アンズナソナ・タンシンセンガッ

こんにちは！ソウルナビです。称カフェ大国と言われるほど、街のいたる所にコーヒーショップがあり、食後はカフェへという流れが定番の韓国。そんな韓国のカフェでは、基本的にトーストやケーキといったデザート系がメニューにあるのが主流ですが、今日は、韓国では珍しいカフェご飯をいただけるお店「アンズナソナタンシンセンガッ」をご紹介しましょう。こちらは娘さんとお母さんの親子二人で営むアットホームなカフェ。提供される料理はすべて二人の創作手料理で、自家製のお餅を使ったスイーツは一度食べたらトリコになること間違いなしのおいしさ！さっそくお店に行ってみましょう～

◆◇お店があるのは大学路の隣、漢城大入口駅◆◇

お店は地下鉄４号線ハンソンデイック（漢城大入口）駅から徒歩約５分。大通りから脇道に入ったところにあります。お店のあるエリアは演劇の街、大学路（テハンノ）のお隣り、城北洞（ソップトン）。ソウルの中心からは少し離れた場所にある城北洞はかつて文人や芸術家の人が多く住んでいたところ。お店の周辺は飲食店、パン、コーヒーのチェーン店などもあり、地元感たっぷり。隠れた場所にオシャレなカフェや雑貨店などがポツポツとあるので、ついでにお店の周辺を散策すとも楽しいかも。ちなみにお店の名前はある有名なトロット（韓国演歌）のタイトル。韓国人ならだれも知っている歌なんだとか！

◆◇店内は女性目線の癒しの空間◆◇

清潔感あふれる店内はシンプルでアットホーム。席は椅子タイプと座敷タイプに分かれ、ゆったりできるスペース。ちなみに注文は先払いで、入口に入って正面にあるカウンターでメニューを注文します。各テーブルや店内のいたるところに花が飾られ、前職はウエディング関係のお仕事をされていた娘さんのステキな女性目線がインテリアに反映されています。温かなぬくもりを感じる店内は一度来たら入り浸ってしまいそう！また一人でも立ち寄りやすいのも良し。

◆◇こちらのカフェの特徴は…？カフェごはん＆自家製のお餅◆◇

はじめは他のカフェのようにドリンをメインにする予定だったところ、日本のドラマで日本のカフェではご飯やナポリタンなどの食事を提供することを知り、ただのカフェではなく、ご飯もできるカフェにすることに。こちらで提供される料理は娘さんとお母さんのアイディアで献立されたもの、食材や料理の下準備含め時間と手間をかけて作られています。中でもお店自慢のお餅（トク）スイーツは自家製の手作り！毎朝真心を込めて作られたお餅はこちらのお店でしか食べることができない絶品の味！その他にもプルコギやタコの焼き飯、オリジナルトースト、ドリンクなどのメニューがあります。

丸ごと入っているイカ！食べやすいサイズに切ります～

トッピングのおにぎりにトッポッキの甘辛スープをかけていただきます～！

さっぱりして食べやすい水キムチのような漬け物。

シメのデザートに旬のフルーツ！

コトコト煮込んだあずき

自家製、桑の実のジャム

あずきとよもぎ餅。

桑の実ジャムとお餅。

びろーんとのびる柔らかくてモチモチのお餅。

中にはほどよい甘さの干し柿とくる実が入ってます。

いかがでしたか？日本が大好きな娘さんと料理が上手なお母さんが二人三脚で営む居心地の良いカフェ。海外にいながら自分だけのアジトを見つけたような気分になるこちらのお店は、カフェでありながらも韓国の家庭料理、自家製のお餅をいただくことができます。一人でも気兼ねなく来れる雰囲気なので、観光スポットではない地元エリアでゆったりとした時間を過ごしてみたい・・・という人にオススメかも。気さくな娘さんとお母さんが温かく迎えてくれます。以上、城北洞にあるぬくもりいっぱいのオシャレカフェ「アンズナソナタンシンセンガッ」からソウルナビがお伝えしました。