新村にあるタッ(鶏)カルビの専門店!
こんにちは!ソウルナビです。韓国の鶏肉料理といえば、以前、大ブームを巻き起こした甘辛系のチムタッも、唐辛子とからし酢醤油がさっぱりとしていて味わい深いタッハンマリもナビは大好きなんですが、「タッカルビ」 もお店の前を通ると、匂いに誘われて食べたくなるんですよね。あのぷりぷりしてジューシーな鶏肉、こってりながら辛さがパンチを利かせている味付け、そして鉄板で炒めたお餅やさつまいもがちょっと焦げていたりするとまた香ばしかったり(じゅる)・・・う~む、悩ましのタッカルビぃ~。っと頭の中がタッカルビでいっぱいになったところで、今日は20年以上かけて全国に50以上の支店を増やしてきたタッカルビチェーン、気軽に入れる「チュンチョンチッ」のあーとれおん店をご紹介しましょう。
アートレオン店は
地下鉄2号線シンチョン(新村)駅から映画館のアートレオンに向かって坂を登って行くと、映画館に着く手前、左側にあります。
タッカルビとは?
タッカルビの由来というといろんな説があるそうなんですが、現在有名な春川タッカルビは、もともと炭火の上に石板を置いて鶏肉を焼く「スップルタッカルビ(炭火焼鶏カルビ)」という料理が春川にあり、それが70年代に入って石板から鉄板を使うようになり、今の春川タッカルビの形が出来上がったんだとか。ちなみにその当時のタッカルビの値段はなんと1人前100ウォン!とても安かったので、別名「大学生カルビ」「庶民カルビ」とも言われていたんだそう。
普通のタッカルビ以外にも、いろんなタッカルビメニューがあります。まず、サムギョッサル(豚の三枚肉)が加わってよりいっそう旨みが加わった、"サム ギョッタッカルビ"。次にチーズ好きの方にオススメなのが"チーズタッカルビ"。また、追加メニューとして、トックサリ(餅)・コグマ(さつまいも)・ ラーメンなどもあるので、自分だけのスペシャルタッカルビを作ってみるのもイイかも^^
メニュー
●ピョオンヌン・タッカルビ(骨なし鶏カルビ)
やっぱりタッカルビの専門店なので、お店のお客さんは皆さんタッカルビを食べてますねぇ。もっともオーソドックスなのが「ピョオンヌン・タッカルビ(骨なし鶏カルビ)」。昔は骨付きだったらしいんですが、お客さんが食べやすいように最近は骨なしタッカルビが主流。骨をちゃんと抜いて食べやすくカットした鶏肉とキャベツ、ねぎ、ニンジン、ごまの葉などの野菜ともち、さつまいもなどを、27種類の材料が入った甘カラッ!いソースで目の前の鉄板の上で炒めて食べます。 お好みに合わせて麺やお餅、さつまいも、ゴモクなどの追加もできるので、もっと具だくさんタッカルビが好きな方は追加注文しましょう。
シメはポックンパッ!
タッカルビのシメといえば、やっぱりビビンコンギ(ビビン:混ぜる+コンギ:ごはん)=鉄板焼きめし!鉄板の上の残ったタッカルビにご飯とサンチュ、えごまの葉などの野菜とごま油と海苔を足して炒めたチャーハンは、ごま油の香ばしさと海苔、えごまの葉の香りとタッカルビの味付けとが混ざっておいしい!(スタッフによっては残ったキムチまではさみでチョキチョキ切って一緒に入れて炒めてくれるときもあり。これもキムチの酸味が加わって絶妙な味のハーモニーを醸し出してくれます^^)。これはお腹いっぱいでもなぜか手が出ちゃいますね。炒めた後全体を薄くぺったんこにまとめてくれるので、熱いうちにスプーンですくって食べましょう!
タッカルビのお店には決まって置いてる人気メニューとして、春川(チュンチョン)のもう一つの名物メニュー、マッククスがあります。マッククスとは見た目冷麺みたいですが、キムチスープで食べるそば粉を使った麺。焼き肉の後に冷麺なら、タッカルビの後はマッククス!特に暑い夏には喉ごしすっきりのマッククスもどうぞ!以上、最近鶏料理づいてるソウルナビがお伝えしました。