貝柱とキムチをお肉に巻いて食べる新感覚の芸能人もよく訪れる焼肉店!
こんにちは!ソウルナビです。韓国料理の特徴の1つでもある「巻いて、包んで食べる」料理。焼肉も韓国ではサンチュやエゴマの葉などの上に肉をのせ、コチュジャンやサムジャンをつけていただきます。またエイの切り身を発酵させたホンオフェと 豚肉、キムチを一緒に包んで食べる料理、三合も有名な料理。今日は、そんな「巻く」料理の中でも、最高級の肉と新鮮な貝柱、さらにキムチを包んで食べる新しいスタイルの料理のお店「チンデガム」をご紹介しましょう。3つの味がミックスされた味に魅了され、芸能人も訪れるとか!それでは、さっそく行ってみよ~
◆◇◆新沙(シンサ)駅からすぐ◆◇◆
お店は地下鉄3号線の新沙(シンサ)駅から歩いて3分、大通りから少し奥に入った静かな場所にあります。地下鉄3号線を利用すれば伝統の街で観光スポットでもある仁寺洞や古宮の景福宮、さらに高速バスターミナルからも1本と移動も便利!この新沙の街は、芸能人が食事やショッピングによく訪れる狎鴎亭(アックジョン)の隣りにあり、海外からの観光客にも人気のカロスキルや、おいしいカニやアンコウ料理が食べられるアグチム&カンジャンケジャン通りなどもあり、なにかとホットなスポットなんです。
◆◇◆韓国の雰囲気いっぱいの店内◆◇◆
店内は広く、白をベースに壁と木製の椅子とテーブルを使いシンプルにデザイン。椅子席とオンドルの2タイプが用意され、床がホカホカと温かいオンドルは特に寒い日に外から入って来た時には最高!店内には4人用のテーブルが椅子・オンドル合わせて20ほど用意され、グループでの食事の際はテーブルをくっつけて調整もしてくれます。
■■■ テーブル席 ■■■
■■■ オンドル ■■■
またインテリアの小物にも気を使うなど、韓国の昔の雰囲気いっぱい!また壁には文字も?
◆◇◆名物料理をじっくり味わう◆◇◆
■チャドル三合(サマッ)
こちらの名物料理はチャドルバギ(牛のあばら肉)と貝柱を焼いたあと各種キムチをのせて巻いて食べるチャドル三合(サマッ)。
注文のあと、トンチミ(辛くない大根の水キムチ)と薄く切られた大根とサラダ、キムチ類やナムル類が運ばれてきます。トンチミ以外は全てこれから焼き始める肉と巻いて食べるもの。ナムルは全てお店で手作りで、カッキムチ(からし菜キムチ)は全羅南道の街、麗水(ヨス)から仕入れたもの。お店自慢の肉をおいしくさせる秘密の一品!
まずは温めた鉄板の上で発酵熟成したキムチ、ムグンジを焼きます。それから肉と貝柱を適度な具合まで焼き、さらにスタッフが好みのキムチをのせて巻き、各自のお皿に置かれます。こちらではスタッフが最後まですべて焼いてくれます。ひととおり巻いたキムチ出し終わると、あとは肉だけ焼いてくれます。あとは自分の好きなキムチをのせていただきます。
◆◇◆おなかがいっぱいでもまだ入るポックンパッ!◆◇◆
焼肉のシメといえばポックンパッ(焼き飯)!肉を全て食べ終わったあと、鉄板の上で作り始めます。こちらでは韓国のりととびっこが沢山入った焼き飯を目の前で素早く作ってくれます。サービスはテンジャンチゲとケランチム(茶碗蒸し)。焼き飯を一気に食べず、バランスよく食べていくと、温まっていた鉄板効果で焼き飯のおこげが出来上がり!ごはんの水分が抜けてカリカリになった焼き飯は一味違って美味!
いかがでしたか?薄切りの肉だけど脂身が多く、こってりしていそうですが、一緒に巻いたキムチ効果で思ったよりもさっぱりと食べることができます。この三合、酒と一緒にいただくとおいしさがさらに増します。今ではこの新しい食べ方が次第に認められ、グルメ番組で放映されたり芸能人も足を運ぶほど。皆さんも新しいスタイルの料理を是非味わってみてくださいね!以上、新沙にある「チンデガム」からソウルナビがお伝えしました~