気絶するほど辛い!でも一度食べたら忘れられない味のチャンポンとは?!
こんにちは!ソウルナビです。韓国料理のイメージと言えばトッポッキやキムチチゲ、プデチゲなど、基本赤くて辛くて熱そうに見える料理が多いですよね!その中でも唐辛子粉を大量に使った真っ赤な辛いスープ、チャンポンも辛さを代表する韓国料理!今日は地元韓国でもとっても辛いと評判の、各局のテレビ番組でも取り上げられるほど有名なチャンポンのお店「シンギルドン・ビョルランアチ・チャンポン」をご紹介しましょう。それでは、さっそく行ってみよう!
◆◇新吉駅から徒歩約7分、庶民的なエリアに位置◆◇
お店があるのは大型ショッピングモールのタイムスクエアがある永登浦(ヨンドゥンポ)の隣りにある街、 新吉洞(シンギルドン)。最寄り駅の地下鉄1・5号線シンギル(新吉)駅からは徒歩7分ほどのところにあります。お店の近くには高校や小さな商店があり、人情味あふれる雰囲気。賑やかな明洞や弘大と比べればだいぶマイナーな場所だけれど、お店のチャンポンを食べにわざわざ地方から足を運ぶお客さんも多いとか。それどころか韓国国内だけでなく、アメリカやアフリカ、ヨーロッパ、アジアなど世界各国からお客さんがお店の辛いチャンポンを求めてやって来るほど!
◆◇辛いチャンポンを食べる前に!!◆◇
”辛いチャンポン”を食べる前に、ナビから4つのアドバイス!
1. 食べる前に牛乳を飲み、胃の調子を整えましょう。または牛乳やクルピスと一緒に食べましょう。牛乳は胃の粘膜を守り、甘い飲料水のクルピスは口の中をまろやかにしてくれます。
2. 出来立てのチャンポンは熱くて辛いので、野菜よりも麺から先に食べることをおすすめします。
3. スープが辛すぎるので無理して飲まないようにしましょう。
4. 女性は化粧ポーチを忘れずに持って行きましょう。辛くて汗がたくさん出て化粧が落ちるので化粧直しに必要!
お店には「空きっ腹の人・妊婦さん・胃が弱い人(胃腸炎など)・高血圧の人・高齢の人・体調が良くない人は食べることを注意!!」とのコメントがあるほど。それほど”辛いチャンポン”って一体?
辛さの秘密は世界3カ国のコチュ!
こちらの辛さの秘密は、韓国産・ベトナム産・インド産の世界3カ国のコチュを使うところにあり。韓国産コチュに比べるとベトナム産コチュは辛さが約60倍、そしてインド産コチュはなんと約150倍!インド産コチュは100%、天然のものを使っているのでただ辛いのではなくコチュ本来の辛さを味わえるんです。ちなみにお店ではコチュカルを別途購入できます。
◆◇◆代表メニューはメウンチャンポン◆◇◆
■メウンチャンポン(辛いチャンポン)
こちらが有名なメウンチャンポン!中には野菜と海産が。特にチャンポンには欠かせないムール貝がたくさん入っています。スープは見た通り真っ赤!食べなくても辛さが伝わってきますよね。そしてチャンポンを注文するとうどんスープとキムチ&たくわんセットがついてきます。
とても辛いと評判のチャンポン、果たしてどれくらい辛いの?それは・・・「えっ何?この辛さは?!」口にした瞬間思わずこの言葉がでてきちゃうくらい!辛さが口だけでなく、からだ全体に広がり、思わずむせてしまうほど!店内からは「アッ!メウォ~(辛い~)」というお客さんの叫び声がちらほら。でも常連さんによれば毎回辛くて食べるのを辞めようと決心するけど、また食べに来たくなっちゃう味だとか。確かに辛いけれど、モチモチの麺と絶妙な辛さのあるスープが交じり合い、箸を持った手は止まらない・・・社長さんいわく、ヨーロッパから来た人は一人で辛いチャンポンを完食するとか。
麺はモチモチの食感です!
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チャンポンには必須のクルピスと牛乳。
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うどんスープに麺をつけて食べると辛さが少し和らぎます。
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お決まりのキムチとたくわんセット。
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ちなみにチャンポン以外のメニューもあります。
■イエッナルジャジャン(昔のジャジャン麺)
■キンパッ
◆◇お店に足を運びたくなる理由には気さくで人情味溢れる社長さん?◆◇
お店の名前は「新吉洞の一風変わったおじさんのチャンポン」という意味。その一風変わったおじさんは実は気さくで人情味溢れる社長さん。お客さん一人一人に「辛くない?どう?」とずっと声をかけてまわり、「このお店で一番おいしいのは牛乳とクルピス!」と笑いながらおっしゃるほど。この辛いチャンポンを作ったきっかけは、「学生や会社員みんなが辛いものを食べて気持ちをスッキリさせて頑張れるように、チョンシンチャロ(しかっりしろ)」との応援を込めているとか。そんな社長さんとお客さんが会話をする姿はどこかアットホームな感じ。
いかがでしたか?思わず気絶しそうなほど辛いチャンポンのこちら。この辛さには日頃頑張っているお客さんを応援する社長さんの応援する気持ちが隠れていたんですね。社長さんからは「日本の方もたくさんお店にいらっしゃってください。辛いけどおいしいですよ!」とのこと。辛くて一度食べるだけでもう十分と思っても、チャンポンの味、いや辛さが忘れられず、またお店に足を運んでしまう人が多いほど。このチャンポンの辛さと気さくで人情味溢れる社長さんに会いに、お店に足をのばしてみては?以上、新吉洞(シンギルドン)にある庶民的でアットホームなお店「シンギルドン・ビョルランアチ・チャンポン」からソウルナビがお伝えしました!