プリップリのコプチャンと元気なアジュンマが人気のお店!
こんにちは!ソウルナビです。 日本でも人気のホルモン料理は今や焼肉料理の定番ですよね 。もともとは日本に住む韓国・朝鮮人が始めたと言われているホルモン料理は韓国にも「逆」輸入され、韓国の人々にコプチャンという名で愛されています。ちなみに日本では全ての部位を同じ店で食べることができますが、韓国では牛や豚などそれぞれ部位ごとに専門店があります。コラーゲンたっぷりで肌にも良いと女性にも人気の高いコプチャン料理!今日は焼酎でファイアーショー?30年の伝統を持ち、元気よくしゃべる名物アジュンマが有名な老舗コプチャン屋さん「ポヤンコプチャン」をご紹介します!それでは、さっそく行ってみよ!
駅からすぐ近くでアクセスも便利!
お店は東大門市場(トンデムン)のすぐ隣り、新堂(シンダン)にあります。地下鉄2号線と6号線の乗り換え駅があるシンダン(新堂)、トッポッキ専門店の集まるトッポッキタウンでも有名な街。また清渓川の方に向かうとコプチャン横丁もあります。こちらのお店があるのはコプチャン横丁の方ではなく、シンダン(新堂)駅の3番出口の裏手。出口を出て振り返るとさっそく看板を発見!赤い看板に牛の写真が目印です。夜でも看板がすごく明るいのでわかりやすい!
ポヤンコプチャンってどんなお店?
※コプチャンは毎日違います。
もともとは忠武路(チュンムロ)で「西大門(ソデムン)コプチャン」という名で営業していたこちら。しかしオーナーが体を悪くしたためにお店をたたんで療養し、しばらくしてから再び新堂(シンダン)に名も「ポヤンコプチャン」と改め店を再び開いたそう。この「ポヤン」とは「白い」という意味。こちらでは毎日新鮮なコプチャンを使用し、そのコプチャンの白さを表しているとか。ちなみに同じ新堂にあるコプチャン横丁のコプチャンは豚の腸(テジコプチャン)ですが、こちらのコプチャンは忠武路にあったころから牛の腸(ソコプチャン)。忠武路にあったころから有名だったこちらは、いまでも当時の常連さんが通ってくるとか。
お店は屋外にドラマに出てきそうな机と椅子が。店内にもテーブル席と座敷があり、ディープな韓国を楽しみたい方にも家族連れにもバッチリ!
買って帰りたくなるほどおいしいパンチャン!
パンチャンは全てアジュンマの手作り。特にシレギのキムチは日本からやってくるお客さんにとても人気で、売って欲しいと言われるほど!そのまま食べると辛いけれど、肉と一緒に食べるとちょうどいい辛さになるこのキムチはコプチャンの良いパートナー。食べだしたら止まらない中毒性のあるキムチはおかわりし放題!なくなるとアジュンマがどんどんお替わりしてくれます。でもこれでお腹いっぱいにならないように注意!
コプチャンが焼きあがるまでに
コプチャンは焼きあがるまでに20分ほど。それまでの時間待ちくたびれてお腹がすかないようにとセットには牛肉のサービスが!先に焼きあがる牛肉を食べながら、コプチャンが焼きあがるのを待ちます。油っこすぎない薄切りの牛肉はアジュンマ特製のタレとの相性もバッチリ!
ファイアーショー!
コプチャンがいい色合いになってきたらアジュンマが焼酎を鉄板にそそぎ、一気にファイアーショー!この炎が消えた時が食べごろです。柔らかくなったぷりっぷりのコプチャンを、アジュンマ特製のタレと一緒にいただきます。さらにパンチャンと一緒に食べると・・・お箸が止まらない?
隠れメニュー?
メニューにはないけれど、ポックンパッ(炒飯)もあります。シメにご飯が食べたい時はアジュンマに頼むと特製のチャーハンを作って持ってきてくれます。残ったコプチャンなどと一緒にいただきます!
いかがでしたか?気前がよく、まるで本当のお母さんの様に温かいサービスのアジュンマ、たくさんのお話を聞かせて下さり、最後にはアジュンマから一緒に写真撮ろうとの催促が!また「今度はいつ来るの?」という言葉もかけてくださいます。そして白くてプリプリした、焼酎で「フランべ」されたコプチャンは思わず目が大きくなるほどの美味しさ!なんでも同じ日本人観光客が3日連続で来店したこともあるとか。その気持ち、よく分かります。以上、新堂にある「ポヤンコプチャン」からソウルナビがお伝えしました。