市の光景をよく見かけるようになりました。また松島新都市の夜景も一見の価値アリ!
地下鉄1号線から仁川地下鉄1号線と乗り継ぎ、セントラルパークからほど近いインチョンデイック(仁川大入口)駅で下車。お店までは徒歩約12分と少々歩くけれど、右に東アジア貿易センター、左にセントラルパークなどの景色を楽しむことができるから、実際はあっという間!ちなみにこちら、平日の夜や週末は30分から1時間ほど待つのを覚悟しなけばならない人気店!混雑時間を外して訪れるのがベストです。
<お店の内装は・・・>
◇◆韓国初!石窯で1次焼きするサムギョッサル!◆◇
お店のどこからも見える位置にドドーン!と鎮座するのがレンガ造りの窯。「ファットンサム」の「ファットン」とは韓国語で煙突という意味。まさにこの窯の煙突を現しているんです。こちらではお肉をそのままお客様に出すのではなく。この石窯で“1次焼き”をしてからテーブルに出されます。トンサムギョッサル(カットしていないサムギョッサル)を400度の高温で1次焼きすることで表面が焼かれ、お肉のおいしさがギュッと詰まるとか!この手の石窯は今までピザなどでは使われていたけれど、お肉に使うのは韓国初だとか!
こだわりの肉!
もちろんお肉も、ものすごいこだわりよう!契約農場から4日以内にお店に届いたお肉は、お店で1日寝かされ、最も美味しい状態でお客さんの口に入ります。1℃の温度に保たれたお肉は一度も冷凍しないから、臭みもなく、柔らかで美味しい♪ しかも使用するお肉は国内産のメス豚だけという徹底ぶり。オス豚さん、ごめんなさい~そのほか、セットで付いてくるトッカルビもお店で手作り!細部にわたって「ファットンサム」のこだわりが見られます。
◇◆メニュー紹介!◆◇
ファットン生サムギョッスペシャル
「ファットンサム」で一番の人気メニュー“ファットン生サムギョッスペシャル”!スペシャルと言うくらいあって、お肉の他にエビ、手作りソーセージ、手作りトッカルビ、野菜etcが全部セットに!なんて豪華で、なんて欲張りなセット!しかも価格もリーズナブル♪
このテーブル席に備えてある鉄板ならぬ石で出来た石板の大きさにもビックリ!ナビが今まで見た中でも1番の大きさです!それもそのはず、なんと26インチもあるんだとか!ピンと来ない方、テレビの大きさで想像してみて下さいね!
次々にいろいろなものが運ばれ、石板に乗せられていきます・・・
さてさて、だんだん豪華になって来ましたよ~!
石窯から1次焼きを終えたお肉が出て来ます。焼印をジュ~ッ!20秒くらい押され、キレイに文字が焼かれます。
ジャジャ~ン!ウワサの石窯焼きサムギョッサルが登場!おおお~焼印まで押されて、何だか高級な感じ♪ 石板が大きいから、お肉が小さく見える・・・でも実際はそんなことはありません!かなりの大きさなんです。厚さも2.8センチ!少食の女性陣はちょっと完食するのが難しいかも・・・
見て下さい、この厚さ!!
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26インチの石板にビッシリ~
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焼く作業はお店のお兄さんがぜ~んぶやってくれるので、ただ座ってるだけで、何だか女王様気分♪だんだんいい色に焼けてきました~サムギョッサルの塊肉も、ちょっと勿体ない気がするけれど、お兄さんがチョキチョキ切っていきます・・・そしてなぜか切ったお肉をピラミッドのように積んでいきます。さらに何かをふりかけた・・・なんだなんだ?と思った矢先に、いきなりファイヤ~~!うわ、ビックリ!こんなパフォーマンスも見せてくれます。これでますますお肉の旨味がギュッと閉じ込められるんです。
完成!食べ頃になってきたらいただきます。
さっきからテーブルの隅にひっそり置かれてた卵が気になっていたら、こんな風に~!チーズまで乗っちゃいマス。
◎◎シメはポックンパッで!◎◎
お腹いっぱいでもう食べれな~い!とはいっても、やっぱりポックンパッ(炒めご飯)は別腹!ちなみにポックンパッはセットには含まれていないため、別途注文が必要です。ご注意して下さい。このポックンパッ、海苔とチーズの2種類があります。
いかがでしたか?お店にある石窯は運ぶことが出来ないため、職人さんがお店までやって来てその場で作ったんだそう。窯の内部には済州島の火山石が使用され、その火山石からの熱と、釜の中に循環している空気でお肉が1次焼きされるとか。ただ焼くだけでも美味しいサムギョッサルなのに、ここまでこだわるなんて、やっぱり他店とは一線を画しています。昔ながらの焼肉店も韓国チックでいいけれど、流行に乗ってビジュアルも、お腹も、そして味も大満足する新スタイルの焼肉も是非挑戦してみて下さいね。食べきれないから、お腹を空かせて行くことをオススメします。以上、仁川は松島新都市にある大人気のサムギョッサル店「ファットンサム(旧ファットンチッ)」から、ソウルナビがお伝えしました~!