から~い、でも食べたい!安東生まれの鶏肉甘辛料理チムタッ!
こんにちは~ソウルナビです!韓国グルメと言えば、やっぱりお肉!豚に牛に鶏、皆さんはどの肉がお好きですか!?ぜーんぶ好きだけど、やっぱり鶏が好き?今日はそんな鶏好きの方のために、気軽&リーズナブルに味わうことが出来る鶏肉料理の専門店「安東チムタク(アンドンチムタッ)」をご紹介しましょう!こちらは韓国で有名なチムタッの専門店。このチムタッとは鶏肉とにんじんやタマネギなどの野菜、タンミョンと一緒に醤油ベースの甘辛ソースで炒めた鶏肉料理のこと。ひとつの大皿で出てきて、2~5人ほどでみんなで分け合いながら食べる人気の料理なんです。それでは、さっそくいってみましょう~!!
お店の場所は明洞!NOONSQUAREのすぐ近く!
ミョンドンメインストリート。
お店があるのは明洞(ミョンドン)。明洞といえば百貨店や免税店、化粧品屋さんがズラリ、プチプラアイテムショップや韓国ブランド、海外ブランドの路面店、さらにファストファッションブランドがあつまる、ショッピングを思いっきり楽しめちゃう街。この明洞には安東チムタクの専門店がいくつかありますが、こちらがあるのはファッションビル「NOONSQUAREN(ヌーンスクエア)」からもすぐ近く。地下鉄2号線ウルチロイック(乙支路入口)駅から徒歩3分のところ。もちろん、地下鉄4号線明洞(ミョンドン)駅からも歩いていくことができますよ^^
それではお店にいってみましょうー!!
お店は建物すべてアンドンチムタッ!席の数をたくさんあるので、もし人がたくさんいても、ちょっと待ったらすぐ入れちゃいます。テーブルも、椅子も、壁もすべて茶色で統一。そして天上の照明も小さな暖色の照明が並び、なんだか落ち着いた雰囲気。そしてコの字型のテーブルにコの字型のベンチというインテリア。そういえば、チムタッの専門店ってなぜかどこもこんなテーブルと椅子がセットであることが多いような?椅子にはゆったり座ることができ、荷物も一緒に置けるのでリラックスできちゃいます。大きな鏡が壁一面にあるから、食べ終わった際の、お口まわりのチェックも忘れずにできちゃいます!
安東チムタッってどんなお料理!?
冒頭でもふれましたが、アンドンチムタッは鶏肉やジャガイモ、玉ねぎなどの野菜に、タンミョン(
サツマイモのデンプンで作られた春雨)を唐辛子と一緒に、醤油ベースのタレで煮込んだ料理。名前にある安東とは、韓国の南東部、慶尚北道(キョンサンプット)にある安東(アンドン)のこと。この地の郷土料理として知られていたことから安東チムタッという名前になったとか。ちなみにチムタッとはチムが「煮込む」、タッが「鶏」という意味。2000年頃、ソウルでこのアンドンスタイルのチムタッである安東チムタクが大ブームに!今ではチムタッといえば、このアンドンチムタッを想像するくらい、多くの人に知られているポピュラーな料理なんです。ちなみにブームの頃はあまり辛くなかったけれど、現在のアンドンチムタッは唐辛子がたっぷり入り、辛めの味に。唇と舌をヒーヒー言わせながら食べましょう。韓国グルメの間でもオススメの料理です^^
メニューはアンドンチムタッ
主なメニューは店の名前ににもなっている「アンドンチムタッ」。このチムタッには骨付きのチムタッや骨なしノチムタッのほか、海鮮が入ったヘムルチムタッがあります。
骨なしチムタッ(ピョオンヌンチムタッ)
鶏肉は一羽分が入っているので、胸の部分も、足の部分も入っています。でも全体的にとってもさっぱりしたお肉。油も少なく、かる~く食べられちゃう感じ。でも色が結構濃いので、しょっぱいのかな??って思っちゃうんですが、想像よりも全然しょっぱくないのがチムタッ。意外と全体的にあっさりしています。
骨なしの鶏肉です~!
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おっと!唐辛子もたっぷり!辛いのが苦手な方は、お口の中に運ばないように!!
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チムタッはだいたいどの店でも長ねぎをほそ~く切ったものがたっぷりのっています。でもこれをそのまま食べちゃうと、お口の中がちょっと辛くなっちゃうかも。でもチムタッなら大丈夫!!こうやって、タンミョン(春雨)と混ぜて、ほんのりしんなりさせながら、タンミョンに絡ませてそのまま食べちゃえば、あら不思議!!全然辛くないんですよ~!ネギがそんなに好きじゃない方でも、食べやすくなります^^
唐辛子はよけて!サイダーで辛さ緩和!
それにしてもこちらのチムタッ、なんだかとっても辛いような・・・しかも辛いもの好きな人でもスパイシーさを感じるくらいのレベル。もし辛いのが苦手な方は食べるのが難しいかも!?それもそのはず、コチュ(唐辛子)がたっぷり入っているではありませんか!コチュを間違えて食べてしまわないように、よけて食べましょう。もちろんお好きな方は食べてもOK!
辛いときのお食事のお共にしたいものは、サイダー!サイダーと一緒に辛いものをたべると、いくらかお口の中がマイルドになる気が。炭酸のしゅわしゅわ感が、お口の中のヒリヒリ感を忘れさせてくれるような気が。でも同じ炭酸でも、なぜかコーラじゃなく、サイダーが合うんですよね~辛いものはサイダーと共に挑戦してみてください!!
最後のシメまで欠かせないっ!
お口の中はヒーヒーなのに、なんだか食べたりなさを感じてしまうチムタッ。そんなときはポックンパッ(炒め飯)!でも炒めてるわけではないから混ぜご飯?最後までおいしくいただくために、コンギッパッ(白いご飯)を注文、残りのソースと一緒に絡めていただきます。日本の感覚だとちょっと躊躇してしまうかもしれないけれど、韓国では全然タブーではないので挑戦してみてくださいね。やっぱりご飯と一緒に食べると辛さも抑え気味になり、最後までおいしくいただけます。でも、やっぱり辛いものが苦手・・・という方は注文のときに「トルメッケヘジュセヨ(あまり辛くしないでください)」と韓国語で伝えてみたほうが良いかも。またお店の方が外国人に気を利かして、辛くないようにしてくれることもありますヨ。
いかがでしたか?食べたいものがありすぎて、なにを食べようか迷っちゃう韓国旅行。チムタッは旅行中に一回は食べとくべきの!?オススメな韓国料理です^^ 料理が出てくるのも早いから、タイムスケジュールがツメツメの旅行者にもぴったり!またこちらは明洞という場所柄もあり、いろんな国の方を見かけます。きっと、外国の方にも比較的お口に合いやすい韓国料理なのひとつのかも。皆さんもソウルを訪れた際には是非この「アンドンチムタッ」挑戦してみてくださいね!以上、「安東チムタク(アンドンチムタッ)」からソウルナビがお送りしました~