仁寺洞でさっぱりしたおかずとコンドゥレパッをいただける韓屋レストラン!
こんにちは!ソウルナビです。健康面に気をつかった食生活は日頃からこころがけたいもの。でも忙しい日常の中、野菜を取り入れた食事をするのってなかなか難しいですよネ。食材に野菜が沢山取り入れられた韓国料理は健康的で見えるけれど、実は油を多く使い意外とコッテリなものも多いんです。今日は仁寺洞にあるコンドゥレパッ専門のレストラン「チョンソンハルメコンドゥレパッ」をご紹介しましょう。こちらは栄養バランスもよく、油控えめの数種類のおかずにコンドゥレ(高麗アザミ)のご飯が味わえる、韓国雰囲気いっぱいのお店!さっそく行ってみよ~
◆◇◆オリエンタルコリアンの仁寺洞(インサドン)に位置◆◇◆
お店があるのは仁寺洞(インサドン)。地下鉄3号線アングク(安国)駅から歩いて5分ほどの所にあります。仁寺洞といえば外国人観光客にとっては人気の観光名所。韓国伝統民芸品店や伝統茶カフェ、民俗居酒屋がいっぱいあり、いつ訪れても楽しい町。でも観光で訪れるとついついメインストリートに面したお店をながめるだけで終わりがち。でも実は、仁寺洞の裏道には隠れた名店がいっぱいあるんです。こちらのお店もひとめにつかない路地の奥にあるので、ついうっかり見逃してしまいそう!
◆◇◆ついつい長居してしまいたくなる韓国雰囲気ある店内◆◇◆
店の造りは韓国伝統の平屋作りである韓屋(ハノク)スタイル。店内には4人から6人が座れる長いテーブルが7つほどあります。壁紙にはハングルの字がかかれた韓紙(ハンジ)を使用され、小物も飾られて韓国的な雰囲気を充分感じることができます。慌しい都会の真ん中にあるのに、まるで田舎にいるような何だかホッとさせてくれる気気分。テーブル席はなく、全てオンドル席なので夏は床が冷たくて足元が涼しく、冬は床暖房でほんのりあたたかく、食事のあともついつい長居してしまいそうな居心地の良さ!
パク・スジンとキム・ウンソンの女優2人がオシャレでおいしいお店を食べ歩きする人気の韓国グルメ番組「テイスティーロード」でも紹介されたこちら。お店にはポスターと直筆サインが貼ってあります。「テイスティーロード」に取り上げられたということは、そのおいしさが。グルメに認められたという証拠!
◆◇◆基本コースのコンドゥレパッ◆◇◆
■コンドゥレパッ
机にずらっと並ぶパンチャン(おかず)に感動!12種類のおかずにトトリムッ(どんぐりの粉の寒天風)、テンジャンチゲ(味噌汁)、そして最後にコンドゥレパッが出てきます。女性ならこれだけで充分おなかいっぱいになりそうですが、3つある定食コースもオススメ。定食コースはすべてコンドゥレパッコースのメニューにチョンピョン(そば粉のクレープ巻き)がプラスされ、各メニューによって韓牛プルコギや純豆腐、カンジャンケジャン、ヤンニョムケジャンなどのおかずが追加されます。コンドゥレパッ以外にもう少し欲しい方や、ちょっと豪華な料理にしたい方は是非こちらの定食コースをチョイスしましょう!
◆◇◆健康の源コンドゥレパッを食べよう!◆◇◆
どんぶりによそわれた人数分相当のコンドゥレパッが運ばれてきます。コンドゥレは日本語では高麗アザミといい、春から夏にかけてが旬の植物。主産地は江原道(カンウォンド)の旌善(チョンソン)で、昔は餓えをしのぐための食べ物だったけれど、食物繊維を豊富に含んでいることから便秘解消などの効果があり、現在はおふくろの味や健康食に。葉の臭みもほとんどないので子供でも食べられそう。ちょっと足りない場合はおかわりもできるので、遠慮なく「トジュセヨ(もっとください)」とスタッフに申し出てみてくださいね。
◆◇◆いろいろな方法で食べるコンドゥレパッ!◆◇◆
そのまま食べても充分おいしいコンドゥレパッ。その他にもいろいろな方法で食べられています。
1.カンジャン(醤油)やテンジャン(味噌)のヤンニョム(ソース)を混ぜて食べる
ビビンパッやチャジャン麺を見てもわかるように、「混ぜて食べる」料理が多い韓国料理。おかずが残ったらビビンパ風にごはんの上にのせ、運ばれてきたカンジャン(醤油)もしくやテンジャン(味噌)を混ぜ、おはしで混ぜて食べるとまた美味!ヤンニョム(ソース)の味を上手に調節し、おいしいオリジナルコンドゥレビビンパッを作り、いただきましょう。
1.ヤンニョム(ソース)やあまったおかずがあればどんぶりに入れて
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2.まんべんなく混ぜれば完成
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2.蒸しキャベツや焼き海苔で巻いて食べる
焼肉料理を見てわかるように、「巻いて食べる」料理も多い韓国料理。蒸しキャベツや焼き海苔にコンドゥレパッんとヤンニョムをのせていただくと、さらに美味しさが増します。もちろん、おかずが残っていたら一緒に巻いてしまってOK。野菜が苦手な人でも、巻くことで別の姿と味ににあり、意外と食べることができるかも!
<蒸しキャベツ>
<焼き海苔>
1.ごはんの上にカンジャン(醤油)をこぼれない程度にかけ
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2.くるくる巻いていただきます
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いかがでしたか?野菜が苦手な方も、コンドゥレが入ったごはんをアレンジしながら楽しんでいただくと、知らない間に沢山の野菜が食べることができます。おなかいっぱいになっても油分が少ないから、あとのスケジュールに支障をきたすこともなく安心。ちなみに、お店のお水は、ファンギ(キバナオギ)とキョウサリ(宿り木)を入れて煮出したもの。是非お友達や家族と韓国的な雰囲気を健康な食事を味わってみてくださいネ。以上、「チョンソンハルメコンドゥレパッ」からソウルナビがお伝えしました~