江南エリアに位置!ソウル三大チョッパル(豚足)の一つと言われる超人気チョッパル店
こんにちは!ソウルナビです。韓国に来たらぜひ食べたいのがカルビやサムギョッサルをはじめとする焼肉料理ですが、脂が今日の胃にはちょっとヘビー・・・なんてこともありますよね!そんなときにオススメなのが美容効果の高いヘルシーな肉料理「チョッパル」。チョッパルとはいわゆる豚足(トンソク)のことで、豚の足をいろいろなスパイスを調合したしょうゆベースのタレで煮込んだもの。プルプルしたゼラチン質は美肌効果があると言われ、香辛料のおかげで臭みのないお肉はさっぱりといただくことができます。今日はそんなチョッパルの専門店「ヨンドンチョッパル」をご紹介しましょう。こちらは韓国のブロガーの間では「ソウル三大チョッパルのひとつ」に数えられるほど超有名店!一体どんなお味なの?気になる気になる!それではさっそく行ってみましょう!
江南エリア、良才(ヤンジェ)の路地を入ったところにある有名店!
お店は地下鉄3号線と新盆唐線が通るヤンジェ(良才)駅から歩いて約5分のところにあります。良才の駅チカはお店もいっぱいでとってもおしゃれ。そこを通り過ぎて駅を出て1本細い道に入ると、ちょっと時間が止まったような路地に出ます。「ヨンドンチョッパル」はそんな庶民的な雰囲気の路地にあります。通りには「ヨンドンチョッパル」の看板がいくつもあり、全部で4店舗とその人気ぶりがうかがえます。ちなみに今日うかがうのは本店~
こちらのお店、かわいい豚さんのキャラが目印。以前はお店の初代=自分のお母さんが看板だったそうですが、二代目の息子さんが「入りやすいカジュアルな雰囲気のお店」にリニューアル。お店の創業は1985年。平日の夜は近くのビジネスマンたちが、休日はファミリーがチョッパル目当てに並びます。本店は約30席あり、こじんまりとしたシンプルな空間が広がっています。
うわさのチョッパル、いただきます!
■ワンチョッパル(豚足)
※写真は(中)サイズ、二人分
「ヨンドンチョッパル」では注文が入るとお鍋の中からチョッパルを取り出し、食べやすくスライスし、そのままお皿にすべらせるようにしてのせます。チョッパルが温かい状態で出てくるのがこちらの特徴。お店の人の話によると昔、初代が待っている人たちに少しでも早くチョッパルを出そうと鍋から茹でたてのを提供したところ、温かいのがおいしいと評判になったとか!もちろん、冷めてもおいしいですよ!
コラーゲンたっぷりのプルプルした皮の部分は噛めば噛むほど甘みが出てくる!脂が適度に抜けた柔らかいお肉は、とろとろに煮た豚の角煮をいただいているよう。本来はぱさつきが気になる部位なのに、しっとりとしていてまったく臭みなし。肉の味をじゃましない絶妙な味付けもグッド!
アミの塩辛タレつけたり
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野菜で包んだりしていただきます
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■チェンバンマックグス
※写真は(大)サイズ
チョッパルと相性がいいのが、大きなお皿に豪快に盛りつけたチェンバンマッグクス。数人で分けて食べるスタイルの料理です。冷たいそばの上には野菜がたっぷり。コチュジャン(甘味のある唐辛子味噌)とお酢を混ぜたチョコジュジャンダレがかかっていて、野菜とそばとタレをよく混ぜ合わせていただきます。すっきりとサラダ感覚でいただけるのでいくらでも食がすすみます。
ちなみにチョッパルが登場する前に、キムチ、千切り大根のナマス、大きめの洗面器(?)に入ったもやしスープ、そして味噌ダレとアミの塩辛ダレ、そしてお肉をはさんで食べるためのサンチュと野菜が出てきます。
いかがでしたか?1985年からチョッパル一筋、シンプルだけれど丹精込めてゆであげたチョッパルは一度食べたら忘れられない味。温かい状態で出てくるので、皮の部分はとろり感のあるつるっとした食感が楽しめ、お肉もホロホロ!チョッパルは苦手となんとなく避けていた方でも口をそろえて、これなら食べられる!とうなる一品です。ナビがおじゃましている間に次々とテイクアウトのお客さんが出入りしていて、その人気ぶりをうかがうことができました。ちなみに午後7時頃は行列覚悟になるのでご注意を!以上、良才にある「ヨンドンチョッパル」からソウルナビがお伝えしました!