奨忠洞チョッパル通りの元祖!この店を知らずにチョッパルは語れません!
こんにちは!ソウルナビです。韓国といえばカルビなどの牛肉料理を思い浮かべる方が多いかと思いますが、実はおいしい豚肉料理もたくさんあり、現地の人に根強い人気があるんですよ!お値段もお手頃だし、お味もGood!今日はナビも大好きな豚肉料理のひとつであるチョッパルのお店をご紹介します。チョッパルとは豚の足を煮込んだお料理のこと。ゼラチン成分がたっぷりと含まれていて美容にも体にもやさしい食品。見た目はちょっとグロイ?!ですが味は淡白で思ったよりたくさん食べられちゃうのがチョッパル!今日ご紹介するお店は「奨忠洞チョッパル通り」というチョッパルの専門店が建ち並ぶ通りの中でも元祖中の元祖ともいえるお店、「元祖奨忠洞ハルモニチッ」。この店を知らずしてチョッパルについては語れません!それではさっそくご案内しましょう!
奨忠洞チョッパル通りソウルには新林洞(シルリムドン)のスンデ(豚の腸詰め)タウンや新堂洞(シンダンドン)のトッポキ(餅)通りなどの専門店通りがいくつか存在します。そしてチョッパルといえば今回の舞台である地下鉄3号線トンデイック(東大入口・Donguk University・332)駅3番出口付近から広がる「奨忠洞チョッパル通り」。70~80mほどの間に十数軒のチョッパル専門店が建ち並び、あたりには豚を煮込んだ香ばしい香りが漂っています。「奨忠洞チョッパル通り」の歴史は約50年。その年月に奨忠洞でのみおいしいチョッパルが食べられる秘密があるんです。それは開業当時から使用しているチョッパルジャン(チョッパルを煮込むのに使う醤)。どのお店でもこのジャンを代々受け継ぎ、今なお使用しています。この味を昨日今日作ろうと思っても到底無理!おいしいチョッパルを食べるにはやはり「奨忠洞チョッパル通り」へと向かうわけですね。
「元祖奨忠洞ハルモニチッ」豚の足が身体に良いことなどは知られていましたが、臭いが強く、一般料理には不向きだとされていました。そんな豚の足をある新しい料理法で調理し、臭いも余分な脂もなく、それでいて淡白な豚の味をそのまま生かすのに成功したのがこちら「元祖奨忠洞ハルモニチッ」のハルモニ(おばあさん)。こちらは現在のチョッパルを作り出した元祖のお店なんです!お店は、レンガ造りの2階建て。1階は80席、2階は160席のあわせて240席。人気店なので週末になると、お客様でい~っぱい!会計カウンターには韓国マスコミに紹介されたときの写真もびっしり貼り付けられていましたよ!
「元祖奨忠洞ハルモニチッ」のチョッパル。おいしさの秘密は?!「元祖奨忠洞ハルモニチッ」は玉ねぎとショウガをベースにし長い歳月とともに濃く味わい深くなった秘伝のチョッパルジャン(チョッパルを煮込むのに使う醤)でコトコト繰り返し繰り返し褐色になるまで煮込んでできあがります。このチョッパルの茶色い色は醤油ではなく、玉ねぎを煮込んで付いた色なんだそう。茹で上がったチョッパルは常温で冷まし、身がしまったところで、お店のアジュンマの素晴らしい手さばきできれいにスライスされ、テーブルに運ばれてきます。豚の臭さではなく、香ばしい淡白な香りと適度にのった脂が食欲をそそります!
チョッパルを食べよう~!食べ方を簡単に説明しますと、サンチュにチョッパルをのせ、その上にエビの塩辛、ニンニク・生玉ねぎ・ニラの辛あえなどをさらにのせ、くるっと巻いてパクリと食いつきます。ん~味はもう最高!チョッパルの味をじっくり味わいたい場合は、エビの塩辛にちょっとつけて、食べるとこれまた美味!チョッパルのコリコリトした歯ごたえ、淡白な味、エビの塩辛が一体となって、もう一口、もう一口と癖になるんです!
「元祖奨忠洞ハルモニチッ」は東大門市場(トンデムンシジャン)から歩いて約15分ほど。。元気な人なら歩いていけるかも?!またホテルでいっぱいやりたい!っという人にはお持ち帰りように包んでももらえます。もちろんサンチュなどのお野菜もセットでもらえますよ!チョッパルを食べて美容も健康もパワーアップしましょう!以上、「元祖奨忠洞ハルモニチッ」より、すっかりチョッパルにはまってしまったソウルナビがお伝えしました!