明洞チュンムキンパッ / 忠武海苔巻き

ミョンドンチュンムキムパプ명동충무김밥

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たった1つのメニューで大繁盛のキンパ屋(海苔巻き屋)!

こんにちは!ソウルナビです。日本だけじゃなく韓国にもある海苔巻き。韓国語では「キンパ」と言い、ご飯を具と一緒に海苔で筒型に巻いたもので、見た目は日本の海苔巻きそっくり!でも中の具がちょっと違っていたり、ご飯が酢飯じゃなかったり、ゴマ油の香りがするなど、その味はだいぶ違うんです。しかし今日ご紹介するのは、見た目からしてちょっと変わったキンパのお店。こちら「チュンムキンパッ」のキンパは・・・ん?中の具が無い?ご飯を海苔で巻いただけ?一体どーいうこと!?それでは、シンプルだけど奥深い「チュンムキンパッ」の店に、さっそくご案内しましょう!

明洞で長きに渡って営業

ソウルの中心部にあるソウル一の繁華街で観光客もよく訪れるエリア明洞(ミョンドン)で長く営業を続けてきたこちらのお店。店内は簡単なテーブルとイスが適当なカンジで並んでいます。お客さんは男女問わず、若い人からお年寄りまでと幅広く、誰でも気軽に入り、ぱぱっと食べられそうな雰囲気。だからお1人様でも大丈夫そう!

これがチュンムキンパッ!

メニューは1つ!
普通のキンパ(海苔巻き)屋さんといえば、具に野菜、ツナ、キムチに牛肉などを巻いたいろんな種類のキンパメニューがあるもの。またキンパだけじゃなく、ラーメンやトッポッキ、マンドゥ(餃子)などなど、他にも様々なメニューがあったりします。でもこちらのお店のメニューは「チュンムキンパッ」ただ一つ!何十年ものあいだ、チュンムキンパだけで勝負してきたお店なんです。

「チュンムキンパッ」とは?

そのウワサのキンパがこれ!なんともシンプルだけれど、海苔の黒、ご飯の白、そしておかずの赤の色合いのバランスが食欲をそそります。普通のキンパとは違い、一口サイズのミニミニキンパにイカの唐辛子和えや大根キムチがおかずとして別に出てくるというちょっと変わったスタイル。具はご飯の中ではなく、外に付いているんです。
ここでチュンムキンパの特徴をまとめてみると・・・

1. 海苔は普通の焼き海苔(ごま油も塩もなし!)
2. 海苔巻きの中に具がない
3. おちょぼ口の女の子でも一口で食べられるミニミニサイズ
4. おかずは一緒にお皿に盛られてくる(イカの唐辛子和え&大根キムチ)
5. 食べる時は楊枝や箸ではなくフォークで!

チュンムキンパッの由来

ちなみにこの「チュンムキンパッ」とは、韓国の南の方、南海(ナメ)にある港町、忠武(チュンム)にちなんだ名前。約80年前、忠武港のある漁師の夫がいつも忙しくて食事の代わりに酒ばかり飲むのを奥さんが心配し、普通のキンパ(海苔巻き)をお弁当にもたせたところ、中の具が冷めて美味しくないとせっかくのキンパを食べず。またお酒ばかり飲んでしまったとか。これには長時間屋外に置いたために具が傷んでしまったという説も。そこでご飯と具を別にしたキンパを持たせたところ、今度はお酒も飲まずにキレイにキンパを平らげるようになり、それが忠武の漁師たちに広がり、ご飯と具が別になったキンパを昼食あるいは間食に食べるようになったとか。さらに冷めても美味しいこのキンパのウワサが広がり、全国に「チュンムキンパッ」として有名になったそう!
食べてみると確かに塩味もないシンプルなただの海苔巻き。でも一緒に食べるイカの唐辛子和えとカットゥギ(大根キムチ)がどんどん辛くなり、刺激的でぱっちりマッチ!朝ご飯にもよさそうだし、ちょっと小腹が空いたときのおやつにもピッタリ!テイクアウトもできるから、ホテルに持ち帰って夜食にしても良し!シンプルなのにハマると病み付きになりそうなこの不思議なチュンムキンパ、皆さんも一度試してみてはいかが?以上、明洞の「チュンムキムパッ」からソウルナビがお伝えしました。

ポータルサイト Naverより (韓国語の外部サイトが開きます)

記事登録日:2014-05-29

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主なメニュー

単位:ウォン

チュンムキンパッ

忠武式ひと口海苔巻き

충무김밥

※一人前10個、イカの唐辛子和えとカットゥギ(大根キムチ)付き
img 7,000

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2014-05-29

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供