超ウワサの激辛ラーメンを一杯いかがですか?
こんにちは!昔はキムチも一切れがやっとだったのに、最近は韓国の辛いチャンポンやヘムルメウンタン(海鮮辛鍋)なんかを好んで食べるようになったソウルナビです。そこで今日は新たな激辛メニューに挑戦したいと思うんですが・・・それはかなり大衆料理、韓国のラーメンといったらこれでしょ~の、あの「辛ラミョン(辛ラーメン)」のルーツ!「トゥムセラミョンのパルゲトッ」。つまり、このパルゲトッがなければ今世の中をはびこる辛ラミョンは語れない!というウワサの激辛ラーメンのお店ですぅ。それでは張り切って、いざ出陣!
さてさて、今日のナビの主題は「激辛ラーメンを食す!」とりあえず注文しましょ~かね。ってメニューはどこどこ?店員さんがメニューだと指差す先は、名刺やメッセージでいっぱいの壁。えっ?あ~あった~。でもメニューはたったの3つ。パルゲトッ(唐辛子+卵+餅ラーメン)、プルキムパッ(のり巻き)、チャンパッ(ライス)、しかも値段がベらぼーだぜ!!ラーメン一杯2万7千ウォン、ってことは日本円で約2,700円?!たッかーい!「すみません、またの機会に来させて頂きます。」っと帰ろうとしたその時店員さんが
「メニューの価格からゼロを1つ取ったのが金額ですっ。
(ほっ、でもオヤジギャグかい!)
*現在の価格は4000ウォンです。(2012年3月)
パルゲトッ、ジュセヨ~!(パルゲトッ、下さい!)やって来ました、来ました!ウワサの激辛ラーメン。確かに辛そ~。「パル(赤唐辛子)+ゲ(卵)+トッ(餅)=パルゲトッ」。名前からも分かるように、スプーンでスープをすくってみると、ほんとに真っ赤な唐辛子の粉末スープ。まずこのスープから・・・激辛をかなり期待していたナビにとっては「ん~、そこまでこないぞっ」というのが正直な感想。麺は韓国の太めのインスタントラーメンの麺、具はシャキシャキもやしとネギ、卵、韓国のお餅と海苔。もし辛さにギブアップの場合、たくわんの汁を入れると辛さが和らぐそうです。
そういえば、ラーメンを運んできてくれた時に発せられた「パイナップルとオリパンソッはセルフです。」という何気ない店員さんの言葉。意味がいまいち理解できないまま、指し示された方へ。そこにたくわんと水を発見。ここではたくわんをなぜか「パイナップル」、カモが水に浮かぶと水面が座布団を敷いたようになるから水を「オリ(カモ)+パンソッ(座布団)=オリパンソッ」といってるらしいです(なるへそ~)。ちなみに紙ナプキンは「イッ(口)+コルレ(雑巾)=イッコルレ」(ひょぇ~)。
トゥムセラミョンの産みの親、オーナーさん登場!こちらのオーナーは二十歳の時にこの「トゥムセ」オリジナル激辛ラーメンを開発してからなっなんと21年!明洞でひたすらラーメンを作り続けてきた方。今までテレビや雑誌のインタビューもたくさん受けてきたということで、お店のあちこちにその歴史を感じます。(ちなみにNHKの名刺もありました。)お店自体はかなり狭くて、1階にぎりぎり11~12人、2階?(社長さんいわく)は3名以上のカップル席。21年前、建物と建物の40cmのトゥムセ(隙間)に構えたラーメン屋が7坪ほどの横のスペースに移っただけ、昔の雰囲気はそのままらしいです。
移転前です
厨房をのぞいて見ると、お店が狭ければ厨房も狭い!動かずに体をねじれば全部用は足せる、考えれば合理的な厨房?!レンジの上にはナビも日本でラーメンを食べる時に使う金の鍋が並び、その手前には「 私がウワサの激辛の素ですぅえへっへえ」 といわんばかりに朱色の特性味付け唐辛子が・・・これが大量に入る訳か、はっは~。
激辛ラーメンを食した後・・・食べた時は激辛~?そうでもないじゃん!っと思ってスープも結構じゅるじゅる飲んだナビ、しかしそのあと事務所に帰る間ず~っと胃がめらめら燃えてました。ダテに激辛してませんでした!このお店はお昼時(12~13時)と夜かなり満席になるということ。以上、明洞のウワサの激辛ラーメン屋「トゥムセラミョン」からソウルナビでした。