チャン・グンソクとユナ主演のドラマ「ラブレイン」のロケでも使われた、弘大にある純インド料理店!
こんにちは!ソウルナビです。味覚の中の「辛さ」には韓国料理のような唐辛子の辛さ、日本料理のすしに使うわさびのような辛さ、エスニック料理のようにスパイスを合わせて作った辛さといろいろ種類がありますが、どの辛さも食べた後には全身に汗が流れるように熱くなり、もう食べるのはよそうと思うのにクセになり、ついついまた食べてしまったりしますよね?!今日は辛い料理でも韓国料理ではなく、エスニック料理をご紹介しましょう。いろいろな国の食を楽しめるホンデの地にチャン・グンソクと少女時代のユナが出演した韓国ドラマ「サランピ(日本名:ラブレイン)の撮影に使われたインド料理店があるんです。店の名は「カジュラーホー」。でも話に聞くと、ドラマ撮影前からカレーの味が絶品でリピーターも多い店なんだとか!さっそく行ってみよ~
◆◇◆グルメ・ショッピングも楽しめるホンデに位置◆◇◆
「カジュラーホー」は地下鉄2号線・空港鉄道・京義中央線ホンデイック(弘大入口)駅から徒歩6分ほどと、駅から近くて便利な場所にあります。ホンデといえば芸術系の名門として有名な弘益(ホンイク)大学を中心に、周りには小さな専門学校もあることから、若者が多く活気のあることで有名な街。弘大に通う留学生も多いためか、さまざまなジャンルのレストランがあり、また学生がおしゃれを楽しむための沢山のセレクトショップもあってショッピングも楽しむことができる街なんです。お店はそのホンデの大通りから少し外れた建物の2階にあります。
エントランスと階段部分からインドの銅像やタペストリーで上手に置かれ、雰囲気作りされていて、食事を楽しむ前から韓国にいながらさっそく気分はインドに浸れます(笑)
◆◇◆オーナーのインドドリームがいっぱいつまった店内デザイン◆◇◆
こちらのお店は2009年にOPEN。オーナーが20年前に旅行した場所が「インド」で、韓国とはまったく違うインドの風景に心を奪われ、その後何度も足を運んだそう。偶然にもインドの友人と出会い、ホンデの地でインド料理経営を始めることになり、オーナーがインドで訪れた場所「カジュラーホー」をお店の名前につけました。店内に飾られている人形や絵画、テーブルに置かれている小物は全てオーナーがインド現地から買い付けてきたもの。実はオーナーは女性でとても素朴できゃしゃな方なのですが、ナビにビジョンを語ってくださる姿は外見とは違って、とても力強く、魅力的!
室内の席数は50席ほど。テーブル席と奥の個室はお座敷になっていますが、個室には10名ほど入ることができ普段でも会社や仲間同士での飲み会でもよく利用されているそう。
■■■ レストラン内のテーブル席と個室 ■■■
■■■ オーナーのインド現地買い付けの品 ■■■
◆◇◆インドの代表料理カレーに挑戦!◆◇◆
日本でも韓国でもお店の看板に「インドカレー」とか「インド料理」と書いてありますが、実は作っている人はインドではなくインドのお隣りの国であるネパール やパキスタンの人が多いんだとか。だから純粋なインド料理が出てくるのではないそう。しかし、「カジュラーホー」はインドの現地カジュラーホーから招待し たシェフが直接作っています。だから純インド料理を食られるのが特徴!オーナーのオススメはやっぱりカレー!ノーマルからハードな辛さまで全て用意されて います。
◎チキンカレー
味もマイルドで常連客にも人気の高いチキンカレー。他の店よりもナンが薄くカリカリしておいしい!そのまま食べてもおいしいけれど、カレーをのせて食べるとカレーのピリ辛さとナンの香ばしさがドッキング!絶品の味になります。またライスを注文する方は、インド式に手で食べられてみてはいかがですか?
◆◇◆人生で最初で最後?!インドたばこにも挑戦!◆◇◆
オーナーがインド通だけに、楽しめるのはカレーやナン、タンドリーチキンだけではありません!インド現地から買い付けてきた物の中にはご当地のたばこもあり、こちらで食事された方は無料で試すことができます。ナビも初めて目にしたのですが、紙ではなく木の葉で巻かれているタバコ。オーナーによれば、タバコの中身は天日でよく乾かしたタバコの葉を棒でたたいて細かくしたもの。ちなみに韓国にも昔このようなたばこがあったとか。オーナーがこれを持ち帰る際、インドから日本経由で韓国に戻ってきたのですが、税関に麻薬と間違えられて別室で検査を受けた・・・というすごいエピソードも(笑) 命がけ?で持って帰ってきた貴重なインド文化の一つを是非、皆さんも味わってみては?
◆◇◆カレーからはじまってたばこに続き最後はドラマロケ地まで◆◇◆
入口のポスターからチャン・グンソクとユナに会える
また冒頭でも触れたように、こちら「カジュラーホー」は日本で大ヒットした「冬のソナタ」の監督ユン・ソクホの最新ドラマ「サランピ(日本題:ラブレイン)」でチャン・グンソクと少女時代のユナとのデートシーンで使用された場所。日本で出会ったジュン(チャン・グンソク)とハナ(ユナ)が韓国に戻り、日本で一緒に食べたカレーを思い出しながらこちら「カジュラーホー」でカレーを食べるシーンがあるのですが、入口のポスターとロケに使われたテーブルのサイドには、その時のシーンの写真が貼られています。ドラマ終了後も情報を聞きつけて食事を兼ねて訪れた日本人のお客さんが、このテーブルに是非座りたいと希望される方も結構いらっしゃったとか!ドラマの影響って大きいもんなんだなと改めて感じました(汗)
いかがでしたか?これ以外にも通常のお店ではなかなか飲むことのできないインド地ビール、キングフィッシャーが常備されていたり、カレーを手で食べていただくためにテーブルにはインドで買い付けてきた水のいらない手洗いジェルを置かれてあったり、トイレのお手拭を工夫したりと、来店した方にインドの文化を多く知っていただこうとオーナーの努力がかいま見えます。今日はマイルドなチキンカレーでしたが、次回は辛めのカレーとタンドリーチキンに挑戦してみようかな(笑) 皆さんもドラマロケ地を見学がてら、リアルインドを体験してみてくださいネ。以上、ソウルナビがお伝えしました~