スープより麺のおいしさ!ゆで豚肉と食べよう、これぞ本物の北朝鮮式冷麺の味!
こんにちは、ソウルナビです。皆さんは韓国冷麺を食べたことありますか?最近は日本でも気軽に食べられるようになった韓国冷麺^^ 韓国冷麺といえばあのゴムのように弾力のある麺を思い浮かべてしまうもしれませんが?実は韓国冷麺にはいろいろなタイプがあり、細いそうめんのような冷麺もあるんですよ!今日はそんな麺に特徴がある「ウルチミョノッ/乙支麺屋」をご紹介しましょう!こちらは細~い通路を通り抜けた先にある、地元の人に人気の店!しかも最寄りの地下鉄駅から徒歩約1分とアクセスも楽々!それでは、さっそく行ってみよ~
乙支路3街駅からすぐ!!
お店があるのは、明洞の隣り、地下鉄2・3号線ウルチロサンガ(乙支路3街)駅からすぐのところ!駅からすぐだし、大きめの看板も出ているけど、周りには同じような看板がたくさんあり、お店は大通りに面しているのではなく、細い路地のようなところを入っていかなくてはいけないから、お店の看板を見逃さないように注意してくださいね☆
お店1階から2階までで、2階には少しですが座敷席もあります。
平壌式冷麺がいただけます
冷麺の発祥の地といえば北朝鮮。でも伝わった地域によって大きく2つに分かれています。1つが平壌地方の郷土料理として知られる平壌冷麺(ピョンヤンネンミョン)、もう一つが咸鏡道の郷土料理として知られる咸興冷麺(ハムフンネンミョン)。 咸興冷麺はジャガイモやサツマイモのでん粉を使ったもので、コシと弾力の強いタイプの麺が特徴ですが、こちらのお店の冷麺はそば粉を麺に使った平壌式冷麺。麺をハサミで切らなくても簡単に噛み切れちゃいます。
冷麺の前に・・・
メニューは水冷麺やビビン冷麺、ピョンニュッ(ゆで豚)、スユッ(ゆで牛肉)、プルコギなどがありますが、メインは水冷麺にピョンニュッとスユッ。注文と同時に持ってきてくれるミョンユクス(麺のゆで汁)は日本のお蕎麦屋さんで出てくる蕎麦湯のようなもの。こちらの麺はそば粉を使ったものだけど、日本の蕎麦湯とはかなり味が違うので蕎麦湯と思って飲むとちょっとびっくりするかも!?
これが本場の冷麺!!
■□■ムルネンミョン■□■
見ためから他のお店と違う冷麺!スープが透明で、コッチュカルがふりかけられています。コッチュカルとネギで味付けされているのでスープもあっさりめ。ダシは牛肉と豚肉でとり、脂をしっかりとっているから、あっさりしているんだとか。
味の濃いものに食べ慣れている人にはスープがちょっと物足りないかも?!でも麺はコシがあるのに驚くほど噛み切れます。その秘密は蕎麦を表皮のついたまま保存し、その日その日に挽いた粉を使っているからだそう。その新鮮さゆえに蕎麦の香りが強く、麺もコシがありながら噛み切れる柔らかさを持ち合わせているとか!
■□■ピビンネンミョン■□■
平壌冷麺といえばムルネンミョンが有名だけど、ピビンネンミョンもいただけます。普通ピビンネンミョンといえば辛いイメージだけど、こちらのピビンネンミョンはごま油の風味が強く、それぼど辛くはないから、辛いのが苦手な人でも食べられちゃうかも。
■□■ピョンニュッ■□■
冷麺だけじゃなく、忘れちゃいけないのがピョンニュッ(ゆで豚)。ほかほか湯気が出ている豚肉はそそられます。アミの塩辛や特製とうがらしソースでいただきますが、やわらかくゆでられた豚肉は永遠に食べられそう!
いかがでしたか?!冷麺のおいしさはスープにあると信じていたナビ、すっかり裏切られました^^冷麺の美味しさは麺にもありですね!ハサミを使わなくて噛み切れるのにコシがある麺!思い出しただけでもまた食べたくなっちゃいます。また冷麺とゆで豚の相性がこんなに合うのにも驚き!以上、北朝鮮からやってきた人も故郷の味と認める「ウルチミョノッ/乙支麺屋」からソウルナビがお伝えしました。