韓国で冷麺といえば晋州冷麺!伝統の味を守り続ける老舗の有名な冷麺を一度味わってみませんか?
こんにちは! プサンナビです。大きく分けて水冷麺と、甘辛いタレにからめて食べる混ぜ冷麺のある冷麺(ネンミョン)。どちらも麺に歯ごたえがあるのが特徴的である冷麺。今回は釜山にある晋州式冷麺のお店「チンジュネンミョン」をご紹介しましょう! いりこ、昆布、牛肉から3日かけて作られるダシに、15日間低温で熟成させる伝統的な製法を用い、日本のそばと違って歯ごたえがある麺の晋州冷麺。この晋州冷麺を、本場の晋州まで行かなくても釜山で食べられるんです。どんな味か気になりますよね? それでは、さっそくお店にお邪魔してみましょう!
マンションが並ぶ裏道にあり!
お店があるのは海雲台のなかでも人気のある住宅街の一角。観光地とは離れたところ。こちらは釜山の西部にある下端(ハダン)に1号店をオープンし、続いて学生街の大淵洞(テヨンドン)、海雲台(ヘウンデ)と次々にお店をオープン。休日のランチタイムには待ち時間があるほど人気店です。周辺にはアウトレット商品を扱うNC百貨店や映画館、レストランやカフェ、少し歩くと大型スーパーのEマートもあり、服や雑貨、食料品の買い物に十分楽しめるエリア。
ずらりとテーブルが並ぶ広々とした店内!
お店の外には広い駐車場と、待つお客さんのために座るスペースが。入口には桜の木やいろいろな置物、有名人のサインなどがおいてあります、また料理が出てくるところから厨房が少し見えます。お店の奥には小さめのテーブルがずらり。ランチタイムは混み合いますが、活気がありお店のスタッフも明るく親切! メニューは日本語がないので、あらかじめメニューをハングルでどう書くのかチェックしておくことをオススメします。
有名人のサインがたくさん!
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厨房が見えるようになっています。
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店員さんも大忙し!
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外でも待つことができますよ!
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お店イチオシのメニューはこれ!
■ビビンネンミョン
お店の名前が「晋州冷麺」だけあって、ほとんどの人が食べる冷麺。ビビンネンミョンの見た目は辛そうだけど、食べてみると意外とサラッとしたタレで、あとからじんわりくる辛さはなく、ある程度辛いものが大丈夫な方ならおいしくいただけそう。麺は韓国のそばを使い歯ごたえがありつるつるっと食べやすい!野菜はきゅうりと大根、そして梨の自然の甘みが甘辛いタレとマッチしていてGood! また、ゆで卵を最初に食べると胃もたれしないとか!
はさみで十字に麺を切ると食べやすいですよ!
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おはしでよ~く混ぜます。
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最初にゆで卵をどうぞ!
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辛いな~と思ったらダシ汁で口直し。
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■カルビタン
ご飯派にはカルビタンがオススメ!
冷麺のお店には必ずあると言っていいほどのメニューがカルビタン。冷麺や辛いのが苦手という方や子供にもオススメ。カルビタンのスープは辛くなく、牛骨ダシのうまみたっぷりで、日本人の口にとっても合う!ねぎがたっぷり入っていて臭みもなしい、お好みでご飯をスープの中に入れて食べてもGood。また、おかず(パンチャン)もたくさん出てくるのがうれしい!カクトゥギはピリ辛だけど、他のおかずはごま油や醤油ベースの味付けなので子供も食べやすいです。
いかがでしたか? 日本でも冷麺はよく知られていますが、やっぱり本場の冷麺を食べてみたい! という冷麺ファンも多いはず。冷麺は短時間でササっと食べられるので、ランチにもオススメです!そして駅から徒歩圏内という絶好のアクセス。釜山に旅行に来られたら是非一度、70年の伝統を守り続け地元の人も足繁く通う「晋州冷麺」に立ち寄ってみてくださいね! 以上、プサンナビがお送りしました。