1960年オープン!市庁エリアにある参鶏湯(サムゲタン)の老舗!
こんにちは!ソウルナビです。韓国料理には体にいい食べ物がいろいろありますが、中でもいろんな漢方が入って辛くない食べ物といえば??そうサムゲタン(参鶏湯)!でも、もともとサムゲタンって家で食べる料理だったとか。今日は、その家庭料理だったサムゲタンを大衆的な食堂メニューとして初めて世に送り出した店「高麗参鶏湯(コリョサムゲタン)」をご紹介しましょう。こちらは1960年の開店から現在まで親子2代に渡って伝統サムゲタンの味を守り、韓国国内ではもちろん、海外でもたくさんのメディアに紹介されるなど、かなりの有名店。特に夏の昼ともなると毎日並ばないと食べれないほど人気のお店なんです。それでは、さっそく行ってみましょう!
市庁駅から徒歩約1分!
お店があるのは地下鉄1・2号線シチョン(市庁)駅の10番出口から徒歩約1分のところ。駅の出入口を出てま~っすぐ歩いて行くと、右手にお店が見えてきます。出口を間違えなければ、ど~んなに方向音痴さんでも迷わず行けちゃいそう!お店は1階が個人客用の席、2階から上の階が団体用の席となっています。お店は2013年にリニューアルされ、さらに新しくなりました。
伝統の味!美味しさの秘密!?
こちらのお店の一番のポイントは、何と言ってもジューシーでやわらかい鶏!こちらでは孵化して49日経った若い鶏だけをその日その日、養鶏専門農場から直接仕入れているそう。その鶏のお腹に高麗人参、栗、ナツメ、ニンニク、もち米とファンギ、海桐皮(ヘドンピ)などの漢方を詰め、1日3~4時間煮こむとタンパクで味わい深い栄養スープの出来上がり!高麗人参、栗、ニンニクなど、いろんな味と香りが染み付いたたっぷりのもち米で、全体的にスープがとろ~り気味。
人気メニューをいただきま~す!
それでは人気メニューのご紹介!っとその前に、注文するとまず運ばれてくるのが、こちらのキムチとカクトゥギ(大根キムチ)、高麗人参の根とナツメ、クギジャ、ファンギなどで直接漬けたお酒、人参酒。韓国では健康酒として人気の百歳酒のような甘味はなく、すっきりとしていて、最後に高麗人参の香りがもわ~っと残る感じ。これはサムゲタンを注文するとサービスで一杯いただけちゃうもので、一杯だけでも元気になりそうなお酒。番号の書いてるカードも一緒に持って来てくれるので、お会計の時はこのカードをレジに持って行きましょう。
■□■参鶏湯■□■
こちらのサムゲタン、本当に肉が柔らかい!お箸とスプーンを使うと身がホロホロと!でもパサパサ感はないんです。スープもサッパリ系なので、鶏1匹分でもすっきり食べられます。普通の参鶏湯の他には高麗人参参鶏湯やアワビ入り参鶏湯などもあります。
■□■烏骨鶏参鶏湯■□■
真っ黒い見た目でちょっぴりグロテスクにも見えるこちらは烏骨鶏の参鶏湯。その見た目から敬遠されがちですが、通常の鶏よりも栄養価が高いんです!通常の参鶏湯とあまり違いは感じないけど、若干烏骨鶏参鶏湯の方が高麗人参の味が強いかな!?匂いや独特な味もなく、食べてみると普通の鶏と変わらないので今まで見た目で避けて来た方、是非チャレンジしてみて!
いかがでしたか?ナビがお店を訪れたのは暑い日の昼前。その時は店内はかなり静かでお店のスタッフの方も日本語の書いてあるメニューを見せてくれたりかなりやさしく接してくれましたが、11時30分頃から店内は満員に。周りの韓国人を見ているとメニューも見ずに参鶏湯を注文しているようで、スタッフの方もてんやわんやな感じに!正午前にはお店の外に行列ができていたので、お店に行かれる方はランチタイムから少し、いや大幅に時間をずらして行かれることをオススメします^^ 以上、市庁にある「高麗参鶏湯」からソウルナビでした。