酸味のきいた深漬けキムチと生の豚肉がたっぷり入ったピリ辛味の豚キムチチゲ!
こんにちわ。ソウルナビです。
ぼこぼこと煮えたぎっている真~っ赤に煮~えた~キムチチゲ!みなさんキムチチゲはお好きですか?おおぉぉ!なんと大好きですと!そういうソウルナビもキムチチゲの大・大・大ファン(^o^)。韓国人でふだん料理しない人ですら、それぞれのこだわり(?)を持ち「キムチチゲくらいは作れるさ」と大見得切って簡単に作れる食べ物、それがキムチチゲ。また平凡な韓食堂でメニューにキムチチゲが無いお店も無いでしょう。それくらいキムチチゲは韓国料理の中でもとても一般的で、ポピュラーな食べ物。でもそのどこにでもあるキムチチゲの中でも、味わいのある本物のおいしいキムチチゲを味わうのは至難の技!!(ーー;)
うわさを聞いて探した末に、ナビは光化門まで急いで走って行っちゃいました!どこまで走って行ったかって?そ・れ・は・ね・・・酸味の効いた深漬けキムチにキムチの汁を入れ、冷凍じゃない!生の豚肉のモクサル(豚の首の部分の肉)を大ぶりに切ったものをたっぷり入れたピリ辛味の豚キムチチゲが超有名な「クァンファムンチッ(光化門チッ)」!約20年、キムチチゲを煮る音と苦楽を共にして来た専門家のキムチチゲのお店。この20年間で変わったものといえば、少し前に壁に紙を貼ったことだけだとか!(^^)
そんなお店だからか「クァンファムンチッ(光化門チッ)」、おしゃれなインテリアやきめ細かいサービス(忙しいとき)とはちょっと縁遠い感じがします。でもキムチチゲの味だけはソウルで5本の指に入るくらいおいしいお店!お店の貫禄ある(?)外観にひいてないで、おいしいキムチチゲがみなさんを待っていると思って、思い切ってそのドアを開けて入って行っちゃってくださいね。
4坪ほどのスペース(1階、2階は10名ほどが座れます)に4人掛けの食卓5台は昼食時間(11:30~13:30)には周りの会社に勤めるネクタイ部隊で一杯!「クァンファムンチッ(光化門チッ)」のメインメニューは豚キムチチゲとケランマリ(卵焼き)!豚キムチチゲはちょっと大きめに切った豚肉をたっぷり入れて煮たもので、ほとんど半チゲ半ブタ状態。韓国の昔のキムチチゲの味って、こんな味だったんでしょうか(ー。ー)a?ぴりぴり辛くて、それでいてさっぱり味のスープにたっぷり入ったキムチと豚肉はお酒のおつまみにもピッタリ!というのは「クァンファムンチッ(光化門チッ)」の社長さんのお言葉。そしてもう一つの人気メニューは卵に塩と葱だけをちょっと入れて焼いた黄~色ぉ~いケランマリ!まずはお味を見てくださいね~!(^^)
ソウルナビがお教えする絶妙のオーダー方法!2人で食べに行ったときはキムチチゲ1つとケランマリ1つ、3人だったらキムチチゲ2つとケランマリ1つオーダーしてキムチチゲとケランマリを一緒に食べること!!晩酌にビールを1杯なんていうのも微妙にいいですよね(^^)!またコンギパッ(ご飯)のお皿が小さいなぁと思った方!ご飯を混ぜて食べるなら、大きなお碗(サバル)にごま油とコチュジャンをくれるのでパンチャンに出てくるコンナムルなんかを混ぜて食べるのも絶妙の味わい!こちらのお店では日本語は通じないけれど、大きなお碗(サバル)をくださいと身振り手振りでがんばれば通じるかも・・・。その他のパンチャン(おかず)はキムチ、コンナムルムッチム(豆もやしを和えたもの)、ムチェムッチム(大根の千切りを和えたもの)、水キムチなどです。
韓国のキムチチゲのうち一番おいしい豚キムチチゲを提供したいとおっしゃる「クァンファムンチッ(光化門チッ)」の社長さん。古びたお店と狭い座席はちょっぴり窮屈ではあるけれど、人のよさそうな印象の社長さんはとっても魅力的。みなさんは昼食の時間を避けて行かれるのがベターでしょう。というのも、言葉は通じないし、とっても忙しいので、みなさんに気を使う余裕が全然無いからです。それに次の人たちのために早く席を空けないと・・・という無言のプレッシャーも!では大きなお碗にご飯、豚キムチチゲ、ケランマリなどなどを入れて夢中でぐちゃぐちゃかき混ぜているソウルナビでした。